【ムスカリの花言葉】意味や特徴は?プレゼントにおすすめのシーンは?
2023/8/10
青やピンクなどさまざまな花を房状につけるムスカリには、未来や恋愛にまつわる花言葉がたくさんついています。
今回は、ムスカリの花言葉をご紹介します。記事の後半では特徴やプレゼントにおすすめのお祝いシーンについて解説しているので、ぜひ最後までチェックしてください。
ムスカリの花言葉

Photo by あつこさん@GreenSnap
ムスカリの花言葉は「寛大な愛」「明るい未来」「夢にかける思い」「通じ合う心」です。
「寛大な愛」「明るい未来」は、寄せ植えにしてもほかの花を受け入れるやさしい印象が由来です。「明るい未来」「夢にかける思い」は、悲しみを乗り越え、立ち直るといった意味を込めてついたといわれています。
ムスカリの花言葉に怖い意味はある?
ポジティブな花言葉の多いムスカリですが、じつは国が変わると全く逆の悲しい花言葉がついています。とくに西洋を中心とした地域では、「絶望」「失望」「失意」「悲嘆」「憂鬱」とネガティブな言葉がついています。悲しいイメージをもつ花言葉が多いのは、西洋では青や紫を悲しい色としているためです。
17世紀頃のトルコでは、花に思いを託して思いを伝えるといった風習があったそうです。青系の色は気分が沈むことを示していたため、この風習にちなんでネガティブな花言葉がついたといわれています。
外国人の方へムスカリを贈るときは、花言葉の意味に注意する必要があります。あらぬ誤解を与えないよう、メッセージカードを添えるなどの工夫をするとよいでしょう。
ムスカリとはどんな花?
Photo by ふーちゃんさん@GreenSnap
ムスカリは、ユリ科(またはキジカクシ科)ムスカリ属に属する多年草の植物です。南アフリカや西南アジア、地中海沿岸を原産地とし、4~5月に開花を迎えます。花もちは10日前後で、青や紫のほか、白やピンクなどかわいらしい花をつけます。
草丈は15~20cmと低く誰でも育てやすいことから、ガーデニング用としても人気の高い植物です。ブドウの房を連想させる特徴にちなみ、「ブドウヒヤシンス」や「グレープヒヤシンス」といった別名があります。
ムスカリはお祝いのプレゼントにもおすすめ
房状の花をさかせるムスカリは、お祝いのプレゼントにもおすすめです。ここでは、とくにおすすめのお祝いシーンを2つご紹介します。
なお、西洋を中心とした地域では、青や紫の花に悲しい花言葉を連想させます。多国籍のご友人に青や紫のムスカリを贈るときは、誤解を与えないようメッセージカードを添えるほか、白やピンクのムスカリとあわせたブーケなどを選ぶよう配慮しましょう。
結婚記念日
ムスカリは結婚記念日のプレゼントにおすすめです。「通じ合う心」といった共通の花言葉がついているので、パートナーとの関係性をムスカリで表すことができるでしょう。
ムスカリの草丈は15~20cmと低いので、こぶりの花束にしたり、ブーケにアレンジしたりするのがおすすめです。色鮮やかなムスカリをプレゼントにして、すてきな思い出を残しましょう。
開業・開店祝い
ムスカリは開業・開店祝いのプレゼントにもおすすめです。「明るい未来」「夢にかける思い」といった花言葉をもつので、これからの未来がよりよいものであるよう、願いのこもったギフトになるでしょう。
なお、開業・開店祝いのプレゼントに植物を贈るときは、サイズや価格に注意しましょう。お祝いの気持ちを表現しようと、大きな物を贈ると迷惑になる場合があります。また、高価なものにこだわると、お返しに気を遣わせてしまいます。
身内の開業・開店祝いであれば5,000~8,000円から、親しい友人やお世話になった人であれば、10,000~20,000円の範囲で、飾りやすく世話のしやすいものを選びましょう。
ムスカリの花言葉を贈ろう♪
今回は、ムスカリの花言葉を中心に、特徴やプレゼントにおすすめのお祝いシーンをご紹介しました。お祝い用としても人気の高いムスカリですが、耐寒性が高くこぼれ種でも育つたくましさから、庭先や屋内でも育てやすい特徴があります。
ガーデニング初心者の方でも育てやすい植物なので、プランターや地植えなどで楽しんでみてください。