セントポーリアの増やし方!かんたんな葉挿しの方法とは?
2023/11/16
セントポーリアは多年草ですが葉挿しでも増やすことができます。葉挿しとは葉を直接土に挿して芽を増やす方法のことですが、セントポーリアは多年草ながら「葉挿し」で株を増やしていくことができます。今回はその方法とコツなどをご紹介します。
セントポーリアの増やし方
Photo by 仁さん@GreenSnap
セントポーリアで葉挿しをする場合は、葉だけを用いるのではなく、1cmほどの茎を残した葉を使って葉挿しをしましょう。葉は中くらいの大きさがベストです。葉挿しをするときは、葉柄の付け根まで土にしっかりと埋まるように挿すことがポイントです。そしてやや暗めの場所に置き、土を乾かさないように管理することが育て方のコツです。
セントポーリアの葉挿しに適した時期
葉挿しをする時期は、4~6月頃が適しています。気温が18℃以上になってから行います。暑すぎる真夏や寒すぎる真冬には葉挿しは失敗しやすいです。しかし室内で葉挿しをする場合は、室内温度が18℃以上に保たれている状態であれば、いつでも葉挿しをおこなうことは可能です。
セントポーリアの葉挿しの方法
Photo by ちゅう。さん@GreenSnap
セントポーリアを葉挿しで増やしていく場合、新芽の本葉が5〜6枚出てきた頃、用土を乾き気味にしてからセントポーリアの株を抜き取ります。用土が湿ったままですと、セントポーリアの根を傷めてしまうことがあるので、必ず乾き気味の状態で鉢上げしましょう。その状態のまま、挿し穂をそっと取り外して、小さな子株だけを新しい用土に植え付けます。
準備するもの
手順
葉挿しの手順についてご説明します。
- まずはセントポーリアの葉を葉柄を1〜2cmほどつけた状態で切り取ります。
- 珪酸塩白土を混ぜたバーミキュライトに葉柄が全て埋まるように挿します。
- 水差しで軽く土を濡らしておきます。(これで葉挿しは完了)
葉の切り方は、まず葉の表面を上向きにして、茎を2cm前後残し、切断面を上向きにして45度の角度を付けて鋭利な刃物を使ってカットします。切り口を斜めにカットすることで、根や苗が伸びやすくなります。
セントポーリアの葉挿しをしたあとの管理方法
セントポーリアの葉挿しをしたあとは、用土の表面が乾いてきたら霧吹きなどで水分を補いましょう。ただし、ので、水のやりすぎには注意しましょう。また施肥は葉挿しから1週間以上経ってから与え始めます。
セントポーリアの増やし方は「葉挿し」がおすすめ!
セントポーリアを株で増やす場合は、気温が極端に高い真夏や寒すぎる真冬を除いて、おこなうことができます。土を乾燥させないこと、また水のやりすぎなどに注意して葉挿しに挑戦してみましょう。