【南天の花言葉】意味や由来は?どこに飾ると縁起がいい?
2024/6/14
南天は、日本や中国に自生し、冬につける真っ赤な実が特徴の植物です。古くから縁起のよい木として親しまれ、赤い実を活かした正月飾りや盆栽などで楽しまれています。
そんな南天には、赤い実にちなんだ暖かい花言葉や私たちと南天の関係を示すような花言葉がついています。今回は南天の花言葉やその由来、風水効果などをご紹介します。
南天の花言葉
Photo by チョウサンさん@GreenSnap
南天の花言葉は「私の愛は増すばかり」「機知に富む」「福をなす」「よい家庭」です。
「私の愛は増すばかり」という花言葉は、南天が白い花をつけたあと赤い実をつけ、愛情が高まっているように見えることからつけられたそうです。
また古くから南天は、「ナンテン」という音から「難を転じて福とする」といわれ、縁起のよい木とされており、そこから「福をなす」「よい家庭」という花言葉がつけられました。「機知に富む」という花言葉は、南天が私たちの生活のさまざまな場面で取り入れられてきたことが由来になったとされています。
このほか南天の白い実には、「つのる愛」「深すぎる愛」という花言葉がついています。
南天は縁起がいいの?悪いの?
南天は、風水においてもよい効果を発揮するとされています。「難を転じて福とする」ということから魔除けや盗難除け、火災除けに効果があり、「鬼門(北東)」や裏鬼門(南西)の方向に植えることで大吉となるようです。
また鬼門と裏鬼門に大木を植えるのは凶とされ、南天の木の大きさは1〜3mほどと、その点でも南天は鬼門や裏鬼門に植えるのに適した植物でしょう。
南天とはどんな花?
Photo by chokkoさん@GreenSnap
南天は、中国から平安時代に日本へ伝来したとされるメギ科ナンテン属の常緑低木です。中国では古来より、「南天燭」や「南天竹」と呼ばれており、日本名はこれが簡略化されたものです。南天の開花時期は6〜7月頃で、初夏にかわいらしい白い花を咲かせます。冬には、花言葉の由来にもなる真っ赤な実をつけ、鑑賞用として楽しまれます。
また古くから咳止めの生薬として利用され、そのほかお正月の切り花や生け花、おせち料理や赤飯、和菓子などの飾り物としても活用されています。
南天は縁起物なので花言葉を贈るにもぴったり♪
南天は、「難が転じる」からくる縁起のよい花言葉と愛情にちなんだ花言葉から、夫婦円満を願ったプレゼントや各種祝い事のギフトにもぴったりです。また赤い実が一般的なイメージですが、白い実の白南天や紅葉のきれいな品種など約40品種あります。
紅葉も美しく、冬の訪れも感じさせてくれる南天をぜひ花言葉と一緒に楽しんでみてくださいね。