【スノードロップの花言葉】怖い意味もある?花を贈っても大丈夫?
2023/4/19
白い雫のように見え、どこか地面に謝っているようにも見えるスノードロップには、ポジティブ・ネガティブ双方の花言葉をもっています。今回はスノードロップの花言葉と特徴、怖い意味の有無やギフトにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。
ご家族やご友人へのフラワーギフトにスノードロップを検討中の方は、この機会にしっかりとチェックしておきましょう。
スノードロップの花言葉
Photo by ブッキーさん@GreenSnap
スノードロップの花言葉は「希望」「慰め」「切ない恋愛」です。これらは旧約聖書に由来するといわれています。
禁断の実を食べてしまい、エデンの園を追い出されたアダムとイヴ。寒空の下で体を震わせていると、空から舞う雪を天使がスノードロップに変えて、彼らを勇気づけたことにちなんでいます。
スノードロップの花言葉には怖い意味もある?
スノードロップの花言葉には「希望」といったポジティブな花言葉がある一方で、「あなたの死を望みます」という怖い花言葉もついています。
これは一部のイギリスに伝わる物語に由来します。死んでしまった恋人の体にスノードロップを供えると、たちまち雪の雫に変わったそうです。この物語から、スノードロップは死の象徴とされ怖がられているのです。
とはいえ、アダムとイヴを勇気づけたといったギリシャ神話によって「希望」といったポジティブな花言葉もあるので、深く気にする必要はないと言えるでしょう。
ギフトに贈るのが心配、と悩む方は、メッセージカードなどを添えて気持ちを一言書いておくと誤解のないギフトになるでしょう。
スノードロップとはどんな花?
Photo by ふくちゃんさん@GreenSnap
ヒガンバナ科マツユキソウ属に属する多年草の植物です。草丈は5~30cmほどに成長し、1~3月と極めて寒い時期に見頃を迎えます。
楕円形の花びらが下向きにつき、どこか謝っているようにも見えます。とても愛らしいその姿は、世界各国でも多くの人に親しまれています。
日本ではエルウェシー種がスノードロップとして親しまれていますが、本来は近縁のニバリス種といわれています。なお、スノードロップはヒガンバナ科に属するため、球根に有毒物質があります。ユリ根と誤認して食べると腹痛や嘔吐などを引き起こすので、取り扱いには十分注意しましょう。
スノードロップの花はお祝いのプレゼントにおすすめ
ポジティブな花言葉をもつスノードロップは、お祝いのプレゼントにもおすすめです。ここでは特におすすめのお祝いシーンを2つご紹介します。
誕生日
誕生日プレゼントにスノードロップはおすすめです。スノードロップは1月1日、1月7日、1月16日、2月2日、2月26日の誕生花なので、1月~2月生まれの誕生日プレゼントにぴったりです。
開花時期や流通時期も1~3月なので、見頃を迎えきれいに咲いたスノードロップを贈れるでしょう。
ただし、誕生日などのお祝いに植物を贈るときは、相手のご家庭に配慮しましょう。ヒガンバナ科の植物には、花や葉、根などに有毒物質をもつ品種が多くあります。ペットを飼っていたりちいさい子どもを育てていたりすると、知らないうちに口にしてしまうことも少なくありません。
スノードロップを贈るときは、メッセージカードなどに毒があることを一言添えると安心して渡せますよ。
母の日
母の日のプレゼントにもスノードロップはおすすめです。流通時期が合えば、ブーケにアレンジして贈ってもすてきですよ。
緑と白のコントラストが美しいので、ハーブやカスミソウ、バラやカーネーションなどと合わせて花束にすれば、いつまでも心に残るギフトになるでしょう。
スノードロップの花言葉と花を贈ろう♪
Photo by りょうさん@GreenSnap
スノードロップにはさまざまな逸話によってポジティブ・ネガティブな花言葉がついています。球根には有毒物質もあるので、ギフトに選ぶときはメッセージカードに取り扱いには注意してほしいことを添えると親切ですよ。
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