寒さに強い観葉植物を紹介!冬の管理方法や注意するポイントは?
2024/8/16
観葉植物は一般的に暖かい環境を好み、冬の寒さに弱いイメージがありますが、なかには寒さに強い観葉植物もあります。冬に強い観葉植物であれば管理も楽で、初心者でも育てやすいでしょう。
ここでは、寒さに強い観葉植物と、冬越しの管理ポイントをご紹介します。
寒さに強い観葉植物6選
アイビー
Photo by まるちゃんさん@GreenSnap
アイビーは寒さに強い観葉植物の代表格で、耐寒温度は0〜3℃と暖地では地植えも可能な品種です。白い斑の模様や葉の形の種類が豊富で、地植えではつるを生かしてフェンスなどに這わせるのが人気の楽しみ方です。
アイビーは日光を好む性質があるため、基本的には日の当たる場所で管理しましょう。冬の水やりは控えめにし、つるが伸びすぎたら剪定をするのがポイントです。葉水をして葉の乾燥を防ぐのも大切です。
ユッカ
Photo by emu·͜· ︎︎さん@GreenSnap
ユッカは太い幹の先から細い葉を生やす観葉植物です。寒さや乾燥に非常に強いのが特徴で、気温5℃以上であれば冬を越せます。日当たりと風通しのよい場所を好みますが、耐陰性も高いので場所を選ばず育てられます。
モンステラ
Photo by 果の鉢さん@GreenSnap
モンステラは切れ込みの入った大きな葉が特徴的の観葉植物です。気温5℃以上であれば冬を越せます。冬場は2週間に1回程度の水やりで十分でしょう。
パキラ
Photo by nonpiさん@GreenSnap
パキラも気温5℃以上あれば冬を越せ、夜間のみであれば5℃を下回っても問題ありません。幹が編み込み模様になっているものもあり、インテリア性が高いのが人気です。
アルテシマ
Photo by syngoさん@GreenSnap
アルテシマも気温5℃以上であれば冬を越せる寒さに強い観葉植物です。葉にくっきりとした模様が入り、曲線的に伸びる幹が特徴的です。
オリーブ
Photo by みかみかさん@GreenSnap
オリーブは地中海沿岸が原産の植物で、耐寒温度は−3℃までであれば冬越しできます。寒さには強いですが、オリーブはできるだけ日当たりのよい場所が適しています。直射日光が当たっても平気なので、明るい場所を選んでおきましょう。
寒さに強い観葉植物の冬越し管理
寒さに強い観葉植物でも、冬場の管理が適切でないと元気がなくなってしまう可能性があります。ここでは、冬越しの管理ポイントをまとめました。
1.窓際や玄関は避ける
寒さに強い観葉植物でも、気温が低すぎる場所に置くと低温障害を起こしかねません。暖かい時期はレースカーテン越しの窓際などに置くのが推奨されますが、冬は窓際に置くと朝晩の寒暖差や隙間からの冷気で弱ってしまうことがあります。
また、玄関も開閉のたびに気温が変化し、気温が落ちやすいので冬場は避けて、基本的には、気温10℃以上の場所で管理するのがベストです。
2.エアコンの風に当てない
室内で管理する場合は、暖房の風が直接当たらない場所においてください。暖房の温風は葉の水分を奪い傷めてしまうため、注意が必要です。また、暖房の効いた部屋は極端に乾燥しやすいので葉水を定期的にするとよいでしょう。
3.水やりは控えめに
冬場は観葉植物の生育が鈍くなるため、あまり水を必要としません。水やりの過剰は根腐れの原因になるので、土の表面がしっかりと乾いたのを確認してから水を与えるのが適切です。
乾燥を防ぐため、葉水をして葉に水分を与えるのも大切なポイントです。乾燥した状態が続くと虫が発生しやすくなるため、定期的に葉水をしましょう。
4.日光浴を忘れずに
冬でも日光は観葉植物の生育に必要不可欠です。日光を好む品種は、明るい日の当たる場所に置くのがおすすめです。
また、日陰を好む品種でも、長期間日光に当たらないと弱ってしまう可能性があります。定期的に外に日光浴をさせるなど、自然の環境に触れさせるのが理想的です。
寒さに強い観葉植物で冬の管理も安心!
基本的には暖かい場所を好む観葉植物ですが、ほとんどは適切な置き場所や水やりを控えめにし、日光を忘れずに与えることで、冬でも元気に育てられます。
寒さに強い観葉植物を選ぶことで、冬越しの失敗を防げて、初心者の方でも安心して育てることができ、一年を通して緑の癒しを感じられるでしょう。ぜひ、好みの寒さに強い観葉植物を見つけて、冬もグリーンのある生活を楽しんでくださいね。