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じゃがいもに土寄せが必要な理由とは?しないとどうなるの?

2024/6/5

じゃがいもは初心者でも家庭菜園で簡単に育てることができ、私たちの生活に欠かせない野菜のひとつです。じゃがいもを健やかに育てるうえで注意するポイントはいくつかありますが、そのなかでもとくに「土寄せ」という作業が重要になります。

今回は、じゃがいもの土寄せが必要な理由や時期、やり方について詳しく解説します。

じゃがいもの土寄せは必要?

じゃがいも

Photo by 京花さん@GreenSnap

土寄せとは、植物の株元に土を寄せて盛り上げることで、農作物を育てるうえでは土寄せは欠かせない作業です。土寄せをすると生育がよくなるだけでなく、株が倒れるのを防いだり、水はけをよくすることができます。

土寄せしないと、日光にさらされ緑化して味が落ちてしまうほか、じゃがいもの場合は有毒成分が増えて食用に適さなくなってしまいます。

じゃがいもの土寄せの時期

じゃがいもの土寄せは2回行います。一回目の土寄せは、種芋を植え付けて約3週間後、芽が10〜15cmほどにのびたタイミングで芽かきと一緒にします。春植えなら4月頃、秋植えであれば9月下旬〜10月上旬ごろを目安にするとよいです。2回目の土寄せは、出芽から約20日後の肥大期に追肥と一緒に行います。花のつぼみがついてき頃を目安にするとよいです。

じゃがいもの土寄せの方法

じゃがいも

Photo by ラブキャットさん@GreenSnap

一回目の土寄せ

かき芽で大きな芽を2〜3本残してほかの芽を抜き取ったあと、畝の周りの土で株元を覆うように5cmほど土を盛ります。

二回目の土寄せ

1回目の土寄せから2〜3週間後、地上部が30cmほどになったら、株元に追肥をしてさらに10cmほど土を盛ります。

土寄せをしてじゃがいもをおいしくしよう

土寄せは、おいしいじゃがいもを育てるために欠かせない作業です。作業自体はとても簡単なので、適切な時期を見極めて、芽かきや追肥の作業と合わせて、忘れずに行いましょう。