サンカヨウの花言葉に怖い意味はある?スケルトンフラワーの秘密とは
2025/2/7
サンカヨウは高山地帯の湿地に自生する小さな白い花を咲かせる多年草です。雨に濡れると透明になる不思議な姿が特徴があり、その美しい姿は見る人を魅了します。今回はサンカヨウの花言葉の意味や由来、花の特徴などを詳しく解説していきます。
そもそも、サンカヨウとはどんな花?
別名、スケルトンフラワー。
サンカヨウは、高山地帯の湿地に自生する小さな白い花を咲かせる多年草です。花径は約2cmほどで、6枚の花弁があり、雨に濡れると透明になる不思議な姿が特徴です。開花期間は短く、1週間ほどで散ってしまいます。
大きな葉と小さな葉が対になっているのも目を引く形態です。珍しい姿から「スケルトンフラワー」の別名もあり、SNSでも話題になっています。
雨に濡れると、なぜ透明になるのか。
濡れていないサンカヨウの花びらは白く見えますが、そもそもこれは白い色素によるものではなく、花びらに含まれる気泡が乱反射していることで、白く見えているだけなのです。
雨が降ると、その水分が花びらから細胞の中へ入り、光の乱反射が起きにくい状態になっり、透明な状態になります。
つまり、雨に濡れると透明になるのではなく、そもそもが透明な色をしているという、とても不思議な花なのです。
サンカヨウの花言葉とは?

Photo by ゆきたろうさんさん@GreenSnap
「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」
そんなサンカヨウの主な花言葉は、「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」です。
これらは、サンカヨウの小さな白い花の可憐な姿や、雨に濡れると透明になる不思議な特徴から生まれました。
「親愛の情」は愛らしい花から、「幸せ」は珍しい透明な姿に出会えた喜びから、「清楚な人」は純白の花びらから連想されたとされています。
サンカヨウの花言葉には怖い意味がある?
サンカヨウの花言葉には怖い意味はありません。サンカヨウの主な花言葉は「親愛の情」「幸せ」「清楚な人」「自由奔放」といったポジティブな意味が込められています。これらの花言葉は、サンカヨウの可憐な花姿や、雨に濡れると透明になる不思議な特徴から生まれたものです。
サンカヨウは何月何日の誕生花?
サンカヨウは6月21日の誕生花に指定されています。
サンカヨウの名前の由来と意味は?
サンカヨウの名前の由来は、主に2つあります。1つ目は、サンカヨウの葉がハスの葉に似ていることから、ハスの葉を意味する「荷葉(カヨウ)」が名前の一部になりました。2つ目は、サンカヨウが山地に自生することから、「山」が付けられました。つまり、「山の荷葉」という意味から、サンカヨウの和名「山荷葉」が生まれたのです。
サンカヨウ(スケルトンフラワー)の花言葉を贈ろう!
雨に濡れると透明になる美しい花「サンカヨウ」は花言葉も素敵なものばかりです。高山に咲く花ですので、なかなか身近に見ることはできませんが、実物ではなく、花言葉は絵で贈っても素敵です。大切な人への気持ちを込めてサンカヨウの花言葉を贈ってみてはいかがでしょうか。