【コデマリの花言葉】由来や特徴、プレゼントにおすすめのシーンは?
2023/6/7
ふわふわとちいさな花が特徴的なコデマリには、ポジティブな花言葉がたくさんつけられています。
今回はコデマリの花言葉について解説します。記事の後半では開花時期を含めたコデマリの特徴にあわせて、和名の由来やプレゼントのおすすめのお祝いシーンについて紹介しています。フラワーギフトを検討中の方は、ぜひ最後までチェックしてください。
コデマリの花言葉
Photo by soraさん@GreenSnap
コデマリの花言葉は「友情」「努力」「優雅」「品位」です。
「友情」は白くちいさな花が寄り添って咲く姿にちなんでいます。「努力」は細い枝を上手に伸ばしながらきれいな花をつけることに由来します。「優雅」「品位」は、茶花として活用されることから、清楚な雰囲気を連想させる言葉がついたと考えられています。
コデマリに怖い花言葉はある?
コデマリに共通する花言葉には、ほかにも「いくじなし」といったネガティブなものもついています。由来について詳しい記載はありませんが、ちいさな花が寄り添って咲く特徴に弱さを感じたのではと考えられています。
その一方で、コデマリにはポジティブな花言葉も多くついているのも事実です。かわいらしい花なので、フラワーギフトに選ぶときはメッセージカードなどを添えるほか、さまざまな花を合わせてアレンジするとよいでしょう。
コデマリとはどんな花?
Photo by Chloéさん@GreenSnap
コデマリはバラ科シモツケ属に属する落葉性低木の植物です。中国東南部を原産とし、江戸時代初期に日本に伝わったといわれています。耐暑性や耐寒性に優れ、生命力も高いことから、地植えにして楽しめるのも魅力のひとつです。
樹高は1~1.5mほどと低く成長することから、比較的育てやすい植物でもあります。開花時期は4~5月で、枝垂れるように咲いたら枝先をカットし、生け花としても楽しめます。
コデマリの和名の由来は?
コデマリは「小手毬」と書きますが、これはちいさな花が丸く集まる様子が「ちいさな毬」に見えたことが由来です。ほかにも「テマリバナ」や「スズカケ」といった別名をもち、特徴にちなんだ名前がいくつかついています。
なお、学名は「Spiraea cantoniensis」で、螺旋のように咲く花からギリシャ語の螺旋や輪を表す「speira」に由来するといわれています。
コデマリはお祝いシーンのプレゼントにもおすすめ
ちいさな花が印象的なコデマリは、お祝いシーンのプレゼントにもおすすめです。ここでは特におすすめのシーンを2つご紹介します。
フラワーギフトとしてなにか植物を贈りたいと考える方は、ぜひ参考にしてください。
卒業祝い・入園(入学)祝い
コデマリは「友情」「努力」といった花言葉をもつことから、卒業祝いや入園(入学)祝いにおすすめです。いくつものちいさな花が寄り添って咲く姿は、まるで子どもたちが寄り添って遊ぶ姿を連想させます。コデマリだけだとさみしいときは、その時期に見頃を迎える桜を合わせたギフトがおすすめです。
なお、コデマリには「いくじなし」といったネガティブな花言葉もあります。誤解を与えないよう、ギフトにするときはメッセージカードなどを添えてから渡しましょう。
誕生日
コデマリは「優雅」や「品位」といった清楚な花言葉をもつので、日頃からお世話になる方への誕生日プレゼントにぴったりです。コデマリの誕生花は4月24日なので、4月生まれの方に贈ると喜ばれるでしょう。
コデマリはさまざまなアレンジメントに活用されていることから、鉢花タイプ以外にもバラやカーネーションなどを合わせたブーケや生け花タイプなどが広く流通しています。コデマリをより楽しんでもらえるよう、アレンジ方法なども視野に入れながら選ぶと、より一層喜ばれるギフトになるでしょう。
コデマリの花言葉を贈ろう♪
今回はコデマリの花言葉についてご紹介しました。ポジティブな意味の花言葉が多くあることから、お祝いシーンのプレゼントにも選びやすい植物です。
大切なご家族や友人のお祝いを中心に、さまざまなシーンでコデマリを楽しんでみてくださいね。