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ほうれん草の収穫時期はいつ?根を残すともう1回採れるって本当?

2024/6/12

ほうれん草は、葉物野菜のなかでもとくに育てやすく、プランターでも栽培できるので家庭菜園にとても人気があります。季節を問わず収穫され流通していますが、冬が旬でより甘味があるほうれん草が収穫できます。

この記事では、ほうれん草の収穫時期や家庭菜園で育てている方、必見の収穫方法などを解説します

ほうれん草の収穫時期はいつ?

ほうれん草

Photo by 週末だけ野良人ISOさん@GreenSnap

ほうれん草は、春まきの3月中旬〜4月中旬頃と秋まきの9〜10月頃に種まきをします。ほうれん草は生育が早く、種まきから約30〜50日後に収穫ができます。

春まきの場合は気温が上がってくると花茎が伸びる「トウ立ち」をして味が落ちてしまうので、5月中旬までには収穫を終えるのがポイントです。一方、秋まきの場合は、霜が降りる前、10月下旬までを目安に収穫しましょう。

ただし、「冬締め」といって、10月中旬ごろに種まきを行い、翌年20cmほどまで成長したほうれん草を2〜3週間ほど寒さに当てて、より甘くて美味しいほうれん草を収穫する方法もあります。

ほうれん草の収穫方法

ほうれん草の収穫方法は、葉が20〜25cmほどに育ったら、根ごと引き抜くか、ハサミで根元から切り取って収穫します。ほうれん草の赤みのある部分がとくに甘味が強いです。

根を残すともう1回採れるって本当?

根を残しても葉を全て刈り取ってしまうと、再び収穫することはできません。繰り返し収穫したい場合は、大きくなった葉から順番に摘み取って収穫をしましょう。そして、小さかった葉が生長して収穫サイズになったら摘み取る作業を繰り返していきます。株元から丁寧に一枚ずつ摘み取るのがポイントです。

一つの株からたくさん長く収穫ができるので、家庭菜園で小さな畑やプランター栽培している方におすすめの収穫方法です。

収穫したほうれん草の保存方法

冷蔵保存

収穫したあとのほうれん草は乾燥に弱いです。生のままで冷蔵保存する場合は、株元を5〜10分ほど水につけたあと、キッチンペーパーや新聞紙で株元を包み、ビニール袋に入れて口をゆるく閉めます。この状態で冷蔵庫の野菜室に立てて入れて、約3〜7日ほど保存できます。

冷凍保存

冷凍保存では、茹でてから冷凍するのがおすすめです。茹でてから冷凍することでほうれん草の働きが止まり、栄養素がそのまま残ります。

冷凍保存の方法は、流水で洗ってしっかりと土を落としたあと、沸騰したお湯で30〜40秒茹でて水気を絞ります。食べやすい大きさに切ったら、ラップや保存袋に入れて冷凍庫に入れ、約1ヶ月ほど保存ができます。

調理をする際は、凍ったままフライパンや鍋に入れて使います。また、自然解凍したい場合は、前日に冷蔵庫に移して解凍してください。

ほうれん草を収穫しよう!

ほうれん草は、種まきから30〜50日程度で収穫ができます。生育が早いので、1シーズンで種まき〜収穫まで2〜3回ほど繰り返すこともできますよ。また、保存方法を覚えておくことで、自分で育てた新鮮で美味しいほうれん草を無駄なく楽しめますね。