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【ポトスの水耕栽培】始め方や管理方法は?大きくなったらどうする?

2024/1/9

 ポトスは初心者に人気の丈夫で育てやすい観葉植物ですが、じつは水耕栽培でも育てることができます。水耕栽培での育て方も簡単なので、正しい管理方法を学んでおしゃれに飾ってみましょう。

ポトスが水耕栽培で育つのはなぜ?

ポトス 水耕栽培

Photo by comari’s gerden 607さん@GreenSnap

ポトスはもともとじめっとしたジャングルに自生する植物です。そのため、観葉植物の中でも水を好む性質があり、水だけで育てる水耕栽培の育て方でも元気に育ちます。 水耕栽培は水だけはもちろん、ハイドロボールやジェリーボールなどの人工資材で彩って飾るのもおしゃれ。虫も出ず土埃の汚れもでないので清潔に楽しめます。

テーブルプランツなら頻繁な水替えの必要もなく、倒してもこぼれないので置き場所を選びません。初めてのポトスの水耕栽培におすすめです。

ポトスの水耕栽培の管理方法

置き場所

水耕栽培のポトスの置き場所は、基本的に日当たりのいい窓際がおすすめです。

ただし、真夏は直射日光で水温があがり弱ってしまうので、レースカーテン越しにするなど工夫してください。また、冬のとくに夜間は窓際の気温が下がって水温も下がりやすいので、室内の中程に入れましょう。

水やり

水耕栽培のポトスの水やりですが、できれば毎日水を替えてあげると元気に育ちます。とくに気温25度以上の夏は水中の雑菌が増えやすいので要注意。水質維持のためゼオライトなどを入れておくと安心です。

なお、真冬は水道水が低くなりそのまま与えると冷害で枯れることがあります。ポトスの耐寒温度は10度(品種によっては5度)です。水温は気温のプラス5度が目安なので、寒い地域にお住まいの方や時期によっては、水道水を常温(15〜20度)にしてから水やりしてください。

肥料

水耕栽培のポトスは、水耕栽培用の液体肥料を規定量に薄めて与えましょう。基本的には4〜9月の間に与えますが、室温が20度前後なら一年を通して与えて大丈夫です。

水耕栽培用以外の液体肥料は水やりで成分が流れることを前提とした配合・規定量になっているので初心者にはおすすめできません。もし使う場合でも、規定量よりもかなり薄めに希釈してから与えましょう。

土栽培のポトスから水耕栽培を始める方法

じつは土栽培と水耕栽培では根の性質が違うため、土栽培で育てていたポトスをいきなり水に入れたのでは根腐れで枯れてしまいます。そのため、まずは水挿しという方法で水耕栽培ようの根を発根させましょう。

やり方はこちらの記事で詳しくご紹介しています。

水耕栽培のポトスを土へ植え替える方法

土栽培と水耕栽培では根の性質が違うという話をしましたが、大きくなった水耕栽培のポトスを土栽培へ植え替えることはできます。ただし、通常であれば土が乾き切ったら水やりをするのに対し、元水耕栽培の苗を植え替えた場合は新芽が出るまで水やり頻度をあげることが大切です。

  1. 水耕栽培のポトスを取り出し、根のまわりについた資材などは落とす。
  2. 新しい鉢に鉢底ネット&鉢底石をしき、観葉植物用の土を3分の1ほどいれる。
  3. ポトスを中心にすえて隙間を土で埋めていく。
  4. たっぷりと水やりをする。
  5. 新芽が出るまでは明るい日陰に置き、土が乾燥しすぎないように水やり頻度を上げて管理する。

ポトスで水耕栽培を楽しもう!

もともとポトス自体が丈夫な植物なので、水耕栽培でもぐんぐん大きくなっていきます。水耕栽培ならいろんな飾り方ができるので、カラフルな資材を使って並べたり透明ガラスにいれて涼しげに飾ったりするのもおすすめですよ。