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パンジー・ビオラの種まき時期は9月がベスト?卵パックで発芽する?

2025/9/8

庭先などで色とりどりの花を咲かせる定番の花パンジー・ビオラですが、種まきの時期については詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

今回は、パンジー・ビオラの種まきの適期についてご紹介します。種まき時期は8~9月といわれていますが、種から育てるのは難易度が高いため、この記事を参考にしながらトライしてみてくださいね。

パンジー・ビオラの種まき時期は8〜9月だけど…?

パンジー ビオラPhoto by tomoさん@GreenSnap

パンジー・ビオラの種まき時期は、8月下旬〜10月頃です。ただし、パンジー・ビオラの発芽温度は18~20℃ですので、近年の日本の気候では9月中旬以降がベストなタイミングとなります。

最高気温が25℃を超えなくなってから種まきするといいでしょう。

8月に種まきする場合は、11月下旬頃から色とりどりの花を楽しめます。反対に10〜11月に種まきする場合は、成長が鈍化するため開花時期はより遅くなります。

パンジー・ビオラの種まきに必要な道具

  • 種まき用の土
  • セルトレイ
  • 霧吹き
  • 新聞紙
  • ピンセット(または爪楊枝)
  • 水を入れた霧吹き

パンジー・ビオラの種まきの仕方

1. 7〜8月下旬までに採取、または購入した種を冷蔵庫に入れて、1ヶ月ほど冷やす

2. セルトレイ(または卵パック)に種まき用の土を入れる

3. 1粒1粒がそれぞれに重ならないようにピンセットや爪楊枝を使って調整しながら置く

4. 種の表面がうっすらと見えるように薄く土をかぶせる

5. 霧吹きを使って土全体を軽く湿らせる

6. 土の乾燥を防ぐため、風通しのよい日陰に置いて管理する

7. 発芽が確認できたら、日が差す場所に移動させる

8. 本葉が3~4枚出てきはじめ、根が容器いっぱいになったら、地植えまたは鉢に植え替える

パンジー・ビオラの種まきで発芽率をあげるコツは?

パンジー ビオラ 種Photo by おかーしゃさん@GreenSnap

パンジー・ビオラの発芽率をあげるには、水で湿らせたキッチンペーパーをシャーレの上に敷き、ラップをして冷蔵庫に入れる方法が効果的です。なお、パンジー・ビオラが発芽したあとは、早めに培養土に植えてください

キッチンペーパーには根付かないので、こまめに観察しながら発芽を待ちましょう。

パンジー・ビオラの種まきは卵パックでも代用できる?

パンジー ビオラPhoto by momoz_Houseさん@GreenSnap

パンジー・ビオラの種まきは、卵パックでも代用可能です。セルトレイがなければ、卵パックを使って種まきしてもよいでしょう。卵パックを使って育てる場合の手順は以下のとおりです。

1. 卵パックを半分に切る

2. 容器の底に5mmほどの穴を開ける

3. 穴が埋まる程度に土を入れる

4. フタ側に水を少しずつ入れる

5. フタを下にして重ねる

6. 土を入れた部分に種を3~4粒ずつまく

7. 覆土をする

8. 新聞紙をかけて遮光する

パンジー・ビオラの種まき後に発芽しない!よくある失敗の原因は?

パンジー・ビオラの種まきで、うまく発芽しない原因は4つです。

  • 種がよくなかった
  • 種まきのあとに日光に当たっていた
  • 気温が高かった
  • 水をやりすぎていた

パンジー・ビオラの種まきで最適な気温は18℃~20℃です。とくに夏まきの場合は、最高気温が25℃を超えない初夏に行うのが望ましいでしょう。また種まき後は、日光は不要です。日光浴をさせようと日当たりのよい場所に置くと発芽しないため、新聞紙などを上からかぶせて遮光しましょう。

パンジー・ビオラの種まき時期は秋がベスト!!

今回はパンジー・ビオラの種まき時期とコツ、発芽しないときの原因を中心にご紹介しました。8~9月に種まきをしてもうまく育たない経験のある方は、今回紹介した方法やコツを参考にしながら育ててみてください。