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トケイソウとパッションフルーツは同じもの?それぞれの特徴を解説!

2024/4/8

トケイソウとパッションフルーツはとてもよく似ていますが、それぞれに違いがあるのか気になった方も多いのではないでしょうか。この記事では、両者の違いを花、実、栽培方法などの観点から詳しく解説します。

トケイソウとパッションフルーツの違いとは?

トケイソウ

Photo by *naomi*さん@GreenSnap

トケイソウは熱帯アメリカ原産のつる性植物で、時計の文字盤のような特徴的な花を咲かせます。鉢植えのほか、庭木としてトレリスに這わせて緑のカーテンとして楽しめることで、近年人気を集める植物です。

トケイソウには500種類以上の種類があることで知られており、花の色や形状、実がなるかどうか、耐寒性などが品種によって異なります。

実はトケイソウの仲間のうち、実を食用とする品種を「パッションフルーツ」と呼びます。また、「クダモノトケイソウ」もパッションフラワーを指し、パッションフルーツとして流通しています。観賞用のトケイソウの実には毒性を持つものもあり、基本的には食べられません。

また、そのほかにもいくつかの違いがあるので比べていきましょう。

葉の違い

パッションフルーツの葉はトケイソウよりも幅広く大きい品種が多いのが特徴です。

実の香りの違い

パッションフルーツの実は独特の芳香があり、香水やジュースなどに利用されています。一方のトケイソウの実には、特に香りはありません。また、パッションフルーツは紫色の実をつける品種と、黄色の実をつける品種が存在しています。紫色の実をつける品種は山地型、黄色の実をつける品種は低地型と呼ばれています。

花色の違い

トケイソウは、白、赤、ピンク、紫、黄色などさまざまな花色の品種があります。一方、パッションフルーツは、白、紫などトケイソウに比べると花色が少ないのが特徴です。

トケイソウとパッションフルーツの名前の由来は?

トケイソウの名前は、花の形状が時計の針のようだったことから付けられました。一方のパッションフルーツの名前は、花の形状が十字架に見えることから、キリストの受難を象徴することに由来しています。

トケイソウとパッションフルーツの違いを知ろう!

トケイソウとパッションフルーツは、とてもよく似ていますが、食用かそうでないかで区別することができます。食用以外のものは基本的に実が食べられないので注意してくださいね。

両者ともユニークで南国風の美しい花を咲かせるので、ぜひ鑑賞を楽しんでみてくださいね。