【11月に植える野菜】初心者もプランターで育てられるものを厳選
2025/8/28
11月は秋から冬への移り変わりの時期です。気温が下がり始め、日照時間も短くなってきますが、寒さに強い野菜を植えれば、冬を越して春先に収穫を楽しめます。
今回は、初心者でも育てやすい11月に植えるおすすめの野菜をご紹介します。
初心者もプランター栽培OK!11月に植える野菜一覧
11月に植える野菜は、寒さに強く、冬を越して春に収穫できるものが適しています。葉物野菜や根菜類、豆類などがおすすめです。
タマネギ
Photo by まるさん@GreenSnap
タマネギは寒さに強く、11月に苗を植え付けると翌年の5〜6月に収穫できます。苗の植え付け時期は10月下旬から12月上旬ごろが目安です。肥えた土を好むので、植え付け前に堆肥を入れて土づくりをしましょう。
ソラマメ
Photo by かぶれちゃんさん@GreenSnap
ソラマメは冬越しをして春に収穫する豆類です。11月ごろに苗を植えると、翌年の5〜6月に収穫できます。苗は本葉が2〜3枚の小さいものを選び、冬の寒さ対策として不織布をかぶせるのがおすすめです。大きく育てすぎると寒さに負けやすいので注意が必要です。
サヤエンドウ
Photo by OBASANさん@GreenSnap
サヤエンドウの種まき適期は10月中旬〜11月上旬です。この時期に種をまくと、翌年の4〜5月に収穫できます。寒さに強いですが、霜に当たると苗が傷むので、不織布などで防寒対策をしましょう。背丈が伸びてきたら支柱を立て、ひもで誘引するのがポイントです。
キャベツ
Photo by たまこさん@GreenSnap
キャベツは秋まきで育て、春に収穫するのが一般的です。秋まきにすると害虫の被害を受けにくくなります。11月中旬ごろに苗を植え付けると、翌年の4〜5月に収穫できます。追肥は2週間に1回程度、化成肥料を与えるのがおすすめです。
カブ
Photo by しろたまさん@GreenSnap
カブは春まきと秋まきの両方ができる根菜です。秋まきで育てると病害虫の被害が少なくて済むのが利点です。10月下旬から11月上旬ごろに種まきをすると、翌年の1〜3月にかけて収穫できます。プランターでも栽培可能ですが、寒さ対策としてトンネルをかけるとよいでしょう。
小松菜
Photo by まこみさん@GreenSnap
小松菜は真冬以外ならいつでも栽培できる野菜です。11月に種をまくと、約1ヶ月後に収穫できます。寒さに強い品種を選び、日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。プランターでも問題ありません。本葉が3〜4枚になったら化成肥料を追肥するのがおすすめです。
春菊
Photo by アンディさん@GreenSnap
春菊は冷涼な気候を好み、秋に種をまくと1〜2か月後から収穫できます。種まきの時期は9月上旬から10月中旬ごろですが、苗植えであれば11月上旬頃まで可能です。発芽には光が必要なので覆土はごく薄くし、間引きながら育てましょう。
ルッコラ
Photo by chiroさん@GreenSnap
ルッコラは生育が早く、秋に種をまくとおよそ1か月で収穫できる葉物野菜です。種まきの時期は9月上旬から10月下旬ごろが目安です。直播きが一般的ですが、11月上旬までなら苗植えもできます。発芽後は間引きをして株間を広げると葉が大きく育ちます。
11月に植える野菜は、寒くなりすぎる前に植えよう!
11月は気温が下がり始める時期なので、寒さ対策が重要になってきます。防寒シートやトンネル、不織布などで野菜を保温し、夜間の霜による被害を防ぎましょう。
また、近年は気候変動の影響もあり、同じ時期でも気温が年によって違うことも多いです。例年よりも寒くなるのが早い場合などは、これらの野菜を植えることがむずかしい場合もあります。その年の気候をよく観察し、家庭菜園を楽しみましょう。