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オレガノは植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!

2024/5/9

オレガノは、地中海原産のシソ科のハーブで、さまざまな料理の香りづけや臭み消しとして利用されます。そんなオレガノは栽培が簡単で、ガーデニング初心者にもおすすめの植物とされる一方で、「植えてはいけない」といわれることがあります。

今回は、オレガノを植えてはいけないといわれる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。

オレガノを植えてはいけないといわれる理由は?

オレガノ

Photo by ハルヒナさん@GreenSnap

増えすぎる

オレガノは繁殖力が非常に旺盛で、放っておくと地下茎やこぼれ種で次々と増えていきます。あっという間に庭いっぱいに広がってしまい、一度植えたら手に負えなくなります。

また、根張りも強く、周囲に植えている植物の必要な栄養を奪い、生育を阻害してしまうことも考えられます。

ハーブとして使いきれない

オレガノは生育が旺盛で大量に収穫できますが、用途は肉や魚料理の付け合わせやハーブティーなどと少量なため、使い切れず処分することになってしまいます。

香りがよわくなる

オレガノは多湿の環境が合わず、梅雨時期や高温多湿の夏に弱ってしまいます。こういった原産地との生育環境の差が影響して、日本で栽培したオレガノは、市販されているヨーロッパで育てたものより、香りが弱くなる傾向にあります。せっかく育てても、香りが落ちてしまっては残念です。

オレガノの繁殖を抑えながら育てる方法

鉢やプランターで育てる

オレガノの生育を抑えるには、鉢植えやプランター栽培がおすすめです。鉢の中で生育を制限できるので、管理がしやすくなり、増えすぎるという心配がなくなります。ただし、根詰まりしないよう2年に1回植え替えをしましょう

また、地植えでも根止めシートやブロックなどで区切っておくことで生育範囲を限定できます。

花がら摘みをする

オレガノはこぼれ種でも増えるので、花が終わったらすぐに花がらを摘み取り、種ができるのを防ぎましょう。また、ハーブとして育てている場合は、開花すると香りが落ちるので、花が咲く前に摘み取りましょう。

ドライハーブにする

収穫したオレガノの葉をそのまま使い切るのは難しいので、ドライハーブにして長期保存ができるようにしましょう。料理にも使いやすく、乾燥させた方が香りも強くなるので一石二鳥です。

オレガノの茎葉を流水でよく洗い水を切ったら、風通しのよい日陰で1〜2週間ほど乾燥させます。乾燥したら茎を取り除き、ミキサーなどで粉砕したら、瓶に入れて保存しましょう。

オレガノの性質を知って栽培を楽しもう!

オレガノは植えてはいけないといわれるのは、増えすぎてしまうというのが主な理由のようです。育てるうえでの注意点を事前に知っていれば、対策ができるので安心してオレガノを楽しめますね。