パンジー・ビオラの種まき時期はいつ?発芽しない失敗を防ぐコツ
2023/7/30
庭先などで色とりどりの花を咲かせる定番の花パンジー・ビオラですが、種まきの時期については詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、パンジー・ビオラの種まきの適期についてご紹介します。種まき時期は8~9月といわれていますが、種から育てるのは難易度が高いため、この記事を参考にしながらトライしてみてくださいね。
パンジー・ビオラの種まき時期はいつ?
Photo by tomoさん@GreenSnap
パンジー・ビオラの種まき時期は8〜9月です。この時期に種まきをすると、11月下旬には色とりどりの花を楽しめます。もっと早い時期にパンジー・ビオラを楽しみたいなら、7~8月と1ヶ月前倒しで種まきすると10月下旬にはにぎやかな庭が楽しめるでしょう。
パンジー・ビオラの発芽温度は18~20℃です。最高気温が25℃を超えない頃が適期と覚えておくとよいでしょう。
パンジー・ビオラの種まきに必要な道具
パンジー・ビオラの種まき方法
1. 7〜8月下旬までに採取、または購入した種を冷蔵庫に入れて、1ヶ月ほど冷やす
2. セルトレイ(または卵パック)に種まき用の土を入れる
3. 1粒1粒がそれぞれに重ならないようにピンセットや爪楊枝を使って調整しながら置く
4. 種の表面がうっすらと見えるように薄く土をかぶせる
5. 霧吹きを使って土全体を軽く湿らせる
6. 土の乾燥を防ぐため、風通しのよい日陰に置いて管理する
7. 発芽が確認できたら、日が差す場所に移動させる
8. 本葉が3~4枚出てきはじめ、根が容器いっぱいになったら、地植えまたは鉢に植え替える
パンジー・ビオラの種まきで発芽率をあげるコツは?
Photo by おかーしゃさん@GreenSnap
パンジー・ビオラの発芽率をあげるには、水で湿らせたキッチンペーパーをシャーレの上に敷き、ラップをして冷蔵庫に入れる方法が効果的です。なお、パンジー・ビオラが発芽したあとは、早めに培養土に植えてください。
キッチンペーパーには根付かないので、こまめに観察しながら発芽を待ちましょう。
パンジー・ビオラの種まきについてよくある質問
最も簡単に発芽するパンジー・ビオラの種まき時期はいつ?
最も簡単に発芽するパンジー・ビオラの種まき時期は、8~9月といわれています。しかし、住む地域によっては温度や天候が違い、発芽しない場合もあります。そのようなときは、シャーレとキッチンペーパーを使った方法や、春まきを試してみましょう。そもそも、パンジー・ビオラには春まきと夏まきがあり、一般的にいわれる8~9月は夏まきを指しています。
春まきは3月中旬〜下旬にかけて行うものを指していて、開花時期は6~9月下旬あたりです。暖かい時期に色とりどりの花を楽しみたい方は春まきを、寒い時期に屋内で花を楽しみたい方は夏まきと、目的にあわせて試してみましょう。
パンジー・ビオラの種まきは卵パックでも代用できる?
Photo by momoz_Houseさん@GreenSnap
パンジー・ビオラの種まきは、卵パックでも代用可能です。セルトレイがなければ、卵パックを使って種まきしてもよいでしょう。卵パックを使って育てる場合の手順は以下のとおりです。
1. 卵パックを半分に切る
2. 容器の底に5mmほどの穴を開ける
3. 穴が埋まる程度に土を入れる
4. フタ側に水を少しずつ入れる
5. フタを下にして重ねる
6. 土を入れた部分に種を3~4粒ずつまく
7. 覆土をする
8. 新聞紙をかけて遮光する
パンジー・ビオラの種まき後に発芽しない!よくある失敗の原因は?
パンジー・ビオラの種まきで、うまく発芽しない原因は4つです。
パンジー・ビオラの種まきで最適な気温は18℃~20℃です。とくに夏まきの場合は、最高気温が25℃を超えない初夏に行うのが望ましいでしょう。また種まき後は、日光は不要です。日光浴をさせようと日当たりのよい場所に置くと発芽しないため、新聞紙などを上からかぶせて遮光しましょう。
パンジー・ビオラの種まき時期は、暑すぎないときがベスト!
今回はパンジー・ビオラの種まき時期とコツ、発芽しないときの原因を中心にご紹介しました。8~9月に種まきをしてもうまく育たない経験のある方は、今回紹介した方法やコツを参考にしながら育ててみてください。