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初心者向け!春の寄せ植えを長く楽しむコツ&おすすめの花10選!

2024/1/24

最近は春が短くあっという間に夏になってしまいますよね。そのため春の寄せ植えはできれば夏まで長く楽しむことを念頭につくるようにしたいものです。

この記事では初心者でも簡単にできるように、春の寄せ植えの長持ちする作り方のポイントや、おすすめの花などご紹介していきます。

春の寄せ植えを長く楽しむための作り方のコツ

春 寄せ植え

Photo by さのんさん@GreenSnap

最近は気候変動もあって春は一瞬、すぐに夏が訪れるという感じですよね…。そうなると春の寄せ植えもすぐに暑さでダメになってしまいます。

せっかくつくったなら長く楽しみたいもの。そこでまずは春の寄せ植えを夏まで長く楽しむ作り方のポイントをご紹介します。

開花期間が同じ植物をかためて植える

寄せ植えづくりでは生育環境と開花期間が近いものを組み合わせるのが基本ですが、いろんな花を植えたくなる春の寄せ植えでは、全ての花の開花時期を揃えるのは難しいですよね。

そんなとき、春から夏まで長くある程度スポットにかためて植えるのがおすすめ。3〜5月に咲く植物群と3月〜9月に咲く植物群を別々のスポットに植えれば、初夏に枯れたスポットだけ夏用の花に植え替えることができるので、簡単に季節の変更ができますよ。

土の排水性を上げるとよし!

春の寄せ植えを長く楽しむとなれば、気温が高くなる春後半や夏以降でも蒸れないよう、土の排水性を通常よりもあげておくのがおすすめです。

市販の草花用培養土に、さらにパーライトなどの排水性をあげる資材を1割くらい混ぜて植えるといいです。また、1年間効果が持続する緩効性肥料も規定量土に混ぜておくと、のちのち肥料をやるのも楽になりますよ。

株間をあけて植える

春の寄せ植えでは株間をややあけて植えると、ぐんぐん成長したときに株同士が混み合わず、蒸れ防止になるので病害虫が発生しにくくなって長く楽しめます。

春は植物の成長速度も早いので、寄せ植えした直後はややスカスカに感じても、すぐにボリューム満点の見応えのある寄せ植えになりますよ。

春の寄せ植えをおしゃれにするコツは?

パステルカラーの花色を組み合わせる

春の寄せ植えではカラフルさをテーマにしてみるとおしゃれです。春カラーといえばピンク&白や、ピンク&黄色ですが、もっといろんなカラーを使いたいときはトーンを合わせるのもおすすめです。

たとえばパステルカラーと呼ばれる、少し白みがかったクリーム色や水色の花を組み合わせることで、柔らかく春らしい暖かな雰囲気の寄せ植えになります。

ハーブを組み合わせる

春の寄せ植えは花だけでなく、とくに香りも楽しめる春ハーブを取り入れると、見た目でだけなく香りも楽しめる春の庭づくりが叶います。カラーリーフとしてだけでなく春に開花するハーブも多いので、以下のようなハーブを組み合わせてみるのがおすすめです。

  • ミント系
  • ラベンダー系
  • ローズゼラニウム
  • ティーツリー

春の寄せ植えにおすすめの花10選

ここからは春の寄せ植えにおすすめの花10種類をご紹介します。どの花も乾燥と程よい日当たりを好む(直射日光と西陽はNG)ので、一緒に組み合わせても元気に育ちますよ。

ネモフィラ

開花時期:3〜5月

ネモフィラは爽やかなブルーが特徴の花で、次々と開花するので花持ちもいいです。ネモフィラを主役に寄せ植えするのもいいですし、草丈が低めなので寄せ植えでは縁取りにも合いますよ。ただし、長雨に弱いのでできれば軒下などで楽しむといいです。

ローダンセマム

開花時期:5〜7月

ローダンセマムは、小さな黄色の花が特徴で、寄せ植えの中で明るいアクセントになります。花持ちも良く、コンパクトな成長で周りの花とのバランスを取りやすいですよ。

オステオスペルマム

開花時期:4〜6月

オステオスペルマムは菊に似た花を咲かせ、白やピンク、紫など多彩な色が楽しめるので、カラーを印象的に取り入れたいときにはとても使い勝手がいいです。寄せ植えの中心に配置すると春らしさが際立ちます。

ガーベラ

開花時期:3〜11月

鮮やかな色と大きな花が特徴のガーベラは、寄せ植えの主役にぴったりです。日当たりと水はけの良い場所で育てると、長い期間花を楽しむことができます。ただし、強風には注意が必要なので、背の高いコニファーなどと一緒に植えると風除けになっていいです。

ルピナス

開花時期:5〜6月

ルピナスは大きな縦長の花穂が美しい植物で、寄せ植えでは高さを出すための背景にぴったりです。ルピナスを鉢の中央に植えて全体を円錐形の形に背の順で植えたり、鑑賞方向を決めて三角形になるように植えてくのもいいですね。

ネメシア

開花時期:4〜6月

ネメシアは一株から小さな花が密集して8つほど咲く見応えのある植物です。草丈は20〜30cmと比較的高めなので、寄せ植えの中間を埋めるのにぴったりですよ。カラフルな花色や複色カラーも多いので、カラーをうまく取り入れたいときにおすすめします。

パンジー・ビオラ

開花時期:11〜5月

パンジーとビオラは冬のイメージがあるかもしれませんが、初夏ごろまで咲くので春の寄せ植えでも人気の高い植物です。多彩な色合いと表情豊かな花が魅力で、寄せ植えのどこに置いても映えます。花の大きさによって主役、脇役と使い分けもしやすいですよ。

シレネ・ユニフローラ

開花時期:4〜5月

シレネ・ユニフローラは、繊細なピンクの花を咲かせる植物で、寄せ植えに春のロマンティックな雰囲気を加えます。斑入りのこんもりとした葉も特徴的でカラーリーフとしても使え、隙間埋めにもぴったりです。

スイートアリッサム

開花時期:3〜11月

スイートアリッサムは白や紫の小花を密に咲かせる植物で、草丈が低いので寄せ植えの縁取りや隙間埋めにぴったりです。密生する性質があり、地面を覆うように広がります。耐寒性もあるので早い時期の春の寄せ植えにはぴったりです。

フランネルフラワー

開花時期:3〜5月

フランネルフラワーは、その名の通りフランネルのようなマットで柔らかな触感の花が特徴です。淡い色合いの花は寄せ植えに優しい雰囲気をもたらし、主役としても脇役としても活躍します。花持ちも比較的良く、春の寄せ植えを長く楽しむことができます。

春の寄せ植えを長持ちさせる管理のコツ!

水やりは毎朝が基本!

土の排水性を上げた分、春の寄せ植えの水やりは毎朝するのを基本にするといいです。とはいえ、何も考えずルーチン的に水やりするのではなく、必ず表土が乾いていることを確認して水やりするようにしましょう。

こまめに花がら摘みや剪定をする

春は花にとってだけでなく、害虫や病原菌も活発になる時期です。ほとんどの病害虫は蒸れが原因で発生するので、定期的な花がら摘みや剪定をして蒸れ対策をしていきましょう。

おしゃれな春の寄せ植えをつくってみよう!

春の寄せ植えは色使いを意識してみるのと、バスケットなどの自然素材の鉢を使って植えるのがおしゃれに見せるポイントです。この記事でご紹介したような花を組み合わせて、ぜひおしゃれな春の寄せ植えをつくってみてくださいね!