【観葉植物の寄せ植えの作り方】おしゃれな組み合わせやセンスよくするコツは?
2024/1/11
お花でよく見る寄せ植えですが、じつは観葉植物でも寄せ植えをしておしゃれなインテリアとして楽しむことができますよ。コツさえ抑えれば難しくはないのでこの記事を参考にして、一緒につくってみましょう!
観葉植物の寄せ植えをつくる前に知っておきたいこと
Photo by HummingGarden♪さん@GreenSnap
寄せ植えとは、一つの鉢に数種類の観葉植物を一緒に植えて楽しむ方法のことです。観葉植物単体では楽しめない華やかさや、ミニジャングルのような表情も楽しめるため、最近注目を集めています。
ただし、観葉植物の寄せ植えはつくるの自体簡単ですが、長く楽しむためには①生育環境が同じ観葉植物を組み合わせることと、②蒸れ防止のため横に長い鉢を使うか密植させすぎないことが大切です。
①生育環境が同じ観葉植物を組み合わせる
観葉植物によっては日光を好むものと、反対に強い日光では葉焼けしやすいものがあります。ほかにも多湿を好む種類もあれば、乾燥を好む種類もありさまざまです。寄せ植えはひとつの鉢で管理するため、できるだけ性質が同じ観葉植物を組み合わせましょう。
ちなみに観葉植物とサボテン・多肉植物は生育環境が全く異なるので一緒に寄せ植えできません。
②蒸れ防止のため横に長い鉢を使うか密植させすぎない
寄せ植えではたくさんの植物を詰めて密植させたほうがおしゃれには見えますが、蒸れの原因となって腐ったり病気になる可能性があります。そのため、横長の鉢を使うか密植させないよう株間をあけて植えることが大切です。
目安としては、6号の鉢であれば3号以下のミニ苗を4〜5種植えるくらいです。横長の鉢であれば苗同士が重ならない程度の距離を開ければいいので、長さにそって苗を用意しましょう。
観葉植物の寄せ植えをセンスよくつくるコツ
観葉植物の寄せ植えをセンスよくつくるコツは
①カラーリーフを使う
②つる性の観葉植物を使う
③高低差をつける
④葉の形が違う種類を組み合わせる
この4つを意識すること!それぞれ詳しくご紹介します。
①カラーリーフを使う
カラーリーフは葉色が白やピンク・赤に染まる緑以外の葉色を持つ観葉植物のことで、寄せ植えのアクセントにぴったりです。
たとえばアンスリウムやカラジウム、カラテアなどがおすすめ。
②つる性の観葉植物を使う
つる性の観葉植物は鉢から垂れて伸びていくので、寄せ植えに動きがでてよりおしゃれに仕上がります。
たとえばアイビー、トラディスカンチア、シュガーバインなどがおすすめ。
③高低差をつける
葉の形で高低差をつけるのも寄せ植えに立体感がでて垢抜けます。
たとえば鑑賞方向を決めて、容器の手前から背の低い順に並べたり、横長の鉢なら三角形にみえるように配置するとまとまりがでますよ。
④葉の形が違う種類を組み合わせる
葉の形はガジュマルのようなたまご型のものから、ドラセナのような細長いもの、アイビーのような切れ込みが入ったものなどさまざまです。
葉の大きさでもこまかな表情を演出できるので、葉の形はできるだけ違うものを組み合わせたほうが見応えがでます。
観葉植物の寄せ植えの作り方
用意するもの
- 6号以上の鉢か横長の鉢
- ミニ苗もしくは3号以下の観葉植物数種
- 市販の観葉植物用の土
- 鉢底ネット&鉢底石
- 緩効性肥料(土に肥料が含まれる場合は不要)
- スコップや割りばし
- 新聞紙や園芸シート(汚れ防止用)
寄せ植えの手順
- 観葉植物の寄せ植えは、5〜9月の間につくりましょう。
- まずは苗をそのまま並べてレイアウトを決める。
- 鉢に鉢底ネットや鉢底石をいれ、観葉植物の土を鉢の3分の1ほどいれる。
- 苗をポットから取り出し、土を3分の1ほど落とす。
- このとき大きすぎる苗は株分けをしてサイズ感を調整する。
- 一番背丈が大きい苗から順に、円形鉢なら鉢のふち側に寄る(鉢中央はスペースを開けるように)植える。
- すべて苗を配置し終わったら、割り箸などを使いながら隙間を土で埋めていく。
- 鉢のふち下2cmほどまで土をいれたら軽く手で押し固める。
- 鉢底穴から流れでるまでたっぷり水やりする。
観葉植物の寄せ植えをつくってみよう!
観葉植物の寄せ植えは、植物の組み合わせ次第でアジアンテイストにも和風っぽくもナチュラルテイストにもつくれます。無限大の組み合わせがあるので、自分好みの寄せ植えづくりにぜひチャレンジしてみてください。