パンパスグラスのドライフラワーの作り方|寿命やふわふわにする方法は?
2024/9/4
秋の装いを美しく彩るパンパスグラス。そのふわふわとした穂を、ドライフラワーにして長く楽しみたいと思いませんか?じつは、パンパスグラスはドライフラワーにするのにぴったりの植物なんです。
ここでは、パンパスグラスのドライフラワーの作り方や寿命、ふわふわにする方法をご紹介します。
パンパスグラスのドライフラワーの魅力とは?
Photo by 志穂さん@GreenSnap
パンパスグラスは、秋から冬にかけて美しい穂を出す多年草です。草丈は2~3mにもなり、「お化けすすき」とも呼ばれています。
そんなパンパスグラスは、生花の状態でも水分が少ないため、ドライフラワーに適した植物です。ふわふわとした穂は、そのまま乾燥させてもその形を保ちます。ナチュラルな色合いは、様々なインテリアスタイルに合わせやすく、リースやスワッグの花材として、またお部屋の装飾にも人気の存在です。
パンパスグラスのドライフラワーの作り方
パンパスグラスのドライフラワーの作り方は、いくつかありますが、もっとも手軽なのはハンギング法です。パンパスグラスはもともと水分が少ないので、とても簡単にドライフラワーにすることができます。
ハンギング法の手順
- パンパスグラスの穂を、根元から20~30cm程度残して切り取る
- 数本束ねて、逆さまに吊るす
- 風通しの良い日陰で1~2週間ほど吊るしておく
パンパスグラスのドライフラワーをふわふわにする方法
Photo by モナミさん@GreenSnap
パンパスグラスのドライフラワーをふわふわにするコツは、開花直前の穂にツヤがありまだ開いていないときに刈り取って、穂出しをすることです。
穂出しの方法は、収穫したパンパスグラスをさわって、ふわふわしている部分と硬い部分の境目を探します。剪定ハサミやカッターでその境目に切れ込みを入れて、1枚ずつ外皮を剥いていくと開ききっていない穂が出てきます。
穂出しをしたあとは、3日ほど水に浸けてからドライフラワーにし、レースカーテン越しの日光が当たる場所に飾ることで、だんだんと穂が開いていきふわふわになっていきます。
パンパスグラスのドライフラワーの寿命をのばす管理方法
パンパスグラスのドライフラワーは、そのままでも十分に長持ちしますが、少しのお手入れで、さらに長く楽しむことができます。保管する際は、湿気の多い場所を避け、風通しのよい場所を選びましょう。直射日光も避けてください。
また、古くなってくると穂が落ちてくるので、ドライフラワー用のスプレーやヘアスプレーを活用することで、より長持ちさせることができます。
そのほか、ほこりがついたら柔らかいハケで優しく払います。虫よけのために、月に一度程度、ドライフラワー用の防虫スプレーを吹きかけるのもおすすめです。
パンパスグラスのドライフラワーを作って飾って楽しもう!
パンパスグラスのドライフラワーは、作り方も簡単で、長く楽しめるのが魅力です。自然に乾燥させるだけで、美しい姿を保ち、ナチュラルなインテリアにぴったりの温かみのある装飾になります。
大きな穂を1本だけ飾ったり、数本束ねてボリュームを出してもよいですね。また、ほかのドライフラワーと組み合わせてアレンジメントを作るのも素敵ですね。
ぜひ、パンパスグラスのドライフラワーを作って、秋冬のお部屋を彩ってみてください。