【ハナズオウの花言葉】贈るときは意味に注意?怖い意味がある?
2024/1/23
春になると華やかなピンクや赤紫の小さな花を咲かせるハナズオウ。花が美しく、暑さ寒さに強く丈夫なことから、日本では古くから栽培されてきた花木です。
この記事では、ハナズオウの花言葉や特徴を紹介します。
ハナズオウの花言葉とは?
Photo by meipiさん@GreenSnap
ハナズオウの花言葉は、「疑惑」「裏切り」「高貴」「喜び」「目覚め」「豊かな生涯」などがあります。これらの花言葉は、セイヨウハナズオウの言い伝えに由来しています。
「喜び」「目覚め」「豊かな生涯」という花言葉は、ハナズオウが春の訪れを祝うように美しい花を咲かせ、花が咲いた後にはハート型の美しい葉が芽吹くことに由来しています。
ハナズオウの花言葉には怖い意味がある?
ハナズオウには、「疑惑」「裏切り」などの少し怖い意味も含まれています。これは、イエス・キリストの弟子のひとりであったユダが、キリストを裏切った後にハナズオウの木の下で自ら命を経ったという言い伝えが由来しているとされます。
ハナズオウとはどんな花?
ハナズオウは中国中部が原産の落葉高木で、春になると赤紫やピンク、白色の花を咲かせる花木です。花が咲き終わった後に葉が芽吹く性質を持っており、花後にはハート型の葉がつくのが特徴です。
花を楽しむために庭木や公園に植栽されてきたため、さまざまな場所で見ることができます。自生地では10mを超えるほど大きくなりますが、日本では2〜3mほどにしか育ちません。
ハナズオウは何月何日の誕生花?
ハナズオウの誕生花は、3月16日です。
ハナズオウの名前の由来と意味は?
ハナズオ(花蘇芳)という名前は、花色が「蘇芳(スオウ)」という豆科の小低木に似ていることに由来しています。
「蘇芳(スオウ)」は染料として使われてきた木で、その心材から抽出した色は、黒みを帯びた赤色になります。江戸時代には紅花などに変わって染色に用いられ、ハナズオウの花色がこの蘇芳色に近かったことから名前がついたとされています。
ハナズオウの花言葉を贈ろう!
ハナズオウは春を彩る美しい花ですが、花言葉には疑惑や裏切りといった意味も含まれています。日本や中国では春の到来を喜ぶ縁起の良い花として扱われていますが、花言葉と共に贈る際には、贈る相手やシーンに合わせて使ってみてくださいね。