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大根の収穫時期の目安は?見極め方や収穫後の保存方法

2023/8/22

大根の収穫時期は十分な大きさに育ったころが最適です。家庭でもコツさえおさえていれば十分に育てることができます。今回は、大根の収穫のタイミングの見極め方や、初心者でも可能な大根の上手な収穫方法をご紹介します。

大根の収穫時期はいつ?

大根Photo by 週末だけ野良人ISOさん@GreenSnap

大根は品種や栽培時期によって、種まきから収穫までの日にちが異なります。 大根の収穫の目安として大根は3月~6月に春まきをおこなうと6月~7月に収穫時期を迎えます。

また、8月~10月の秋まきをおこなった場合は、10~12月に収穫時期を迎えます。 本格的に大根の塊根が大きくなるのは、夏大根は6~7月、秋大根は10~12月ですので、大根がしっかりと大きくなってから収穫しましょう。

大根の収穫のタイミングは「葉っぱ」が目安になる?

大根の収穫のタイミングは、葉っぱの状態で判断することができます。収穫のタイミング目安は、立っていた外葉(葉っぱ)が立ち上がったのち、外葉がたれ下がり地面について、中心部の葉が開いてきたころです。

品種別で見てみると、青首系の大根は根が地上にせり上がってきたころが採りどきで、根茎が7cmくらいになったころが収穫のタイミングです。 また、大根の収穫タイミングは、少し土を掘ってみて、実が充実して肥っているか確認するとより確実です。

畑の場合でも、プランターの場合でもこの見極め方法は同じです。 

大根の収穫方法

大根の収穫方法ですが、手で抜いて収穫していきましょう。畑などでたくさん収穫する場合は、手を保護するために軍手をはめてから収穫作業をするとよいでしょう。

大根を収穫するときは、根元を持って、周りの土をほぐすようにやさしく動かし、途中で折らないようにまっすぐ上に引き抜きましょう。ななめに抜くと根が折れてしまうため注意します。練馬大根のような長く育つ品種は、根の周りに棒を差し込んでぐりぐりと回し、土をほぐしてから抜き取ります。

収穫した大根に枯れた葉がついている場合は、収穫の際に切り落としておくとよいでしょう。

大根の収穫でよくある質問

大根は種まきから何日で収穫できますか?

大根は種まき後、50~60日で収穫時期を迎えます。大根は種まきから約2ヶ月で収穫することができます。

大根1株の収穫量はどれくらい?

大根は2.5mで 1回の栽培につき、おおよそ約6〜12本とされています。

大根の収穫が早すぎるとどうなる?

大根は収穫のタイミングが早すぎると、食べたときの味が悪くなってしまいます。早く収穫すると、大根が細すぎてしまうこともあります。収穫時期を逃さないように気をつけましょう。

また、逆に収穫時期が遅れると、根に『ス』(穴が開いた状態)が入り、味が悪くなります。大根でいうと、水分が抜けてしまってスカスカになった状態のことで『ス』がはいると大根の中心部が上から下まで空洞になってスポンジのようにスカスカになります。

春大根と夏大根は『ス』の入りが早いので、注意して早めに収穫することをおすすめします。

大根の収穫後の保存方法は?

収穫後、すぐに食べきれない大根は、葉を切り落とし、新聞紙などに包んで別々に保存します。また、大根を収穫後に長期保存しておきたい場合は、土の中に埋めておきます

スコップなどを使って、大根を横に埋められるくらいの幅かつ30〜50cmほどの深さに穴を掘り、埋めていきます。保存する大根が複数ある場合は、土の中で大根が重ならないように、穴の大きさを調整しましょう。 また、保存している間に実の栄養が葉に奪われてしまわないよう、土に埋める前に葉を切り落としておきます。

なお、秋冬に収穫された大根であれば、この保存方法で半年ぐらいの長期保存が可能です。 ただし、保存している大根は、採りたての新鮮さをいつまでも保っているわけではありません。どんどん味は落ちてきますので、収穫後は早めに食べるようにしましょう。

大根の収穫時期を見極めよう!

土の中で大きくなる大根は、収穫の時期やタイミングが少しわかりづらいですが、迷った場合は、まず1本試しに抜いて成長の様子をみてもいいですね。 大根の収穫は、抜いたときにどんな大きさや形の大根ができているかも楽しみの1つです。

大根を育てる広さの畑がなくても、プランターでも大根栽培ができます。カラフルな大根やミニ大根など品種ごとの成長を楽しむのもよいですね。まずは家庭菜園だからこそ味わえる、収穫したてのみずみずしい大根を食べてみましょう!