【ポトスタワーの作り方】支柱の這わせ方やおしゃれな仕立て方は?
2025/8/6
ポトスタワーは、ポトスのつるを支柱に這わせ、上に向かって仕立てていくスタイルのことです。ポトスのつるは下に垂らすのが一般的ですが、支柱を使ってタワーのように仕立てると、より立体感が生まれます。そんなポトスタワーの作り方と実際に作った人の体験談などをご紹介します。
ポトスタワーの作り方
Photo by はにわっしょいさん@GreenSnap
準備するもの
- ポトス
- 支柱(ヘゴ素材のものがおすすめ)
- 固定用のひも、結束バンド
- 鉢底ネット
- 鉢底石
- 植え替え用の土
ポトスタワーをつくるなら、つるが短めのポトスを用意しましょう。挿し木で増やしたばかりのものが向いています。つるが伸びすぎたポトスだと、葉っぱの向きがバラバラになりやすいため、きれいに仕立てにくいです。
また、ポトスを巻きつける支柱には、「ヘゴ支柱」と呼ばれるタイプがおすすめです。これは水分を保ちやすく、ポトスの根が付きやすい素材といわれています。支柱の長さは、飾りたい高さに合わせて選んで大丈夫です。
ヘゴ素材のものが手に入らない場合は、網目状になっているものがおすすめです。このタイプを使う場合は、中に水苔をつめておきましょう。
さらに、鉢は深さがあるものを選ぶと支柱を差したときに安定感がでます。サイズは直径が24cm前後(8〜10号)がおすすめです。準備ができたら、鉢の底に「鉢底ネット」と「鉢底石」を入れて、通気性と排水性をよくします。
ポトスタワーの作り方

Photo by あにまさん@GreenSnap
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鉢底にネットと石を入れる
準備ができたら、鉢の底に鉢底ネットと鉢底石を入れてます。こうすることで、通気性と排水性のいい土をつくることができます。
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支柱をさす
鉢の中央に支柱を立てて、まっすぐになるように位置を整えます。支柱がグラグラしていると、あとでポトスがうまく巻きつけられません。鉢底ネットを丸めて土台にする方法や、水で湿らせた水ゴケを使って支柱を囲むと、しっかり固定できます。
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土を入れる
支柱が立ったら、鉢の中に観葉植物用の土を入れていきます。土は鉢のふちから3cmほど下までにとどめておくと、水やりのときにあふれにくくなります。支柱の周りも軽く土でおさえておくと安心です。
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ポトスを土に植える
ポトスは支柱のすぐ近くに植えるのがポイントです。つるが支柱から遠いと、巻きつけるときに形が崩れてしまいます。挿し木ポトスの場合は、植えるときに気根が支柱の方向を向くようにセットすると、自然に絡んでくれやすくなります。
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つるを支柱にまきつける
つるがある程度長い場合は、このタイミングでやさしく支柱に巻きつけていきます。うまく巻けないときは、ひもやクリップで軽く固定してもOK。巻き終わったら最後にもう一度まわりの土をならして完成です。
ポトスの支柱への這わせ方ポイント
ポトスのつるを、やさしく支柱に巻きつけます。うまく巻けないときは、ひもや結束バンドで軽くとめましょう。強くしばると植物が傷むので注意してください。
100均グッズでもポトスタワーはつくれる?
鉢、ひもなどの一部の材料は100円ショップでも手に入りやすいですが、ヘゴ素材の支柱などを探すのはむずかしいでしょう。ただし、100均ショップで手に入りやすい棒状の支柱を複数本使えば、タワーに仕立てることも不可能ではありません。
GreenSnapユーザーのポトスタワーの作り方を見てみよう!

「ポトスタワー成長記録!! かれこれ4ヶ月・・・ ポット苗からよくここまで成長してくれたなぁ〜〜感謝です。。。 半分茂って、半分スカスカなアンバランスですが、まだまだこれからの成長に期待ですな♪」
— @スマイルさんの投稿より

「ポトスタワー作成から5ヶ月後。 支柱の半分までツルが到達しました。 ライムとマーブルの2種類植えたんですが、回転させると色味が変化して面白いです。」
— @ライチョウ さんの投稿より
上級者向け!おしゃれなポトスバルーンの仕立て方
ポトスバルーンとは、支柱の上の方を丸い形に仕立てて、風船のように見せるおしゃれな方法です。
100均のワイヤーやリース型の輪などを使って、つるを丸く仕立てます。バランスよく巻きつけると、ふんわり風船のような見た目になります。少しむずかしいですが、完成するととても映えますよ。
ポトスタワーの作り方は支柱への這わせ方が重要。
ポトスタワーは、誰でも簡単に始められるグリーンのアレンジ方法です。100均アイテムを使えば手軽に、おしゃれに仕上げることもできます。支柱の立て方や這わせ方、よくある失敗を知っておけば、はじめてでも安心です。ぜひチャレンジしてみてくださいね!