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パンジーとビオラの違いを解説!ほかにパンジーに似た花は?

2024/8/21

パンジーとビオラは、どちらも早春から初夏にかけて咲く、スミレ科の植物です。花壇や寄せ植えでよく見かける色鮮やかな花が特徴的ですが、見た目が似ているため混同されがちです。

この記事では、パンジーとビオラの違いについて、わかりやすく解説していきます。

すぐ分かる!パンジーとビオラの違い

パンジー

Photo by あつぼんさん@GreenSnap

パンジーとビオラは、どちらもスミレ科スミレ属に属する植物ですが、園芸の世界では区別されています。その違いは、主に花の大きさにあります。

パンジーは花の直径が5cm以上ビオラは4cm以下と覚えておくと見分けやすいでしょう。また、花の形や色、草姿にも違いがあります。以下で、詳しく見ていきましょう。

花の大きさを見る

パンジーとビオラを見分ける最もかんたんな方法は、花の大きさを見ることです。パンジーの花は直径が5cm以上と大きく、ビオラは4cm以下と小ぶりです。ただし、品種改良が進んだ現在では、4cmを超えるビオラや、5cm未満のパンジーも存在するため、大まかな目安として覚えておくとよいでしょう。

花の形状を見る

花の形状にも違いがあります。パンジーの花は丸みを帯びていて、花びらが重なり合うように咲きます。一方、ビオラの花は花弁が平らに開く傾向があり、より野生種に近い印象です。

また、パンジーの花はしっかりとした質感で、花びらのふちにしわがよっている品種が多いのに対し、ビオラの花弁は薄く、花びらのふちは平らなものが多いです。

色の違いを見る

花色の種類も、パンジーとビオラで異なります。パンジーは、赤、白、黄、紫、オレンジ、ブルーなど、様々な色があり、複数の色が混ざった複色咲きの品種も多数あります。

一方、ビオラは、紫、青、黄色、白などが主な花色で、パンジーほどのカラーバリエーションはありません。ただし、近年は、ビオラも品種改良が進み、多彩な色の品種が増えてきています。

ビオラほかにパンジーに似た花はある?

ビオラのほかにパンジーに似た花として、同じスミレ科のスミレがあります。スミレは、パンジーやビオラの原種とされ、日本の野山や草原で自生している多年草です。

見分けるポイントとしては、パンジーとビオラの方が花弁が丸みを帯びており大きく扇形に見える一方で、スミレの花弁は小さく楕円形に見えます。また、スミレの花色は、パンジーやビオラのものと似ていますが、より淡く、和の印象を受けます。

パンジーとビオラを簡単に見分けよう!

パンジーとビオラの違いは、花の大きさが最も分かりやすい特徴です。直径5cm以上の大きな花はパンジー、4cm以下の小ぶりな花はビオラと覚えましょう。

どちらも色鮮やかで美しい花を咲かせるので、ガーデニングにも取り入れやすいお花ですので、園芸店で苗を選ぶ際や花壇づくりの参考にしてみてくださいね。