【万年青の花言葉】縁起もので引っ越し祝いに人気?怖い意味はある?
2024/8/7
葉を観賞するための植物として、日本で古くから親しまれていた万年青。4~6月にクリーム色の花(肉穂花序)をつけ、11~12月にはこの肉穂花序が変色し、赤や黄色のずっしりとした実をつけることもあります。
今回はそんな万年青の花言葉と特徴、プレゼントにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。
万年青の花言葉
万年青の花言葉は「長寿」「長命」「母性の愛」「崇高な精神」です。
従来の観葉植物と異なり、万年青には葉を落とす習性がありません。そのような特徴から命や精神にまつわる花言葉がつけられました。
なお、万年青には怖い花言葉は一切なく、縁起のいい花言葉が多いとされているため、縁起物としても重宝されています。
万年青の縁起がいいといわれる理由は花言葉だけじゃない!
初代天皇でもあった神武天皇が、万年青を抱えながら日本を創造したともいわれるほど、古くから日本でも親しまれてきた万年青。1000年前の日本の薬草書にもその名は記載されていることから、アジアでは古くから親しまれている植物だったといえます。
そんな万年青は別名「緑起草」とも呼ばれるほど、縁起がいい植物として扱われてきました。
そのルーツは戦国時代に遡ります。関ヶ原の戦い後の1612年、舞台は徳川家康のいる江戸です。
大きな戦を終えたあとから着工を進めていた徳川幕府の象徴ともされる「江戸城」の本丸がついに完成し、徳川家康は家臣から3鉢の万年青を祝いの品として受け取り、大切に飾っていたそうです。
その後、江戸幕府は数百年にまで栄華を極めたことから、大変縁起の良い植物といわれるようになりました。
万年青は引っ越し祝いのプレゼントなどにおすすめ
Photo by 田舎のRinko.さん@GreenSnap
徳川幕府とのエピソードや花言葉によって、万年青はお祝いシーンにはぴったりの植物と言えます。ここではプレゼントに特におすすめしたい3つのシーンをご紹介します。
引っ越し祝い
万年青は引っ越し祝いにおすすめの植物です。徳川家康の江戸城本丸完成時に受け取ったエピソードにも通じるように、移転祝いや改築祝いなどにもおすすめです。
ただし、新しい場所に大きなものを贈ってしまうと、飾る場所に困る場合があります。引っ越し祝いや移転祝い、改築祝いなどに万年青を贈るときは、タイミングを見計らってからプレゼントすると、ぴったりの場所で大切に育てられるでしょう。
敬老の日
「長寿」や「長命」「崇高な精神」など、命や精神にまつわる花言葉があることから、敬老の日の贈り物としても万年青はおすすめです。
風水では上向きの葉の万年青には陽の気が宿るとされ、気分上昇やポジティブさに効果を成すとされています。なかなか思うように体が動かず、「歳を取ったなぁ」と感じる祖母や祖父に上向きの葉の万年青を贈れば、きっとポジティブな気持ちを取り戻すでしょう。
また、小さな葉の万年青には活力の気が宿ることから行動力の向上につながるとされています。小さな葉、そして上向きの葉をした万年青を贈れば、みるみるうちに若さを取り戻してくれるかも知れませんよ!
万年青の花言葉は縁起がよくて、引っ越し祝いにぴったり♪
万年青には江戸時代中期の徳川家にまつわるエピソードのほか、命や精神にまつわる花言葉が多くあります。敬老の日の贈り物はもちろん、引っ越し祝いや移転祝い、改装祝いなどに選ぶのもおすすめです。
1989年創業の万年青専門店
信頼の品質をお届けする万年青専門店として、多くのお客様に親しまれてきました。家族で営んでいるお店ですが、創業して以来、地元の方から遠方にお住まいの方まで、さらに海外から訪れる方からも、長年に渡りご愛顧を賜っております。
各地で開催される販売会、異業種のイベントにも積極的に参加し、万年青の魅力をより多くの人に知っていただける機会を増やすべく、多方面でさまざまな活動を続けています。
公式HP:https://syunkouen.ocnk.net/
Instagram:https://www.instagram.com/shunkou_en/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC7izUtZvpaMn-FxJietTCMg
徳川家康の時代から"引っ越しおもと"の文化もあるといわれていますし、上品な植物なので和の雰囲気にも合います。「福雀」という品種は特に、引っ越し祝いとして人気があります。