【赤い花一覧】春夏秋冬の咲く時期にわけて名前と画像を見てみよう
2024/8/22
赤色は強さやエネルギーを感じさせてくれる色で、家のお庭や近所に赤い花が咲いていると、暑い夏も元気がでてくる気がします。また、パッと目をひく赤い花はガーデニングの主役にもなってくれます。今回は春夏秋冬、季節ごとの赤い花や赤色と相性のいい花をご紹介しています。お気に入りの赤い花をみつけて、日々のガーデニングの参考にしてくださいね。
赤い花一覧|もくじ
赤い花といえば?
赤い花といえば、春はチューリップ、夏はハイビスカス、秋はダリア、冬ならポインセチアが有名です。
赤色は気分を高めたり元気づける心理効果があるといわれるカラーで、ガーデニングではオレンジや黄色のビタミンカラーの花を合わせて、元気いっぱいな色合いを楽しむめますね。
春に咲く赤い花の名前一覧
チューリップ |
バラ |
アネモネ |
カーネーション |
サルビア |
ボケ |
シャクヤク |
ラナンキュラス |
ポピー |
チューリップ
Photo by Mariakoさん@GreenSnap
チューリップは、春を代表する多年草の球根植物です。植え付け時期は秋で、球根には先が尖った部分と平らな部分があるので、先が尖った方を植えにして植え付けましょう。
チューリップと言えば赤い花のイメージがあると思いますが、中でも「オックスフォード」は有名です。王道の赤い花のチューリップを育ててみたい方には、オックスフォードがぴったりですよ!
バラ
Photo by はる転勤族さん@GreenSnap
バラは多くの種類が5〜6月頃に見頃を迎え、八重咲きやロゼット咲きなど咲き方もさまざまです。植え付け時期は新苗なら4月上旬〜6月下旬頃、大苗の場合は10月〜3月下旬頃が適期で、育て方が難しいと思われがちですがポイントを押さえれば簡単に育てられますよ。
典型的なイメージがある赤いバラには約200以上もの種類があり、「イングリッド・バーグマン」や「ノック・アウト」などはよく知られています。
アネモネ
Photo by とまとちゃんさん@GreenSnap
アネモネは多年草の球根植物で、毎年新しい品種が誕生しているのでさまざまな花色や形が楽しめます。植え付けは10〜12月頃で、植え付けた後は土の表面が乾燥したら水やりしましょう。また、アネモネは日当たりのよい場所を好むため、風通しと日当たりのよい環境で育てるとよいです。
上品な雰囲気のアネモネですが、花色が違うと雰囲気も変わります。パステルカラーのアネモネも可愛らしいですが、「モナーク スカーレット」のような情熱的な赤い花も素敵でおすすめですよ。
カーネーション
Photo by ふーちゃんさん@GreenSnap
赤いカーネーションは、母の日に贈る花でもよく知られていますね。花茎の先に一輪の花を咲かせるタンダードが主流で、「ビヨン」や「ジミー」などの赤い花がありますが、種類によって雰囲気も少しずつ変わります。
カーネーションは日当たりや風通しのよい場所でよく育つので、鉢植えなら窓際辺りに置くとよいでしょう。地植えで育てるようであれば、水はけのよい土に植え付けます。
サルビア
Photo by tomiiiさん@GreenSnap
サルビアは温暖な気候を好む多年草で、観賞用だけでなくハーブとして使用されることも多いです。長い期間花が咲くので、定期的に肥料を施しましょう。
サルビアは紫色やピンク色など豊富な花色も魅力で、情熱的な赤い花の「スプレンデンス」はサルビアを代表する種類で有名です。国内では一年草として扱われることが多いですが、温暖な地域では冬越しできることもありますよ。
ボケ
Photo by しゅうさん@GreenSnap
開花時期:3月中旬〜5月上旬
ボケは、バラ科ボケ属の落葉性低木です。花の直径は3〜5cmぐらいで、梅の花に似ており、花色は紅色が基本です。葉はふちに鋭いギザギザがあり、楕円形で互い違いに生えています。日当たりのよい場所を好みます。
シャクヤク
Photo by selinaさん@GreenSnap
開花時期:5〜6月
シャクヤクは、ボタン科ボタン属の多年草です。ボタンの花とよく似ていますが、「立てばシャクヤク、座ればボタン」といわれるように、シャクヤクはまっすぐ伸びた茎の先に花をつけるのに対して、ボタンは横に伸びる姿が特徴です。
ラナンキュラス
Photo by LYRAさん@GreenSnap
ラナンキュラスは、キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草です。花名はラテン語で「カエル」という意味です。これは葉の形がカエルの足に似ていることなどからこの名がつけられました。色鮮やかな花びらが何重にも重なり、ゴージャスな美しさが魅力的です。
ポピー
Photo by コハさん@GreenSnap
ポピーはケシ科ケシ属の一年草または多年草です。長く細く伸びた茎の先に、赤や白、ピンク、オレンジ色など色鮮やかで。大きな花を咲かせます。ひらひらとした薄い花びらが印象的です。
夏に咲く赤い花の名前一覧
ハイビスカス |
アサガオ |
ペチュニア |
ケイトウ |
ゼラニウム |
ハイビスカス
ハイビスカスは、エキゾチックな雰囲気が感じられる常緑多年草です。温暖な気候や日光を好みますが、株が弱っている場合は半日陰の場所に移動させて育てるようにしましょう。
ハイビスカスは国内では鉢植えで育てることが多く、1〜2年に1回のペースで植え替えするとよいです。カラフルな花色も魅力の一つですが、ハイビスカスと言えば赤い花をイメージする人も多いはず。常夏のハワイが感じられるような「サマーレッド」を育てれば、お庭の雰囲気も明るくなりますね。
アサガオ
Photo by りんこさん@GreenSnap
アサガオは昔から日本でもポピュラーな花で、夏に咲くつる性植物です。種まきの時期は5月頃で、初心者の方でも育てやすい植物として知られています。
アサガオの土作りは大切で、保水性や通気性のよいものがよいです。ご自分で土をミックスされる場合は、赤玉土6:腐葉土4の割合で混ぜるとよいでしょう。 アサガオは青色や紫色がポピュラーですが、西洋アサガオの「スカーレットオハラ」のような濃い赤い花もあり鮮やかですてきですよ。
ペチュニア
Photo by ゆゆさん@GreenSnap
ペチュニアはナス科ペチュニア属の一年草または宿根草です。花色が豊富で、一重咲きや八重咲き、大輪~小輪まで種類も豊富です。開花期間が長く、株いっぱいに花を次から次へと咲かせる夏花壇の定番の花です。
ケイトウ
ケイトウは、鶏のトサカのようなユニークな印象の一年草です。乾燥することで葉が垂れていくので、土が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。種まきは4〜8月頃、植え付けは4〜5月頃で、日当たりと水はけのよい環境で育てます。
ケイトウにはいくつもの種類がありますが、オーソドックスな赤い花なら「キャッスル スカーレット」などがよく知られていますよ。
ゼラニウム
Photo by み~ちゃんさん@GreenSnap
ゼラニウムはヨーロッパで人気があり、多年草ですが国内では冬越しできない種類もあるようです。春から秋まで長い期間花が咲くので、その間は追肥しながら育てましょう。
植え付けは暖かい春または秋が適期で、植え替えは1〜2年に1回のペースで行えれば理想です。赤い花なら、八重咲きの「ガーネット」やカラーリーフも楽しめる「モミジバゼラニウム」などがありますよ。
秋に咲く赤い花の名前一覧
フクシア |
クレマチス |
チェッカーベリー |
ダリア |
ヒガンバナ |
ベゴニア |
フクシア
フクシアは、ユニークな花姿が人気のある常緑または落葉低木です。植え付け時期は暖かくなる春から初夏で、肥料は春と秋に施します。フクシアはハダニや灰色かび病などにかかりやすいので、予防するためにも日頃から風通しのよい環境で育てるようにしましょう。
赤い花はフクシャレッドとも言われ鮮やかな赤色が特徴で、「トリフィラタイプ」と呼ばれる園芸種は赤い花なので、赤い花を育ててみたい方にぴったりですよ。
クレマチス
Photo by ゴマさん@GreenSnap
クレマチスはつる性植物で、地植えと鉢植えどちらでも育てられます。植え付け時期は冬から春で、乾燥が苦手なので土が乾燥したらたっぷり水やりしましょう。クレマチスを鉢植えで育てる場合は、根腐れなどを防ぐためにも2年に1回のペースで植え替えが必要です。
クレマチスにはたくさんの種類がありますが、赤い花をお探しの方にはシックな印象の「朱鳥」などをおすすめします。
チェッカーベリー
チェッカーベリーは、秋になると小さな赤い果実を付ける常緑低木です。全体的にこんもりした雰囲気が特徴で、ゆっくり成長するので定期的な剪定は必要ありません。ただし、成長して込み合う部分があれば、風通しをよくするためにも剪定することをおすすめします。
チェッカーベリーは初夏に白い小花を咲かせた後に果実が生りますが、果実は食用ではなく観賞用です。
ダリア
Photo by あんころもちさん@GreenSnap
ダリアにはたくさんの花色や形があり、種類によって雰囲気が違います。多年草の球根植物で簡単に増やせるので、初心者の方にもおすすめです。植え付け時期は桜が開花する頃がおおよその目安で、暑さには強いですが寒さには弱い傾向があります。
ダリアを地植えで育てる場合は水やりはほとんど必要なく、鉢植えでは土が乾いたら水やりしましょう。赤いダリアはいくつもありますが、シックな印象ならポンポン咲きの「コーネル」、アネモネ咲きの「コメット」などがあります。
彼岸花
Photo by あびぃくんさん@GreenSnap
ヒガンバナはヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。日本ではお盆が過ぎたお彼岸の時期に咲くことからこのような名前がつきました。別名「曼殊沙華(マンジュシャゲ」ともよばれています。
ベゴニア
Photo by ひみこさん@GreenSnap
ベゴニアは、シュウカイドウ科シュウカイドウ属の球根性多年草です。9〜11月頃に見頃を迎えます。常緑性の植物で、シャンデリアのように花をつけます。葉の形は左右非対称で、肉厚で大きめの葉が特徴です。
冬に咲く赤い花の名前一覧
ポインセチア |
シクラメン |
パンジー・ビオラ |
クリスマスローズ |
ポインセチア
Photo by 向日葵さん@GreenSnap
ポインセチアは赤とグリーンのコントラストが美しく、冬になると見かけることが多い植物ですね。実は寒さには弱いので、寒い冬の時期は室内で育てるとよいです。ただし、室内でも外気が入る玄関などでは株が弱ってしまうので、なるべく暖かい場所に置くようにしましょう。
ポインセチアは鉢植えで育てることが多いですが、元気よく育てるためにも水はけと水持ちのよい土を選ぶことをおすすめします。
シクラメン
Photo by 長谷川康平さん@GreenSnap
シクラメンは、華やかで存在感ある見た目が印象的な多年草の球根植物です。冬になるとガーデンシクラメンが多く流通し、寒さに強い種類なので屋外でも育てられます。
植え付け時期は10〜11月頃で、そこまで水を与えなくても元気よく育ってくれますよ。 また、梅雨の前後には灰色かび病などにかかりやすいので、直射日光は避けてなるべく風通しのよい場所で育てましょう。
パンジー・ビオラ
Photo by シゲさん@GreenSnap
パンジー・ビオラは、冬から春にかけて寄せ植えや花壇などで見かけることが多いですね。花の種類が多いので、さまざまな組み合わせが楽しめるのも魅力の一つです。多くのパンジー・ビオラは一年草で、寒さには強いですが暑さには弱い傾向があります。
パンジー・ビオラと言えば黄色やブルーなど爽やかな花色のイメージがありますが、パンジーは大輪の「ピカソローズブロッチ」、ビオラは鮮やかな「スカーレット」などの赤い花もありますよ。
クリスマスローズ
Photo by tupi*さん@GreenSnap
クリスマスローズは、下向きに咲く花姿が可愛らしい多年草です。たくさんの種類があり寒さにも強くいため育てやすく、地植えや鉢植え、切り花などさまざまな楽しみ方があります。クリスマスローズは半日陰や明るめの日陰でよく育ち、直射日光は避けて育てるようにしましょう。
また、肥料が必要な植物なので、秋と春に与えることで元気よく育ちますよ。シックな雰囲気のクリスマスローズなら、赤い花の「卑弥呼」が素敵でおすすめします。
赤い花を咲かせる花木の名前一覧
スモークツリー |
サルスベリ |
サザンカ |
椿 |
ウメ |
スモークツリー
Photo by やまちゃん…さん@GreenSnap
スモークツリーは、初夏になるとふわふわとした花を咲かせる落葉樹です。花色は可愛らしい白色やピンク色などがありますが、シックな赤色も素敵なので赤い花を楽しみたい方には、「グレース」という種類をおすすめします。
また、スモークツリーは丈夫な樹木ですが、カイガラムシが発生することがあるようです。カイガラムシが発生すると生育にも影響が出てしまうので、見つけたら薬剤を散布しましょう。
サルスベリ
Photo by ケントさん@GreenSnap
サルスベリは、街路樹や公園樹などとしても人気がある多年草の落葉高木です。一年を通して日当たりのよい環境を好み、日当たりが悪いと花付きがよくありません。サルスベリは春または秋が植え付け時期で、暑さには強く寒さにはやや弱いです。
ピンク色や白色の花がきれいなサルスベリですが、中には「ブラックパールレッド」や「バイオレット レッド」などのような鮮やかな赤い花も楽しめますよ。インパクトのあるサルスベリをお探しの方は、赤い花もよさそうですね。
サザンカ
Photo by m*88さん@GreenSnap
サザンカは、秋の終わりから冬のはじまり頃にかけて開花する、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。ツバキの花とよく似ているようですが、ツバキのように雄しべの部分が筒状にはなっていないこと、また首から花ごと落ちるツバキに対して、サザンカは、花びらがハラハラと一枚ずつ落ちるのが特徴です。
椿
Photo by 杜の泉さん@GreenSnap
ツバキは、サザンカよりも少しあとに見頃を迎える多年草の常緑高木です。植え付け時期は春と梅雨の時期、そして秋ですが、初心者の方には梅雨の時期をおすすめします。
ツバキは種まきで増やすと花が咲くまでに長い年月がかかるので、挿し木で増やすとよいです。挿し木なら2年ほどで開花し、作業も簡単ですよ。地植えと鉢植えどちらでもよく育ち丈夫な樹木なので、庭木としてもぴったりですね!
ウメ
Photo by なはてんごりらさん@GreenSnap
ウメは1〜3月頃に開花する、バラ科サクラ属の落葉低木です。ウメの花はピンクから赤色が多く、それほど華やかな印象はありませんが、香りがよいのが特徴です。ウメの木は観賞用にされ、果実は梅干しなどの食用になります。
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