【サンダーソニアの花言葉】怖い意味や「助けて」という意味はある?
2025/9/8
オレンジ色でちいさなランタンのような花をつけるサンダーソニアには、心温まる花言葉がたくさんついています。今回は、サンダーソニアの花言葉をご紹介します。
【サンダーソニアの花言葉】怖い意味はある?
Photo by 雷藏くん✩.*˚さん@GreenSnap
「祖国を想う」「望郷」「愛嬌」「福音」
サンダーソニアの花言葉は「祖国を想う」「望郷」「愛嬌」「福音」です。
「祖国を想う」「望郷」は、祖国に思いを馳せる入植者の気持ちが由来です。「愛嬌」はランタンのようなかわいらしい花に、「祈り」「福音」は、サンダーソニアの別名「クリスマスベル」からつけられました。ちなみに福音とは、いい知らせのことです。
なお、怖い意味の花言葉はついていません。
サンダーソニアには「助けて」の裏花言葉があるって本当?
サンダーソニアの花言葉に「助けて」という意味があるということは、一般の辞典や花言葉事典には見られません。おそらく「望郷」「祈り」といった意味合いから、解釈として“助けや救い”のニュアンスで語られることがあるのでしょう。
この「祖国を想う」「望郷」という花言葉は、入植者がサンダーソニアの原産国である南アフリカで動植物を乱獲し、サンダーソニアの野生種を見かけなくなったことに由来します。
サンダーソニアを含む、乱獲された動植物の祖国を想う気持ちや無念が、これらの花言葉に通じているのではないかと考えられています。
フラワーギフトにサンダーソニアを選ぶときは、花言葉によって相手に誤解を与えないよう、メッセージカードを添えるといった工夫を取り入れるとよいでしょう。
サンダーソニアとはどんな花?
Photo by こじゅわいさん@GreenSnap
サンダーソニアはユリ科サンダーソニア属に属する非耐寒性球根の植物です。開花時期は6~7月で、最盛期は6~10月までといわれています。花持ちは5~10日とやや長く、ランタンのようなちいさな花をたくさんつけます。ユリ科とされていますが、イヌサフラン科といわれることもあります。
別名のクリスマスベルや、チャイニーズランタンリリーと呼ばれることも多く、フラワーギフトとして人気の高い植物です。
サンダーソニアの花言葉を贈るならこんなシーンがおすすめ
オレンジ色で人目を引くかわいらしい花が魅力的なサンダーソニアは、お祝いシーンのプレゼントにもおすすめです。
ここではとくにおすすめのシーンを3つ紹介します。サンダーソニアをフラワーギフトに検討中の方は参考にしながら選んでください。
開業・開店祝い
サンダーソニアは開業・開店祝いのプレゼントにおすすめです。"喜ばしい"や"いい知らせ"といった意味の「福音」が花言葉なので、開業・開店した方へ「喜ばしいできごとがたくさん訪れますように」といった願いが、サンダーソニアによって伝わるでしょう。
ただし、開業・開店祝いで植物を贈るときは、サイズ感に注意してください。あまりに大きなものだと置き場所に困る恐れがあります。オフィスやお店の広さや、置いても邪魔にならないよう、サイズ感に注意しながら喜びそうなものを選びましょう。
出産祝い
サンダーソニアは「福音」「愛嬌」といった花言葉もあるので、出産祝いのプレゼントにもおすすめです。
しかし、赤ちゃんが産まれてまもなくの頃は、お母さんは赤ちゃんにつきっきりです。新生児期はとにかく忙しいので、気軽にかわいらしい花が楽しめるブーケやプリザーブドフラワーを贈るとよいでしょう。
母の日
サンダーソニアは「望郷」といった花言葉もあるので、母の日のプレゼントにもおすすめです。「望郷」の意味は"故郷を懐かしんで、思いを馳せること"です。遠く離れた母親を懐かしむと同時に、ちいさい頃に思いを馳せるときは、サンダーソニアの鉢花やブーケを贈るとよいでしょう。
サンダーソニアの花言葉を贈ろう♪
今回はサンダーソニアの花言葉とプレゼントにおすすめのお祝いシーンをご紹介しました。怖い意味はないものの、一説では悲しいできごとによってついたとされる花言葉もあります。
庭先に咲いたサンダーソニアを誰かに手渡したり、フラワーギフトに選んだりするときは、お相手に誤解を与えないよう親しい人に留めるほか、メッセージカードを添えた上でプレゼントすることをおすすめします。
地植えでも鉢花でも育てやすいサンダーソニアを、ぜひこの機会に楽しんでみてください。