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【ポトスの増やし方】水挿し・株分け・挿し木の3つの方法別に詳しくご紹介!

2024/1/9

ポトスは生命力が強いつる性の観葉植物で初心者にも人気ですが、その分、成長も早く株が乱れやすいデメリットもあります。この記事でご紹介する増やし方は剪定や植え替えと一緒にできるので、株を整えながらポトスを増やしてみましょう。

ポトスの増やし方は3つある!

ポトス 水挿し 増やし方

Photo by モッフィさん@GreenSnap

ポトスの増やし方には、次の3つの方法があります。

①水挿し
②株分け
③挿し木

どれも簡単ですが、ポトスの成長具合によって向き不向きがあります。もしお手元のポトスに気根という茎から出る白い根のようなものがついていれば水挿しか挿し木で増やし、気根が出ていない場合は株分けで増やすのがおすすめです。

ポトスを増やす時期はいつ?

ポトスを増やす時期は5〜9月の間です。ただし、気温が30度を超える8月は成長が止まり気味になるので避けたほうがいいでしょう。また気温15度以下の寒い時期も避けてください。

この時期は植え替えや剪定もできる時期なので、一緒に作業して株を整理してあげるといいでしょう。

①ポトスの水挿し

水挿しとはポトスの切った茎をそのまま水に入れて発根させ増やす方法です。ポトスの増やし方の中でも一番手軽で成功率も高いですよ。用意するものはコップ、水、清潔なハサミだけです。

  1. ポトスの親株から元気な茎と葉を選ぶ。
  2. ハサミで茎先10〜15cmを目安にし、節(茎の途中にある横線のような箇所)が2〜3箇所ふくまれるように、気根もしくは節の下を切る。
  3. 上の葉っぱ2枚ほどを残して、それ以下の葉っぱは全て切って取り除く。
  4. 気根や節が浸かるような量の水をコップにいれ、切り口を下に水に挿す。
  5. 気根が元の2〜3倍に伸びる、もしくは節から気根が10cmほど伸びるまで毎日水換えして明るい日陰で管理する。
  6. 気根や根がよく伸びたら新しい鉢に植え替える。もしくはこのまま水耕栽培で育てる。

水挿しで失敗しないコツは気根のすぐ下1cmほどの部分で茎を切ること。気根さえ出ていれば成功率もグッと上がりますよ。また、水耕栽培用の液体肥料を併用しながら育てると成長が早まります。

②ポトスの株分け

株分けとは茎と根の分かれ目から割いて分け、別の株として植えて増やす方法です。5号以上の大株で鉢いっぱいに育ったポトスなら株分けで増やすのも簡単です。植え替えるときに一緒に作業してみましょう。

用意するものは、新しい鉢、鉢底ネット&鉢底石、新しい土、清潔なハサミだけです。なお親株のポトスは株分け数日前から水やりを控え、土を乾燥させておきましょう。

  1. 親株のポトスを鉢から取り出し、古い土を半分ほど落とす。
  2. 茎の根本を束感を見て、自然と分け目になっているところを探す。
  3. 分け目を見つけたら両手で引き離すように割く。
  4. このとき、根が手で切れない場合はハサミで切る。
  5. 以降は通常の植え替えと同様に、新しい鉢にネットや鉢底石や土をいれて植えていく。

株分けで失敗しないコツは、株分けした後のサイズが3号以下にならないように分けることです。少なすぎると株分け時に根が受けるダメージから復活できなくなることもあるのでこの点だけ守りましょう。

③ポトスの挿し木

挿し木とはポトスの切った茎をそのまま土に挿して増やす方法です。水挿しと方法は似ていますが、土に植え替えた時の枯れるリスクが減るので増やした株を土で育てたい方にはおすすめの方法です。

用意するのもは市販の挿し木用土、プランターやポットなどの容器、ハサミです。観葉植物用の土では発根しないこともあるので気をつけましょう。

  1. プランターやポットなどの容器に挿し木用の土を9割ほどいれる。
  2. 水挿しと同様に枝を選び切る。
  3. 上の葉っぱ1枚残し、それ以下の葉は切る。残した葉が10cm近くある場合は半分に切る。
  4. 土に切り分けた茎の3分の1の深さのくぼみをつける。
  5. くぼみに茎を挿し、隙間を土で埋める。複数挿す場合は5cmほど間隔をあける。
  6. たっぷりと水をやり、新芽の成長が見られるまでは明るい日陰で乾燥させないように育てる。
  7. 新芽が出たら鉢に植え替える。

挿し木は水挿しのように根の成長が見えるわけではないので、挿し木後の水やり頻度によっては慣れないと失敗することもあります。そのため、複数挿し木をするといいです。発根するか心配な場合は、切り口に発根促進剤をつけてから挿し木しましょう。

ポトスの増やし方は簡単!気軽に挑戦してみよう

ポトスの増やし方で一番おすすめの方法は水挿しですが、大株を整理したいときは株分け、土栽培の株を増やしたいときは挿し木など、目的や用途に合わせて方法を変えるのもありです。どの方法も難しくはないので、気軽に挑戦してみましょう。