【シャクナゲの花言葉】毒性と怖い意味をもつ?白やピンクで意味は違う?
2024/8/26
シャクナゲは4〜5月にかけてエレガントな花を咲かせる植物です。今回はシャクナゲの花言葉と高嶺の花と呼ばれる理由、プレゼントを贈る際に気を付けたい毒の詳細についてご紹介します。自宅用やプレゼント用にシャクナゲを選ぶときの参考にしてくださいね。
シャクナゲの花言葉
Photo by なおさんさん@GreenSnap
シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」です。シャクナゲは高山植物で足下の悪い場所できれいに咲くことから、厳しい環境でも育つことに基づいて付けられたとされています。
なお、白やピンクなど、さまざまな花色がありますが、シャクナゲは花色別の花言葉はありません。
毒性のあるシャクナゲの花言葉には怖い意味もある?
シャクナゲには「警戒」や「危険」といった怖い花言葉もあります。その理由は、シャクナゲが有毒植物であるからです。
シャクナゲの葉には有毒成分である「グラヤノトキシン(ロドトキシンとも呼びます)」が含まれています。お茶として飲用することも多いですが、多量に飲用したりシャクナゲの成分が体に合わなかったりすると、嘔吐やけいれん、下痢や血圧低下といった中毒症状が起きる場合があります。
「警戒」や「危険」といった花言葉は、このシャクナゲの有毒成分によって生まれ、注意喚起のひとつとしてつけられたといわれています。
なお、贈り物にシャクナゲを選ぶときは花言葉ではなく、毒に注意した上で贈るのが良いでしょう。
シャクナゲとはどんな花木?
シャクナゲは常緑低木で、葉は単葉といった特徴があります。花色には赤やピンク、オレンジなど鮮やかな色が多く、庭先に植えるだけで華やかな庭へと仕上がります。
葉の裏には褐色の毛が生えているほか、有毒成分があります。ガーデニングや室内で管理するときは、手に触れたり吸い込んだりしないようマスクや手袋を装着した上で行いましょう。
日本シャクナゲと西洋シャクナゲの違い
シャクナゲには西洋シャクナゲと日本シャクナゲの2種類があります。西洋シャクナゲは花色や葉や花の形がとても多く、エレガントな花に育つのが特徴で、日本シャクナゲはエレガントさは薄いものの日本の気候でも育てやすい品種がたくさんあるといった違いがあります。
庭先をエレガントに仕上げたいなら西洋シャクナゲを、ガーデニング初心者で育てやすいシャクナゲを選びたいなら日本シャクナゲをチョイスしましょう。
シャクナゲは高嶺の花だった
シャクナゲが高嶺の花といわれる理由はその特徴にあります。シャクナゲは本来日本では高山にしか自生しない植物で、平地では育ちにくいといった特徴があったために「入手が難しい花」とされていました。
なかなか手には入らない、貴重な存在といったシャクナゲの特徴によって「高嶺の花」と呼ばれるようになります。
特に西洋シャクナゲはエレガントさがありますから、見た目からも高嶺の花といったイメージがあります。
シャクナゲの花言葉を贈るときは毒性に注意!
シャクナゲには「威厳」や「荘厳」など、厳しい環境で育つ特徴から生まれた花言葉があります。大人の女性や上司へのプレゼントにぴったりの花言葉なので、お祝いに贈ると喜ばれるでしょう。
ただし、先述したように、シャクナゲの葉には有毒成分である「グラヤノトキシン(ロドトキシンとも呼びます)」があります。もし葉やつぼみなどに手が触れてしまうと、嘔吐やけいれん、下痢などを引き起こすことがあります。お手入れの際は手袋やマスクなどを装着した上で行うことをおすすめします。
なお、小さな子どもや室内でペットを飼っている方へ贈り物にシャクナゲを選ぶときは、毒があることを一言添えると良いでしょう。
GreenSnapSTOREではミニシャクナゲや3種セット、ミニサイズの3.5号などを豊富に取り扱っています。自分用としてはもちろん、贈り物としてシャクナゲを検討中の方は、ぜひチェックしてみてくださいね。