じゃがいもの後作に相性のよい野菜、悪い野菜を紹介!
2024/6/6
じゃがいもは連作障害が起こりやすい野菜なので、同じ場所で連続して栽培するのは避けなければなりません。では、じゃがいもを栽培したあとの畑はどうすればよいのでしょうか。今回の記事では、じゃがいもの後作について解説します。
じゃがいもの後作ってなに?

Photo by 珊瑚さん@GreenSnap
後作とは、農作物を収穫したあとの畑に植える次の野菜のことです。ナス科のじゃがいもは連作障害が起こりやすい野菜の一つで、同じ場所で連続して栽培すると病気や害虫が発生しやすくなり、収穫量が減ってしまいます。そのため、じゃがいもの後はほかの野菜を植えて土の中の養分バランスを整えることが大切です。
ただし、ほかの野菜といっても相性のよいものと、じゃがいもと同じように連作障害を起こしてしまう野菜があるので注意して選ばないといけません。
じゃがいもの後作に相性のよい野菜
野菜の植える順番として、根菜類から葉物野菜、そして実物野菜の順番で植えるとよいとされています。じゃがいもは根菜であることから、後作には基本的に葉物野菜を植えるとよいです。
じゃがいもの後作にとくにおすすめなのは、ネギやチンゲンサイ、小松菜、キャベツなどです。葉ネギや小松菜は初心者にも簡単に育てることができるので、とくにおすすめです。
じゃがいもの後作と相性の悪い野菜
一方で、じゃがいもの後作にサツマイモやレンコンといった根菜類は避けてください。
また、じゃがいもはナス科の野菜なので、同じナス科の野菜も連作障害を起こします。これは、同じ科の野菜は病気や害虫が共通していることや必要な栄養分が似ているためです。ナスはもちろん、トマトやピーマンなどは後作に向いていません。
じゃがいもの後作には葉物野菜がおすすめ!
じゃがいもの後作には、基本的にネギや小松菜などの葉物野菜を植えましょう。じゃがいもを収穫したあとなにも植えないよりも、葉物野菜を植えることで窒素を吸ってくれ地中の栄養バランスが整い、よい畑になりますよ。この記事を参考に、じゃがいもの後作におすすめの野菜を覚えておいてくださいね。