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桃の収穫時期はいつ?種類ごとの収穫適期や、追熟させる方法を解説!

2024/7/3

桃は、初夏の味覚として、多くの人に愛されている果物です。しかし、その美味しさを最大限に引き出すには、適した時期に収穫することが大切です。

この記事では、桃の収穫時期や見分け方、注意点などを詳しく解説します。

桃の収穫時期はいつ?

桃の収穫時期

Photo by 美結さん@GreenSnap

桃の収穫時期は、一般的に開花から70〜120日後です。具体的には、収穫が早い早生(わせ)種で5月〜6月ごろ、中間の時期に収穫できる中生(なかて)種で7月〜8月ごろ、遅い時期に収穫できる晩生(おくて)種で9月〜10月ごろが収穫時期とされています。

ただし、桃の種類や栽培している地域の気候によっても多少の違いがあります。桃の果実が膨らみ、果実の地の色が黄色や白色に変化し始めたときが収穫の目安です。

早すぎると未熟で風味が劣り、遅すぎると過熟になってしまうので、タイミングがとても大切です。

桃の種類ごとの収穫時期

品種 収穫時期
清水白桃(早生種) 6月下旬〜7月上旬
日川白鳳(早生種) 7月上旬〜7月中旬
あかつき(中生種) 7月中旬〜7月下旬
川中島白桃(晩生種) 8月下旬

桃の収穫時期の見分け方!完熟のサインは?

桃の完熟を見分けるポイントは以下の通りです。

  1. 地色の変化:緑色から黄色や白色に変化している
  2. 果実の大きさ:ふっくらと十分に膨らんでいる
  3. 香り:甘い香りが強くなる
  4. 触感:指で軽く押すとわずかに柔らかい
  5. へたの周り:果実とへたの間に隙間ができる

これらのサインが見られたら、収穫の適期ですが、全ての果実が同時に熟すわけではないので、数日おきに確認し、適切なタイミングで収穫しましょう。

ただし、木の上で熟しすぎると実が柔らかくなりすぎて収穫が難しくなるため、ある程度の硬さで収穫するのがいいでしょう。

桃は収穫してからも追熟できます。一般的に出荷される桃はまだ硬いうちに収穫して各地に発送されるので、少し早めに収穫することを心がけるといいでしょう。

桃を収穫するときの注意点

桃を収穫する際は、以下の点に注意しましょう。

  1. 朝の涼しい時間帯に収穫する
  2. 果実を優しく扱い、傷をつけないよう注意する
  3. へたを付けたまま収穫し、へたを取らない

これらの注意点を守ることで、味と鮮度を保った桃を楽しむことができます。桃は傷みやすい果物なので、収穫後の取り扱いにも十分注意が必要です。収穫の際は果実を回しながら軽く引っ張り、自然に取れる程度の力加減で行いましょう。

桃の追熟方法

まだ硬い桃は、常温で追熟させることで甘くなります。冷蔵庫に入れてしまうと追熟が止まってしまうので、完熟させたい時は常温で保管しましょう。桃の追熟方法は以下の通りです。

  • 乾燥を避けるため、新聞紙やキッチンペーパーなどで優しくくるむ
  • 常温の涼しい場所(25度前後がベスト)で保管する
  • 風の通らない暑い場所、冷房や扇風機の風が当たる場所は避けてください

桃は完熟すると、お尻からへたに向かって徐々に柔らかくなっていきます。ふっくらとして甘い香りがしてきたら、冷蔵庫に入れて冷やしてから食しましょう。

桃を収穫時期を知って、一番美味しい時期に収穫を楽しもう!

桃はとてもデリケートな果物です。収穫時期を見極めて、実を傷つけずにきれいに収穫できる時期にしっかりと収穫してあげてくださいね。