水耕栽培できる観葉植物のおすすめ紹介!大型サイズも水だけで育つ?
2024/8/1
水耕栽培とは、土を使わずに水と液体肥料を使って植物を育てる栽培方法です。野菜はもちろん、観葉植物も育てることができます。
この記事では、水耕栽培のメリットや水耕栽培におすすめの観葉植物などを紹介します。
観葉植物を水耕栽培で育てるメリットは?
水耕栽培している観葉植物の育て方はシンプルで、水と液体肥料を与えるだけです。土を使わないことから、植物の管理にうれしいいくつかのメリットがあります。
虫が発生しにくく、においが気にならない
水耕栽培では有機質である土を使わないため、土や肥料などから発生する特有のにおいがしません。また、有機質がほとんど含まれていないため、虫も寄りつきにくいです。さらに、土壌由来の病気が発生しづらいため、無農薬栽培にも向いているとされています。
水やりが簡単でわかりやすい
観葉植物の水耕栽培では、穴のあいていない容器を使うため、水の残量や、水やりのタイミングを容器の容量で判断できます。ガラスや透明なプラスチック容器を用いれば、さらに水やりの管理がしやすいでしょう。またわかりづらい場合でも、重さを計っておいたり、水位計を使うことで管理がしやすくなります。
おしゃれに飾れる
透明なガラスなどの容器に入れることで、おしゃれなインテリアとして一気に存在感がでます。また、水栽培では根っこを含めた株全体がみられるため、普段と変わった雰囲気を楽しめます。
水耕栽培できるおすすめの観葉植物
ガジュマル
ガジュマルは丈夫で育てやすい観葉植物です。葉が厚く光沢があり、葉の形が特徴的です。耐陰性があるため、日光の当たりにくい場所でも育てられます。
サンスベリア
サンスベリアは、剣のような葉が特徴的な多肉植物です。耐陰性や耐寒性に優れ、丈夫で育てやすい植物として知られています。
パキラ
パキラは、シンプルな見た目ながら存在感のある観葉植物です。耐陰性があり、日光の当たりにくい場所でも育てられます。
モンステラ
モンステラは、大きな葉に切れ込みが入っているのが特徴的な観葉植物です。横に広がる性質があるため、大きくなったら土に植え替えたり、支柱などで茎を支えるなどの対策を取る必要があります。
ポトス
ポトスは、つる性の観葉植物で、葉が心臓の形をしているのが特徴です。耐陰性があり、手間がかからないので初心者でも育てやすい植物です。
サボテン
サボテンは、多肉植物の一種で、葉の代わりにトゲがあるのが特徴です。耐乾性が高く、水を与えすぎると根腐れを起こしやすいので注意が必要です。
観葉植物を水耕栽培で育てるならスポンジがおすすめ!
水耕栽培といってもいくつかの方法があり、水に浸す”水栽培(水挿し)”、ハイドロボールを使った”ハイドロカルチャー”、スポンジを利用する”スポンジ栽培”があります。
水栽培(水挿し)
Photo by yamaさん@GreenSnap
水栽培は、植物の根を水中につけて育てる方法です。一般的にはガジュマルなどの茎から根のでる植物を、剪定後の枝から発根させ、増やすときに用いられます。
ガラスなどの透明な容器を使うことで水の管理がしやすく、インテリアとしてもおしゃれです。一方で、室温や日光によって温度が変化しやすく、こまめな水換えをしたりと水質の管理には注意が必要です。
また、植物を支えるために固定する必要がありますが、株を傷つけないように注意する必要があります。
ハイドロカルチャー
Photo by ゆんこさん@GreenSnap
ハイドロカルチャーは、一般的にハイドロボールという人工の石を使って植物を育てる方法です。ハイドロボールは固形でにおいがしないため、虫が寄りつきにくく、周囲も汚れにくいのがメリットです。
しかし、意外と管理がむずかしく、根から出る老廃物や栄養バランスの調整が必要で、適切な知識がないと根腐れなどが原因で枯らしてしまうことがあります。
スポンジ栽培
Photo by サクラコ❀︎さん@GreenSnap
スポンジ栽培は、土の代わりに水耕栽培専用のスポンジや食器洗い用のスポンジを培地として植物を育てる方法です。
スポンジが植物の根を支え、水を保持してくれます。植物が育つしっかりとした土台となるので観葉植物にとくにおすすめの方法です。またスポンジの多孔質な構造は、根の酸素の供給にも役立ちます。水栽培と同じく、水位が一目でわかるため初心者でも水やりが簡単です。
【土を使わない観葉植物】テーブルプランツ(Table Plants)では、専用のスポンジで育てる人気の観葉植物を、多品種そろえています。植物の大きさは20〜30cmほどで、耐陰性に優れた品種もあるので置き場所に困らず、かわいらしい植物たちを楽しめます。
テーブルプランツでは、スポンジ栽培に向いた専用苗と有機物不使用の特殊素材のスポンジを使用しており、虫がわきにくく健やかに育ってくれます。倒れても規定量なら水がこぼれない設計で、ペットを飼っている方や小さいお子様のいる方にも安心です。
大型の観葉植物は水耕栽培で育てられる?
水耕栽培で育てる植物は、鉢3〜4号(直径9〜12cm)ほどの大きさが一般的とされています。
大きく育てることはむずかしい水耕栽培ですが、テーブルプランツ・トール(Table Plants Tall)では、6号サイズの観葉植物が用意されています。お部屋のシンボルツリーにもなるサイズ感(全長60〜70cm)で、床置きもできます。
また、テーブルプランツのメリットはそのままに、ほかサイズではできなかった枝ぶりや葉がダイナミックな品種・樹形がセレクトされています。
観葉植物を水耕栽培で育ててみよう!
観葉植物の水耕栽培では、植物にとってのよい環境をつくりやすく、水やりなど管理がしやすいスポンジ栽培がおすすめです。
テーブルプランツ(Table Plants)シリーズでは、専用構造で水耕栽培のメリットをより活かして観葉植物を育てることができます。また、初心者でも育てやすくギフトにもおすすめです。この機会にぜひ、水耕栽培から観葉植物を育ててみてくださいね。