【オクラの後作におすすめの野菜一覧】連作障害のある植えてはいけない野菜も紹介
2024/7/16
後作とは、野菜を収穫したあとの畑に植える次の野菜のことで、後作をする際は連作障害は起こらないのか考慮しなくてはなりません。今回は、オクラの後作について、相性のいい野菜を紹介します。
オクラの後作で植えてはいけない野菜

Photo by pechaさん@GreenSnap
オクラはアオイ科の植物なので、モロヘイヤなど同じアオイ科の野菜は後作に植えないようにしてください。また、ネコブセンチュウの被害にあいやすい人参や大根といった根菜類もオクラの後作には向いていません。
もしオクラを栽培した畑で根菜類を育てたい場合は、根っこなどオクラの残渣を残さないよう処理したあと、1〜数年間は期間をあける必要があります。
オクラの後作に相性がいい野菜
オクラの主な収穫時期は7〜9月頃なので、秋に栽培を始めることのできるアオイ科以外の野菜が後作に向いています。
玉ねぎ
玉ねぎはヒガンバナ科の野菜で、種まきは9〜10月初旬頃、苗の植え付けは11月中旬〜12月中旬頃 に行います。また、玉ねぎは根こぶ病の影響を受けにくく、栽培も簡単なためおすすめです。
ニラ
ニラもヒガンバナ科の野菜で、9〜10月頃に種まきと植え付けを行うことができます。ニラも病害虫に強くて丈夫で育てやすいほか、4〜5年ほど同じ場所で収穫ができるのが特徴です。
ソラマメ
ソラマメはマメ科の野菜で、一般的に10〜11月頃に種まきを行います。
サヤエンドウ
サヤエンドウはマメ科の野菜で、ソラマメと同じく10〜11月頃に種まきができます。
連作障害に注意してオクラの後作を考えよう!
オクラの後作には、ヒガンバナ科やマメ科の野菜に相性のよいものが多いですが、同じアオイ科や根菜類は連作障害を起こしやすいので植えないようにします。また、オクラを栽培したあとはネコブセンチュウの被害にあいやすいため、耐性のある野菜を選びましょう。ナス科やウリ科、ダイズなどはネコブセンチュウの被害が大きいので後作に避けた方がよいですね。