9月に植える野菜|プランターで初心者も簡単に育てられる野菜8選
2024/8/27
秋の訪れを感じさせる9月。この時期は夏野菜の収穫が一段落し、次の作物を植える準備をする時期でもあります。
だんだんと気温が下がり、春よりも害虫が少なくなる秋は、実は家庭菜園を始めるのにぴったりの季節です。今回は、9月に植えるおすすめの野菜を紹介します。
9月に植える野菜のおすすめは?
9月はまだ残暑が残る季節であり、長雨による病気の心配もあるため、植える野菜を選ぶことと、適切なお世話が大切です。初心者でも挑戦しやすい9月向きの野菜を、品種ごとに紹介しましょう。
大根
Photo by しおんさん@GreenSnap
大根は煮物やサラダ、薬味など様々な料理で人気の野菜です。種まきの時期は、春まきでは4月上旬〜5月上旬、秋まきでは8月下旬〜10月上旬です。収穫までは2カ月〜3カ月ほどです。プランターで育てられるミニダイコンや、早めに収穫できる早生種も人気です。
サニーレタス
Photo by まささん@GreenSnap
サニーレタスは葉先が赤紫色に染まり、葉脈に沿って縮れているのが特徴的なリーフレタスです。苦味がほとんどなく、さっぱりとした味わいが人気です。種まきの時期は3月下旬〜4月上旬と9月下旬〜10月上旬の2回あり、種まきから約2ヶ月で収穫できます。
白菜
Photo by chocolateさん@GreenSnap
白菜は、やや甘みのある上品な味わいで、煮物や鍋料理、漬物などさまざまな料理に使われます。種まきの時期は8月下旬〜9月上旬で、この時期に種をまき育苗した苗を9月下旬〜10月上旬に植え付けます。種まきから2カ月〜3カ月ほどで収穫できます。
ネギ
Photo by しま農研さん@GreenSnap
ネギ類は9月が植え付けの時期です。種まきの時期は3月下旬〜4月上旬と8月下旬〜9月上旬の2回あり、この時期に種をまき育苗した苗を定植します。長ネギ、九条ネギ、エシャロットなど、さまざまな種類を選べます。密植できるので家庭菜園でも育てやすく、料理の彩りや香りづけにも重宝します。
ニンニク
Photo by きっぺぇさん@GreenSnap
ニンニクは9月中旬〜10月下旬が植え付けの時期です。寒さに強い作物なので、冬を越して翌年の5月下旬〜6月頃に収穫できます。にんにくは保存性が高く、料理のアクセントとしてだけでなく、滋養強壮効果も期待できる万能な野菜です。十分に肥えた土で育てましょう。
ジャガイモ
Photo by みさちゃんさん@GreenSnap
ホクホクした食感が美味しいジャガイモは、品種を選べば秋にも植えられる野菜です。春まきでは3月下旬〜4月上旬、秋まきでは8月下旬〜9月中旬に種イモを植え付けます。この時期に種芋を植え付けると、春まきは5月下旬〜6月上旬、秋まきでは11月下旬〜12月頃に収穫できます。
カブ
Photo by ミツバチさん@GreenSnap
根菜と葉菜の両方が食べられるカブは、離乳食にもおすすめの食材です。種まきの時期は、春まきでは3月下旬〜4月上旬、秋まきでは9月上旬〜10月中旬で、1カ月ほどで収穫できます。プランターでも気軽に育てられるので、初心者さんでも育てやすい野菜です。
ルッコラ
Photo by kikuchixさん@GreenSnap
独特のピリッとした辛味と苦味、そしてゴマのような香ばしい風味が特徴のルッコラは、サラダはもちろん、パスタやピザのトッピングとしても人気があります。種まきの時期は、春まきでは3月下旬〜5月上旬、秋まきでは8月下旬〜12月ごろまでです。約1カ月半で収穫を迎えられます。寒暖の差が大きい時期に育てると、風味が一層引き立ちます。
9月に植える野菜は台風に注意!
9月は秋雨の影響で病害が発生しやすい時期です。9月に植える野菜は、多湿を嫌うものが多いため、土の水はけをよくしたり、追肥を控えめにするなどの対策が必要です。また、昼夜の寒暖差が大きいので、種まきや植え付けの時期を見計らう必要があります。こまめな水やりと病害虫対策を心がけましょう。