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観葉植物が枯れる原因と復活させる方法!しおれた葉っぱはどうする?

2022/10/24

毎日の生活に癒しを与えてくれる観葉植物ですが、大切に育てていたのにふと気がついたら枯らしてしまていたという方も多いのではないでしょうか。今回は、観葉植物が枯れる原因や、葉が弱って枯れてしまったときの対処法について詳しくご紹介します。

観葉植物が枯れる原因をあらかじめ知っていれば、長く健康に育てるためのコツもつかめてくるはず。ぜひ参考にしてくださいね。

観葉植物が枯れる原因は?

観葉植物 枯れるPhoto by しおんさん@GreenSnap

観葉植物が枯れる原因は、主に日当たり、水やり、病害虫に関連する10個の原因があります。それぞれの原因と対処法を以下に記載したので、心当たりがあれば直してみてくださいね。

  1. 置き場所が合っていない
  2. 日照不足によって光合成ができていない
  3. 日が当たりすぎて葉焼けしてしまった
  4. 水をやりのしすぎで根腐れを起こしている
  5. 水不足で極度に乾燥してしまった
  6. 生長しすぎて根詰まりを起こしている
  7. 栄養が足りていない
  8. エアコンや室外機の風に当たっている
  9. 寒さで弱ってしまった
  10. 害虫がわいている・病気になっている

1.置き場所が合っていない

観葉植物は、原産地によって好む環境が異なります。砂漠のような極度に乾燥した地域を原産とする植物は日光をたっぷりと好みますが、アマゾンなどの熱帯雨林を原産とする植物はもともと弱い光を好み、半日陰で育ちます。

置き場所が合っていないと枯れてしまうので、育てる環境植物にふさわしい置き場所を用意しましょう。また、植物は太陽の光で光合成を行うため、照明の光では育ちません。室内で管理している観葉植物も、たまに外に出して日光浴をさせると元気に育ってくれるでしょう。

観葉植物の種類によって、好む環境は以下の通りです。

  • 弱い日差しを好むタイプ(アジアンタム、テーブルヤシなど):窓から少し離れた、室内でも明るい場所を好む。晩秋〜初春は朝日のような弱い光を好む。

  • 日当たりを好むタイプ(ユッカ、サンセベリア、オリーブなど):窓越しでもしっかり明るさを保て、午前中は直射日光が差し込む場所を好む。夏の直射日光や西日は避ける。

  • 日陰を好むタイプ(ポトス、モンステラなど):窓から離れた自然光があまり届かない場所。照明の光が確保できる

2.日照不足によって光合成ができていない

観葉植物の葉の色が薄い黄色になったり、白っぽく変色してきたら、水切れと日照不足が疑えます。全体的にひょろひょろと勢いがなくなり、葉が変色してきたら、窓の近くなど日が当たる場所に移動させて様子をみましょう。

急に強い日差しにあたると葉焼けを起こす場合があるので、窓辺の日差しから、ゆるやかに環境に慣れさせてやってくださいね。

3.日が当たりすぎて葉焼けしてしまった

日光を好む観葉植物でも、真夏の直射日光や西日には要注意です。葉の温度が急激に上がると葉焼けを起こし、葉の組織が死んでしまいます。葉焼けした葉は元には戻りません。

真夏の時期は、直射日光が当たらない場所に移動させましょう。また、コンクリートの照り返しで鉢の中が蒸れて根が痛むこともあるので、地面に直接置かず、スタンドなどを使って管理すると良いでしょう。

4.水をやりのしすぎで根腐れを起こしている

しっかり水やりをしているのに枯れてきたり、葉が萎れて元気がなくなってきたときは、根腐れの可能性があります。土が常に湿っていると、根が呼吸できずに腐ってしまいます。幹を軽く押してみて、ぶよぶよしていたら根腐れで間違いないでしょう。梅雨時期は湿気が溜まりやすく根腐れしやすいので、特に注意が必要です。

観葉植物は「鉢土の表面が乾いて、しばらくしてから水やりをする」のを意識してください。

5.水不足で極度に乾燥してしまった

観葉植物 枯れるPhoto by いかげそぴえんさん@GreenSnap

幹がシワシワと乾燥し、葉がカラカラになっていたら、水分不足による乾燥が疑われます。葉全体が萎れてしまった場合は、鉢ごと水に沈めてしっかりと水を吸わせましょう。夏場は乾燥しやすいので、しっかりめに水をやってくださいね。

冬場は水を控えめにした方が良いと言われますが、常に暖房の効いた部屋であれば水不足になりがちです。土の表面をよく観察し、乾燥していたら水をやりましょう。

6.生長しすぎて根詰まりを起こしている

観葉植物をずっと同じサイズの鉢で育てていると、根詰まりを起こして枯れてしまうことがあります。きちんと世話をしているのに、樹勢が弱くなってきたら根詰まりを疑いましょう。

鉢に根が回りすぎると、水を与えても吸収できずにすぐ乾燥してしまったり、株が生長できずだんだんと弱ってきてしまいます。鉢底から根が飛び出してきたら、植え替えのサインですから、ひと回り大きな鉢に植え替えてやりましょう。

植え替えは、5月から9月までの日中の気温が20度ほどの時期が適しています。真夏や真冬、梅雨の時期、台風のシーズンは避け、カラッと晴れた日の午前中に植え替えを行うのがおすすめです。

7.栄養が足りていない

観葉植物をずっと同じ鉢で育てていると、土のなかの栄養が減ってだんだんと弱り、枯れてしまうことがあります。できれば古い土を落とし、新しい土を入れて植え替えてやる方が良いですが、液体肥料や固形肥料を施して栄養を補給しても良いでしょう。

ただし、栄養剤の与えすぎには要注意です。肥料焼けを起こして枯れてしまうことがあるので、必ず適切な量を施すように注意してください。生長が止まる冬場は、肥料は必要ありません。

8.エアコンや室外機の風に当たっている

観葉植物にエアコンや室外機の風が直接当たってしまうと、過度に乾燥して葉が痛み、枯れてしまう場合があります。なるべくエアコンの風が直接当たらない場所に置くようにしましょう。

直接風は当たらないけれど、風通しの良い場所で育てるのがベストです。

9.寒さで弱ってしまった

観葉植物は温暖な地域を原産とするものが多く、寒い場所では弱ってしまうことがあります。室温が10度を下回ると弱り出すので、屋外で育てているものは室内に取り込みましょう。室内でも冷え込む場所に置いている植物は、室温がキープできる場所に移動させるのがコツです。

10.害虫がわいている・病気になっている

観葉植物は、アブラムシやカイガラムシ、ハダニなどの被害に注意が必要です。また、ウィルス性の病気にも注意しましょう。害虫は見つけ次第駆除します。室外で育てている観葉植物には害虫がつきやすいので、あらかじめ防虫スプレーなどを使って防ぎましょう。

風通しが悪くなると病気にかかりやすくなるので、葉が茂りすぎたらしっかり剪定するなど、普段のお手入れもしっかり行ってくださいね。

観葉植物が枯れたかのか判断する方法は?

観葉植物 根腐れ 判断Photo by きょんさん@GreenSnap

観葉植物は、枯れているように見えても幹や根が生きていれば復活する可能性があります。枝を少し切ってみて、切り口が白っぽく柔らかい場合は、まだ生きています。

切り口が茶色くなっていたり、スカスカして中身がない、腐っている場合は枯れていると判断できるでしょう。

テーブルプランツなら、水やりのタイミングもばっちり!

テーブルプランツ 本棚

土植えの観葉植物は、どうしても水やりのタイミングが分かりずらいので、枯らしてしまいがちですよね。GreenSnap STOREでは、土のかわりに専用のスポンジを使った観葉植物「テーブルプランツ(Table Plants)」を開発しました。

テーブルプランツはクリアカップに入っているので、水やりのタイミングが一目瞭然!カップの1/3ほど水を入れて、水が完全になくなったら同じようにまた水やりをすればOKです。水持ちの良いスポンジなので、頻繁に水やりをする必要もありません。観葉植物を育ててみたいけれど枯らすのが心配…という方にもぴったりです。

水やりのタイミングが不安なら、サスティー(水分計)がおすすめです。サスティは土に挿しておくだけで土中の水分量が分かる水やりチェッカーです。一目で水やりのタイミングが分かるので、初心者さんも安心して植物を育てることができますよ。

枯れた観葉植物を復活させる方法はある?

観葉植物 枯れたPhoto by mimimiさん@GreenSnap

観葉植物の幹や根がまだ生きている場合は、枯れた葉を取り除いて養生させることで復活する可能性もあります。また、挿し木や葉挿しをして、新しい株を育てられる場合もあるでしょう。

枯れてしまったからといって、すぐに諦めずに株の状態をしっかり確認してみてくださいね。養生の方法は以下の通りです。

1.枯れた部分を切り落とす

枯れて葉の色が変わった部分は元に戻らないので、枯れた葉は早めに切り落としてしまいましょう。枯れた葉をそのままにしていると見栄えが悪いだけではなく、枯れた部分が広がってしまうこともあります。

弱っている部分と、葉が枯れて変色した部分だけをカットします。植物の再生する力を少しでも多く残すため、元気な葉はできるだけ残してあげましょう。

2.明るい日陰で管理する

弱った観葉植物は、いきなり日当たりの良い場所に移動させても元気になりません。いきなり強い日差しに当たると枯れてしまう場合もあるので、風通しの良いレースカーテン越しの明るい日陰で管理しましょう。

観葉植物が枯れる原因を把握し、復活させてみよう

人間と同じように、観葉植物も季節の変わり目には調子を崩しやすくなります。日本には四季があるので、暑さ寒さや、急激な環境の変化には気をつけましょう。

水やりのタイミングは、水量計を使用するのもおすすめです。鉢にさしておくだけで簡単に水やりのタイミングがわかるので、とても便利ですよ。観葉植物を枯らさないために、日頃から土や葉の様子を見てお世話してあげてくださいね。

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