【シレネの種類図鑑】和名と英名の違いや人気の品種とは?
2024/1/11
シレネは、初夏~夏にかけてかわいらしい花を咲かせる植物です。花姿などは種類によって大きく違い、楽しみ方もさまざま。ピンク色や白色など花色のバリエーションも豊富で、お庭をすてきに彩ってくれますよ。
今回はそんなかわいらしいシレネの種類について、人気品種から希少種まで詳しくご紹介します。
シレネとはどんな花?
Photo by miku-reiさん@GreenSnap
シレネは北半球を中心に生息するナデシコ科の宿根草です。初夏~夏頃に見頃を迎える種類が多く、ガーデニングなどに人気があります。寒さに強い特徴があり、地植えはもちろん、鉢植えなどでも育てられますよ。
シレネは日当たりがよい環境でよく育ち、地植えの場合は水やりはとくに必要ありません。鉢植えでは、土が乾燥したらたっぷり水やりしましょう。シレネの育て方は難しくないので、初心者の方でも育てやすいですよ。
シレネにはどんな種類がある?
シレネの種類は世界中に約300品種以上あるとされ、種類によって特徴が違います。一重咲きや八重咲き、釣鐘型など、さまざまな咲き方が楽しめますよ。一年草や多年草などの特徴もそれぞれで、自生する場所も異なります。
また、シレネには両性花や雌雄異株、いずれかの特徴を持つ種類があります。そのほか、ブルガリス種やシャフタ種などの種類があり、特徴もそれぞれなんです。
ここからは、シレネの種類について詳しく紹介します。ぜひともお気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
主なシレネの種類
シレネ・ユニフローラ
Photo by ソラナムさん@GreenSnap
シレネ・ユニフローラは、釣鐘型の花姿をしたシレネです。淡いピンク色や白色の花を咲かせ、かわいらしい雰囲気ですね。ユニフローラにはいくつもの品種がありますが、代表品種はナッキーホワイトがよく知られています。
シレネ・ブルガリス
Photo by mikiさん@GreenSnap
シレネ・ブルガリスは、ユニークな花姿をしたシレネです。白色とピンク色の花色がかわいらしく、一度にたくさんの花を咲かせますよ。シレネ・ブルガリスは丈夫な植物で、切り花としても人気です。
シレネ・スワンレイク
Photo by つぶあんさん@GreenSnap
シレネ・スワンレイクは、白い花がかわいらしいシレネです。八重咲き品種で、シルバーグリーンの葉がきれいですね。シレネ・スワンレイクは下に垂れ下がりながら成長し、鉢植えなどで育てると楽しめますよ。
シレネ・ファイヤーフライ
Photo by むーちゃんさん@GreenSnap
シレネ・ファイヤーフライは、鮮やかなピンク色の花がかわいいシレネです。レッドキャンピオンなどの品種が有名で、珍しい八重咲きの花が楽しめますよ。シレネ・ファイヤーフライは、大株に成長するとたくさんの花を咲かせます。
シレネ・ピンクパンサー
Photo by ゆうちいさん@GreenSnap
シレネ・ピンクパンサーは、ピンク色の花を咲かせるシレネです。別名「カロリニアナ」とも呼ばれ、横に広がりながらぐんぐん成長していきます。シレネはたくさんの種をつけるので、こぼれ種で自然と増えますよ。
シレネ・ピーチブロッサム
Photo by Mの森さん@GreenSnap
シレネ・ピーチブロッサムは、淡いピンク色の花がかわいらしいシレネです。八重咲き品種なので、華やかな雰囲気が感じられます。シレネ・ピーチブロッサムは枝がぐんぐん成長し、ハンギングバスケットなどでも楽しめますよ。
シレネの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
シレネは初夏~夏の時期に花を咲かせる植物。花姿などの特徴は種類ごとに違い、かわいらしい花が魅力的ですね。シレネは地植えや鉢植えなどで楽しめ、ぜひともお気に入りの種類を見つけてみてください。
ご興味があれば、ぜひともシレネを育ててみてはいかがでしょうか。