シャコバサボテンの種類|デンマークカクタスやカニサボテンとの違いは?
2025/6/2
色鮮やかな美しい花を咲かせるサボテンとして有名なシャコバサボテン。丈夫で育てやすいため、園芸初心者にも人気のシャコバサボテンは、種類によって色や開花時期など違いがあります。
今回はそんなシャコバサボテンの種類について、人気品種から珍しい品種まで詳しくご紹介します。ぜひ、お気に入りのシャコバサボテンを見つけてみてくださいね。
シャコバサボテンとは?
Photo by 月下美人②さん@GreenSnap
シャコバサボテンはトゲのない鮮やかな花を咲かせる
シャコバサボテンは、シュルンベルゲラ属に分類される観賞用サボテンの一種です。冬になるとトゲのない鮮やかな花を咲かせるのが特徴の一つ。10月から1月に開花し、赤・白・ピンク・黄色など色のバリエーションが多いため、鉢花としても人気があります。
また、トゲはありませんが、葉のフチはギザギザしていて、葉が薄い姿がお寿司のシャコに似ていることから、その形がシャコに似ていることから名付けられました。
森林に自生し、乾燥に強く日陰でも育つため、室内でも育てやすいため、初心者にも人気があります。
デンマークカクタスとカニサボテンの違い
園芸的には「デンマークカクタス」や「カニサボテン」と呼ばれる品種がありますが、いずれも「シャコバサボテン」と総称されます。
デンマークカクタスとカニサボテンの違いは、デンマークカクタスは茎のギザギザが鋭く、横または上向きに花が咲くのに対して、カニサボテンは茎のギザギザがやや丸く、花がやや下向きに咲きます。
シャコバサボテンにはどんな種類がある?
シャコバサボテンは、現在約100種類あるといわれています。品種改良によって多くの品種が生まれ、開花時期によって、早咲き・普通咲き・遅咲きと分かれており、さまざまな色のシャコバサボテンを楽しめますよ。
また、交配種が多いシャコバサボテンは育てていくうちに、花色が変わることもあります。毎年花色がどうなるのか、写真を撮って変化を楽しむのもおすすめですよ。
ここからは、シャコバサボテンについて種類ごとに詳しく紹介します。シャコバサボテンの特徴などは種類によって違うので、ぜひともお気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
シャコバサボテンの種類図鑑
ダークマリー
Photo by さくらsakuraさん@GreenSnap
ダークマリーは、早咲きの濃い赤がエネルギッシュな印象のシャコバサボテンです。赤い花は華やかで存在感があり、成長すると大型になるため、大きな鉢植えで育てるのがおすすめですよ。
チタホワイト
Photo by みどり☆さん@GreenSnap
チタホワイトは、真っ白の花びらに中央が淡いピンク色が可憐でかわいいシャコバサボテンです。愛知県の南知多で改良された品種で、分枝力が強く、たくさんの花を咲かせます。
スーパー・ケーニガー
Photo by えまさん@GreenSnap
スーパー・ケーニガーは、薄いオレンジ色の大きな花が特徴のシャコバサボテン。丈夫で育てやすく、茎が太くてよく分岐するため、鉢植えで育てるのがおすすめですよ。
エバ
Photo by *naomi*さん@GreenSnap
エバは、ピンク色の花がたくさん咲く華やかな種類のシャコバサボテンです。分岐力が強く、寒い冬に元気な花をみると気持ちまで明るくまれますよ。
ホワイトクリスマス
ホワイトクリスマスは、白い花びらで中心が淡いピンク色の遅咲きのシャコバサボテンです。遅咲きの品種は、シャコバサボテンの仲間であるカニサボテンの交雑種などが多く、葉の特徴もカニサボテンによく似ています。
ピンクローズ
ピンクローズは、バラのように咲く珍しい種類のシャコバサボテン。枝が上に伸びる立ち性で、蕾の形がおもしろく、開花する様子を楽しみながら育てられます。
ノリス
ノリスは、真っ赤なワインカラーの花が鮮やかな遅咲きのシャコバサボテンです。クリスマスカラーのような赤と緑のコントラストがきれいで、クリスマスの時期にぴったりですよ。
コンペイトウ
Photo by 豊明花き株式会社さん@GreenSnap
コンペイトウは、名前の通りお菓子の金平糖によく似た花が特徴のシャコバサボテンです。
花の色も赤・白・ピンク・黄色など豊富で、早咲きや遅咲きの種類もさまざまですよ。
シャコバサボテンの種類と違いを見分けよう!
シャコバサボテンは、丈夫で育てやすく、色鮮やかな花が魅力でインテリアとしても人気があります。種類によって花が咲く時期や色なども違い、寒い冬に鮮やかで美しい花を咲かせますよ。
GreenSnapSTOREでは、さまざまなシャコバサボテンを多く取りそろえています。
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