ネモフィラは植えてはいけない?その理由や解決方法を徹底解説
2024/5/13
ネモフィラは、春〜初夏にかけて清楚な青い花を咲かせるハーブです。花びらに白い模様が入るのが特徴で、「ベビーブルーアイズ」の愛称でも親しまれています。そんなネモフィラですが、植えてはいけないと言われることもあります。
今回は、ネモフィラを植えてはいけないと言われる理由と、上手に育てるためのポイントを解説します。
ネモフィラを植えてはいけないといわれる理由は?

Photo by スイカズラさん@GreenSnap
ネモフィラの繁殖力が高く、勝手に増える
ネモフィラは一度にたくさんの種をつけて繁殖力が強く、こぼれ種で自然と増えていきます。また、種が小さいため、風に乗って飛ばされ、思わぬ場所で芽を出すこともあります。ネモフィラは外来種であるため、野生化してしまって、在来の植物や生態系に悪影響を及ぼさないように、十分に注意して管理しましょう。
ネモフィラの芽はひょろひょろで、よく倒れる
ネモフィラはひょろひょろと徒長しやすく、風雨にさらされたり、気温が高くなったりすると、簡単に倒れてしまいます。
ネモフィラの根は傷みやすい
横に広がって増えやすいネモフィラは、グランドカバーとして利用されることが多いですが、踏みつけられると根が傷んで枯れてしまいます。人通りの多い場所や、ほかの植物の手入れで株の近くを歩く必要がある場所にネモフィラを植えるのは避けた方がよいでしょう。
ネモフィラを上手に育てる方法
花がら摘みをして種をつけさせない
ネモフィラが種をつけて、勝手に増えないように、花が終わったら花がら摘みをしましょう。花がら摘みは株の過湿を防ぎ、灰色かび病などの病害虫の予防にもつながります。
支柱を立てて徒長を防ぐ
ネモフィラの倒れ防止には、支柱を立てるのが効果的です。ただし、グランドカバーなどで大量に植えている場合はひとつひとつ支柱を立てるのが大変なので、代わりにバークチップや小砂利を株元に敷いて支えることもできます。
また、肥料のやり過ぎや日照不足になると徒長の原因になるので、注意しましょう。
ネモフィラを植えてはいけないことはない!
ネモフィラは可憐な青い花が魅力的ですが、繁殖力が強いことや倒れやすい性質を持ちます。ただし、毒などの危険性があって植えてはいけないといけないといけないといけないといけないといわれている訳ではありません。
性質さえ理解していれば、ネモフィラを植えても全く問題ありません。今回紹介したポイントを抑えて、ネモフィラの魅力を存分に楽しんでくださいね。