【胡蝶蘭の花言葉】怖い意味もある？お祝いで贈るときの注意点は？
2023/2/17
母の日のフラワーギフトとして贈るのはもちろん、記念日にもらってもうれしい胡蝶蘭は、香りも高く見た目もエレガントなので、多くの人に人気のある植物です。今回はギフトとしても定番の胡蝶蘭の花言葉や、お葬式や御霊前などのお供え物として贈る際の注意点などについてご紹介します。
胡蝶蘭の花言葉
胡蝶蘭の花言葉は「純粋な愛」「幸福が飛んでくる」です。その由来は、胡蝶蘭の優美な姿から、愛と美の神でもあるアフロディーテの名に基づき、学名に「ファレノプシス・アフロディーテ」と名付けられたことに通じます。
なお、西洋では「Love（愛情）」や「Beauty（美）」「Luxury（豪華さ）」「Refinement（優雅）」などがあります。
胡蝶蘭の色ごとの花言葉
胡蝶蘭には花色ごとにそれぞれ花言葉が付けられています。ここでは白、ピンク、黄色、紫（青）の花言葉についてご紹介します。お祝いギフトとして胡蝶蘭を検討中の方は、それぞれの花言葉をしっかりチェックしてくださいね。
白い胡蝶蘭の花言葉
白い胡蝶蘭の花言葉は「純粋」「清純」です。由来について詳細はないものの、純粋無垢な白さに基づいて付けられたのかも知れませんね。
特に白の胡蝶蘭はフラワーギフトのほかにも、お葬式のお供え物としても定番の花です。お葬式のお供え物として胡蝶蘭を贈る場合は、後述する注意点をチェックしてください。
ピンクの胡蝶蘭の花言葉
ピンクの胡蝶蘭の花言葉は「あなたを愛しています」です。由来について詳細はないものの、ピンク色の花びらからは、愛らしいイメージがあり、一途な思いを表現しているようにも見えます。
記念日や母の日、お誕生日の贈り物にもぴったりの花色なので、普段なかなか口に出せない愛情を、贈り物と一緒に伝えたい方におすすめです。
黄色い胡蝶蘭の花言葉
黄色い胡蝶蘭の花言葉は特に決められていません。しかし、ビタミンカラーなので一際目立つことから、母の日や誕生日のギフトとしてもぴったりです。
また、風水では黄色は金運アップに大きな影響を与える色とされています。金運アップにつながってほしいご友人の開店祝いや開業祝いのギフトに選んでも喜ばれるでしょう。
紫・青い胡蝶蘭の花言葉
紫の胡蝶蘭の花言葉は特に決められていません。しかし、紫は古くから高貴な色とされていることから、目上の方へのお祝いにぴったりと言えるでしょう。
青の胡蝶蘭は品種改良によって新たに生まれた胡蝶蘭です。そのため、ピンクの胡蝶蘭の花言葉である「あなたを愛する」と、青色色素を抽出したツユクサの「尊敬」から、品種改良後に「愛」や「尊敬」といった花言葉が付けられました。
胡蝶蘭の花言葉には怖い意味もある？
胡蝶蘭の花言葉には、いずれも怖い意味はありません。花言葉の付けられていない品種もあるものの、いずれも恋愛や胡蝶蘭の特徴に通じるものが多いので気にしなくても良いでしょう。
香りも高くエレガントなイメージが強い花ですから、植物や花が大好きなお相手にはぴったりの贈り物ですよ。
胡蝶蘭とはどんな花？
胡蝶蘭はラン科コチョウラン属（ファレノプシス属）の植物です。東南アジアを原産地とし、10～15日ほどと長い期間満開を楽しめます。
開花時期は1～4月ではあるものの、近年ではその人気の高さから温室栽培技術によって通年で花を咲かせることも可能です。
花の特徴はバラバラの方向を向いて咲くタイプと、同じ方向を向いて咲くタイプの2種類あります。お祝いとして贈る場合は、主に同じ方向を向いて垂れ下がって咲くタイプが選ばれています。
胡蝶蘭の種類は世界各地で数万種以上あるとされていて、その中でも小輪、中輪、大輪の3つに分かれています。
とっておきの記念日や誕生日祝いには大輪を、自宅のインテリア用としては中輪や小輪系を選ぶのがおすすめです。
胡蝶蘭はこんなお祝いシーンでのギフトにおすすめ
胡蝶蘭はその優美な美しさから、さまざまなギフトとしても人気があります。ここでは特におすすめのお祝いシーンとして5つご紹介します。お花をお祝いにプレゼントしようと検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
開業・開店祝い
開業・開店祝いのギフトとして胡蝶蘭はおすすめです。特に目上の方に贈るときは、青や紫の胡蝶蘭を選ぶのが良いでしょう。
なお、開業・開店祝いには、胡蝶蘭がより魅力的に仕立てられた編み込みタイプがおすすめです。優雅な印象があることからお祝いにぴったりの仕上がりなので、美しい胡蝶蘭の姿に多くの人を引き寄せるでしょう。
開業・開店祝いのギフトに胡蝶蘭を贈るなら、失礼な印象を与えないよう5,000〜30,000円程度のものを選びましょう。
就任祝い
上司や同僚の就任祝いにも胡蝶蘭はおすすめのギフトです。上司の場合は高貴な色とされる紫を、同僚にはピンクや黄色などの鮮やかな色を選びましょう。
胡蝶蘭をギフトで選ぶときは、ひとつでもエレガントなイメージに仕上がる編み込みタイプがマストです。なお、就任祝いの相場はお相手にとって失礼のないよう、金額は5,000～30,000円の中から選びましょう。
結婚式
結婚式のお祝いとしても胡蝶蘭はおすすめのギフトです。なお、結婚式のギフトに選ぶときはウエディングブーケを選びましょう。そもそも胡蝶蘭は結婚式のお祝いとして人気が高く、ブーケとして手に持つことが定番とされています。ブーケを持つようになったその理由は、胡蝶蘭の花びらの形が蝶のように見え、「幸せを運んでくる」といった花言葉にぴったりだからです。
また、結婚式は二人の愛を誓う場所です。胡蝶蘭には「純粋な愛」といった花言葉もあることから、ブーケにすることで素敵な結婚式に仕立ててくれますよ。
誕生日
胡蝶蘭は誕生花のギフトとしても人気があります。胡蝶蘭が持つ「幸せが飛んでくる」といった花言葉によって、「あなたのもとにたくさんの幸せが訪れますように」といった贈り主の気持ちを伝えることができます。
なお、胡蝶蘭は1月17日が誕生花です。1月中に誕生日を迎える方にはぴったりの花とも言えるでしょう。
誕生日に胡蝶蘭を贈るなら、相場は5,000〜20,000円の範囲で選ぶのがマスト。お相手のイメージに合わせて色やタイプを選んであげるとより喜ばれるでしょう。
母の日
母の日の贈り物としても胡蝶蘭はおすすめです。母の日は5月の第二日曜日なので、あたたかい日射しをイメージした黄色やピンクなどを贈ると喜ばれるでしょう。
なお、胡蝶蘭は小輪、中輪、大輪に分けられます。自宅のサイズ感に適した種類を選んであげると、置き場所に困りません。
ずっとそばで母親を見守っていたいといった思いを込めるなら、小さなサイズを選ぶと、いつでも贈り主のやさしさを感じられるでしょう。
胡蝶蘭はお葬式のお供え花として贈っても大丈夫？
胡蝶蘭はお祝いシーンのギフトのほかにも、お葬式や御霊前のお供え物として贈られることも多い植物です。胡蝶蘭は花粉が少なく、花持ちが10〜15日と長いために、仏前への供花として適しているとされています。
お葬式に胡蝶蘭を選ぶときは、キラキラと光るアクセサリーが御法度であるように何色にも染まっていない白色を選ぶのがベターです。
なお、いつまでも白色を選ぶ必要はなく、基本的に四十九日を過ぎてからは、徐々に明るい色に変えても問題ないとされています。
胡蝶蘭の花言葉はお祝いのギフトにもぴったり♪
胡蝶蘭には花びらが蝶のように見えることから「幸せが飛んでくる」や「純粋」といった意味があります。花色によって花言葉は変わるので、お祝いシーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
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