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【オクラのコンパニオンプランツ】一緒に植えると相性のいい野菜は?

2024/5/28

オクラは暑さに強く、夏の家庭菜園で人気の野菜です。オクラは一種類だけを植えるよりも、他の野菜と一緒に植えると、より豊かな収穫を期待できます。これを「コンパニオンプランツ」と呼びます。

オクラと相性のいい野菜を組み合わせることで、害虫を寄せ付けにくくしたり、お互いの生育を助け合うことができるのです。

オクラのコンパニオンプランツとは?

オクラ

Photo by ニコちゃんさん@GreenSnap

コンパニオンプランツとは、異なる種類の植物を近くに植えることで、互いに良い影響を与え合う栽培方法のことです。

オクラは害虫に付きやすい野菜なので、コンパニオンプランツを活用することで、農薬を使わずに害虫を防ぐことができます。また、お互いの生育を助け合うことで、収穫量もアップする可能性があります。

オクラのコンパニオンプランツ一覧

オクラと相性のいい野菜は、主にマメ科の植物やハーブ類です。害虫を寄せ付けにくくしたり、土を肥沃にしてくれる働きがあります。一方で、ナス科の野菜などとは相性が悪いので、注意が必要です。

エンドウ

マメ科のエンドウは、オクラの株元の空間を有効活用できる低い植物です。根に付く根粒菌が土を肥沃にしてくれます。

エダマメ

エダマメも同じくマメ科で、オクラと相性がよく、害虫を寄せ付けにくくする効果があります。

インゲン

つるありインゲンは、オクラの高い茎を支柱代わりにして育てることができ、空間を有効活用できます。

ニラ

ニラは草丈が低いので、オクラの株元の空間を利用して植えられます。また、ニラの根に付く細菌が天然の抗生物質を出し、病気の予防にもなります。

ニンニク

ニンニクの前作で植えた場所に、オクラを植えると良いでしょう。ニンニクの根が残り、オクラの養分になります。

バジル

バジルの香りが、アブラムシなどの害虫を寄せ付けにくくする効果があります。

マリーゴールド

マリーゴールドは土に潜むセンチュウ(線虫)を防ぐ効果があり、オクラの病気予防になります。

ひまわり

ひまわりは訪花昆虫を呼び寄せ、オクラの受粉を助けてくれます。また、背丈が高いので日陰にもなりません。

オクラと一緒に植えてはいけない野菜や植物一覧

オクラとは相性が悪く、一緒に植えると生育が悪くなったり、病害虫が増えてしまう野菜や植物もあります。

トマト・ナス

トマトやナスなどのナス科の野菜は、一緒に植えると根の張り方が似ているため、養分や水分を奪い合ってしまいます。また、土壌のネコブセンチュウが増える原因になるため、お互いの生長を阻害してしまうほか、連作障害も起こしやすくなってしまいます。

ニンジン

ニンジンはネコブセンチュウに弱く、オクラと一緒に植えるとセンチュウが増えてしまいます。

サルビア・ローズマリー

サルビアやローズマリーは繁茂しやすいため、オクラの生育を妨げてしまう可能性があります。

トマトはコンパニオンプランツと一緒に植えて育てよう!

このように、オクラにはコンパニオンプランツとして相性のいい野菜や植物、相性の悪いものがあります。上手にコンパニオンプランツを活用することで、農薬を使わずに豊かな収穫を期待できます。

家庭菜園を始める際は、ぜひコンパニオンプランツを意識して、オクラと相性のいい野菜を組み合わせて植えてみてはいかがでしょうか。