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ハナモモの剪定方法を解説!大きくしすぎないためにはどうすればいい?

2024/2/15

ハナモモは、ひな祭りの祭壇に飾られることで定番の春の花です。優しく色鮮やかなピンクの花で見る人を癒しますが、その美しい花をたくさん咲かせるためには剪定が大切です。

この記事では、ハナモモの剪定時期や剪定方法、お手入れについて詳しく解説していきます。

ハナモモは剪定が必要?

ハナモモ

Photo by mimozaさん@GreenSnap

ハナモモの樹形を整えて花をたくさん咲かせるには、定期的な剪定が必要です。また、あまり樹高を抑えてコンパクトに育てるためにも剪定の作業は重要になります。

ハナモモを剪定することによって、枝葉を整理して風通しと日当たりを良くし、病害虫のリスクを減らすことができます。

ハナモモの剪定時期

ハナモモの剪定時期は、主に春に花が咲き終わって新しい枝が伸び始める前の3月下旬〜4月ごろと、冬の落葉期である11月〜2月ごろまでの年2回です。

春の剪定では、花芽が出る前に行うことがポイントです。花芽が出てから剪定すると、生長が遅れて花が咲きづらくなってしまいます。

ハナモモの剪定の仕方

春(3月下旬〜4月):切り戻し

春の花後の剪定では、枝数を増やしていくために切り戻しを行います。切り戻しとは、枝の先端を切り取り、樹形を整えることです。花が咲いた枝から芽を2〜3個残して切り戻すことで、新しい枝の発生を促し、翌年の花付きを良くします。

冬(11月〜2月):間引き、切り戻し

落葉期の剪定では、間引きと切り戻しを組み合わせます。間引き剪定は、風通しや日当たりを良くするために、不要な枝や重なり合う枝を取り除く方法です。その後、全体の樹形を整えるために、切り戻し剪定を行います。

ハナモモの花を咲かせたい時は、花芽をカットせずに木に残すのが大切です。落葉期の剪定では、枝を切りすぎると花数が減ってしまうので注意しましょう。葉先が尖っているものが葉芽、ふっくら丸みを帯びたものが花芽です。

ハナモモの剪定後のお手入れ

剪定後のお手入れとして、切り口には癒合剤を塗るのがおすすめです。これにより、病害虫の侵入を防ぎ、樹木の健康を守ることができます。

ハナモモは小さく育てられる?

ハナモモは落葉期の剪定によって小さく育てることもできます。冬に行う切り戻し剪定は、樹高のコントロールに効果的ですが、ハナモモは樹齢を重ねていくにつれて樹勢が弱まるので、樹齢を重ねたハナモモへの強剪定は控えめにするようにしましょう。

ハナモモを剪定して上手に育てよう!

ハナモモの剪定は、美しい花を咲かせるためには欠かせない作業です。定期的な剪定と適切なお手入れを心がけて、ハナモモの花を楽しみましょう。