【オウバイ(黄梅)の花言葉】怖い意味はある?花の特徴や由来は?
2024/4/2
オウバイ(黄梅)は、冬の終わりから早春にかけて、鮮やかな黄色の花を咲かせる魅力的な植物です。その可憐な花姿から、古くから親しまれてきました。ここでは、オウバイの花言葉や花の特徴、名前の由来などについて詳しく解説します。
オウバイ(黄梅)の花言葉とは?

Photo by サナさん@GreenSnap
オウバイの花言葉は、「控えめな美」「恩恵」「期待」などがあります。
「控えめな美」は、オウバイの花が小ぶりで目立たないものの、よく見ると美しい姿をしていることから付けられた花言葉です。
「恩恵」は、中国の伝説に由来しています。ある男性が洪水を防ぐために娘を犠牲にしたところ、娘が石になり、その涙がオウバイの花を咲かせたという話があります。
「期待」は、オウバイが早春に花を咲かせることから、春への期待を表しています。
オウバイ(黄梅)の花言葉には怖い意味がある?
オウバイの花言葉には、特に怖い意味はありません。むしろ、「控えめな美」や「恩恵」など、ポジティブな意味合いが強いです。ただし、「恩恵」の花言葉の由来となった中国の伝説では、娘が犠牲になるという悲しい話が含まれています。しかし、この伝説は、オウバイの花の美しさを表現するためのものであり、花言葉自体に怖い意味はないと言えるでしょう。
オウバイ(黄梅)とはどんな花?
オウバイは、モクセイ科ソケイ属の落葉低木です。原産地は中国で、日本には江戸時代に渡来したと言われています。高さは1~2mほどになります。葉は対生し、長さ2~4cmの楕円形で、先端がとがっています。
花は、枝先に1~3個つき、直径1.5~2cmの六弁花です。花色は鮮やかな黄色で、芳香はありません。花の形は梅に似ていますが、梅とは別の植物です。
オウバイ(黄梅)は何月何日の誕生花?
オウバイは、1月22日、2月20日、3月6日の誕生花です。2月は、まだ寒い日が続く冬は、春の訪れが待ち遠しい季節です。そんな中、オウバイの鮮やかな黄色の花は、春の訪れを感じさせてくれます。
オウバイ(黄梅)の名前の由来と意味は?
オウバイという名前は、「黄色い梅」という意味です。オウは「黄色」、バイは「梅」を意味しています。ただし、オウバイは梅の仲間ではなく、モクセイ科の植物です。
オウバイの花が、色は黄色いものの、形は梅に似ていることから、この名前が付けられたと考えられています。また、漢字で「黄梅」と書くこともあります。英語名は「Winter jasmine」で、直訳すると「冬のジャスミン」という意味です。ジャスミンに似た花を冬に咲かせることから、この名前が付いたのでしょう。
オウバイ(黄梅)の花言葉を贈ろう!
オウバイの可憐な黄色い花は、寒い冬の終わりに春の訪れを感じさせてくれます。「控えめな美」「恩恵」「期待」といった花言葉を持つオウバイを、大切な人に贈ってみてはいかがでしょうか。
まだ寒い時期ではありますが、オウバイの花言葉と共に、春への期待を込めて贈ると喜ばれるかもしれません。オウバイの鮮やかな黄色い花を見ると、心が明るくなりそうですね。