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【玉ねぎの後作にいい野菜一覧】逆に植えてはいけないのはどれ?

2024/6/11

玉ねぎは現在ヒガンバナ科に分類される野菜で、サラダや炒め物など生でも火を通しても美味しく食卓に欠かせない野菜のひとつです。今回は、玉ねぎの後作について、相性のよい野菜と、逆に植えてはいけない野菜を解説します。

玉ねぎの後作ってなに?

玉ねぎ

Photo by Taka722さん@GreenSnap

後作とは、野菜を栽培したあとの土地に次に植える野菜のことで、後作をする際には連作障害を考慮しなければなりません。

連作障害は、同じ科の植物を同じ場所で続けて栽培していると土壌の栄養や微生物の偏りによって連作障害を起こすことで、それを避けるためには、同じ場所での植え付けは数年間あける必要があります。したがって、同じ場所で野菜を栽培するには違う科の野菜を植え付けるのが一般的です。

しかしながら、玉ねぎは連作障害にとても強く、4〜5年の連作も一般的なくらいとても優秀な野菜です。

玉ねぎの後作にいい野菜

玉ねぎは11月に苗の植え付けをし、5〜6月頃に収穫をします。玉ねぎは連作ができるため、玉ねぎの収穫後に植え付けて次の栽培まで、夏〜秋にかけて収穫のできる野菜を植えられると最適です。

さつまいも

さつまいもはヒルガオ科の野菜で、玉ねぎと同じく連作障害を起こしにくいです。また、栽培期間が5〜11月頃なので、玉ねぎの次の栽培まであいた期間を埋めることができます。

かぼちゃ

かぼちゃはウリ科の野菜で、玉ねぎの後作で栽培することで立枯病が発生しにくくなります。また、玉ねぎが土壌の肥料を使ってしまうので、玉ねぎの後作で栽培するかぼちゃはつるぼけしにくく、実つきがよくなります

ナス

ナス科の植物は玉ねぎの後作におすすめで、植え付けが遅れても夏〜秋の長い期間収穫が楽しめます。

ピーマン

ピーマンもナス科の植物として、同じ理由で玉ねぎの後作に向いています。

オクラ

オクラはアオイ科の植物で、植え付けから2ヶ月ほどで収穫時期を迎え、7月中旬〜10月中旬まで収穫が楽しめます。また、害虫被害が少ないので初心者でも育てやすいです。

玉ねぎの後作に植えてはいけない野菜

玉ねぎの連作は問題ないとされていますが、基本的には連作にならないよう同じヒガンバナ科であるネギ類の作物は避けるとよいでしょう。

また、マメ科のエンドウや枝豆は、玉ねぎの根の影響で生育に影響が出ることがあるため、避けた方がよいです。

玉ねぎの後作には夏野菜がおすすめ!

玉ねぎの後作にはさきほどあげた意外にも、ゴーヤやシシトウなどの夏野菜もおすすめです。また、玉ねぎの後作に植えてはいけない野菜は少なく、比較的影響も出にくいとはされますが、ネギ類やマメ科は避けた方が無難でしょう。