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【植えてはいけない宿根草一覧】嫌煙される理由はなに?

2025/4/24

宿根草 宿根バーベナ

Photo by しおりさん@GreenSnap

何年にもわたって開花を楽しめる宿根草は、ガーデニングにぴったりです。しかし、その生命力の強さから、中には庭に植えてはいけないとされる宿根草も存在します。今回は、地植えを避けるべき宿根草とその理由についてご紹介します。

植えてはいけない宿根草一覧

シュウメイギク

シュウメイギクは、秋に白やピンクの花を咲かせる多年草です。繊細な花びらが特徴で、庭に植えると優雅で落ち着いた雰囲気を演出してくれます。日当たりと適度な湿り気を好み、きちんと手入れをすれば毎年美しい花を楽しめます。ただし、地下茎で広がりやすいため、他の植物の生育スペースを奪ってしまうことがあるので注意が必要です。

ヒナギク(デイジー)

ヒナギクは、春に白やピンク、赤色の小さな花を咲かせる草丈の低い植物です。可愛らしい姿で、庭や花壇に春の訪れを感じさせてくれます。繁殖力が強く、放っておくと他の植物の成長を妨げてしまうことがあります。また、寒さに弱いため、寒冷地では冬越しが難しく、管理に手間がかかることもあります。

ヒメツルソバ

ヒメツルソバは、春から秋にかけて小さな白い花を咲かせる、地面を這うように広がる植物です。グラウンドカバーとして人気ですが、繁殖力が非常に強く、放置すると庭全体に広がってしまうことがあります。地下茎やこぼれ種で増えやすいため、他の植物の生育スペースを奪ってしまうことがあるので、管理には注意が必要です。

カタバミ

カタバミは、春から初夏にかけて黄色やピンク色の小さな花を咲かせます。ハート型の葉が特徴で、可愛らしい雰囲気があります。成長力が強く、地下茎や球根でどんどん増えるため、他の植物の生育を妨げることがあります。一度広がると管理が難しくなるので、植える際は注意が必要です。

ヒメイワダレソウ

ヒメイワダレソウは、非常に小さな葉を持つつる性の植物で、春から夏にかけて花を咲かせます。グラウンドカバーとして利用されることが多いですが、繁殖力が強く、あっという間に広がってしまいます。広がるスピードが速いため、他の植物の生育スペースを奪ってしまうことがあるので、管理を怠らないようにしましょう。

ペパーミント

ペパーミントは、香りが良く、初夏に紫色の小さな花を咲かせるハーブです。葉は料理やお茶などに使われますが、成長がとても早く、地下茎でどんどん広がります。他の植物のスペースを奪ってしまうことや、香りが強すぎて周囲の植物に影響を与えることがあるため、植える場所には注意が必要です。

宿根バーベナ

バーベナは、春から夏にかけて紫やピンク、赤など鮮やかな花を咲かせます。花壇やプランターで長く花を楽しめるのが魅力ですが、繁殖力が強く、剪定を怠ると他の植物のスペースを奪ってしまうことがあります。過度に広がりやすいため、定期的な手入れが必要です。

宿根リナリア

宿根リナリアは、初夏から秋にかけて細長い紫やピンクの花を咲かせます。立ち上がる姿が美しく、花壇を華やかに彩りますが、広がりやすい性質があります。適切に管理しないと他の植物と競合してしまうことがあるので、植える場所や管理方法には注意しましょう。

ガウラ

ガウラは、夏から秋にかけて白やピンクの繊細な花を咲かせます。風に揺れる姿が優雅で、庭に柔らかな印象を与えてくれます。繁殖力が高く広がりやすいため、管理が不十分だと他の植物の生育を妨げることがあるので注意が必要です。

フジバカマ

フジバカマは、夏の終わりから秋にかけて薄紫色の花を咲かせる宿根草です。湿った土壌を好み、秋の庭に美しいアクセントを加えてくれます。地下茎で増えるため、管理が行き届かないと他の植物の生育スペースを奪ってしまうことがあるので、注意しましょう。

植えてはいけない宿根草を植えたいときはどうしたらいい?

とはいえ、宿根草を絶対に庭に植えてはいけないということはありません。これらの宿根草を庭に植えるときは、以下のような対策をとり、繁殖力の強さに注意しながら育てるといいでしょう。

たとえば、ヒメツルソバやペパーミントは地下茎でどんどん広がるため、放置すると周囲の植物の成長を妨げてしまいます。こうした広がりを防ぐには、ガーデンバリアを使ったり、定期的に剪定をして成長をコントロールすることが大切です。

また、植物ごとに好む環境が異なるため、日当たりや湿度などに合った場所を選びましょう。たとえば、フジバカマは湿った土壌を好むので水はけの悪くない場所に、シュウメイギクは日当たりの良い場所に植えるのがおすすめです。

さらに、宿根草は基本的に水はけの良い土壌を好むため、必要に応じて土壌改良を行い、根腐れを防ぐこともポイントです。肥料は与えすぎず、植物に合った適量を心がけることで、健康的な成長を促せます。

加えて、定期的な剪定や病害虫のチェックも忘れずに行い、植物が元気に育つ環境を整えてあげましょう。