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【ヤマアジサイの種類一覧】人気品種の特徴を一挙にご紹介

2024/3/29

ヤマアジサイは、アジサイの仲間の中でも特に人気の高い種類です。繊細な花びらと野生的な雰囲気を併せ持ち、数多くの園芸品種が存在します。

ここでは、ヤマアジサイの特徴や魅力的な品種について詳しく紹介します。ヤマアジサイの美しさを堪能しながら、お気に入りの品種を見つけてみませんか?

ヤマアジサイにはどんな種類がある?

Photo by Mオレンジさん@GreenSnap

山紫陽花(ヤマアジサイ)は、日本の山野に自生する紫陽花の原種に近いアジサイです。大ぶりの花を咲かせる園芸品種のアジサイよりも小ぶりで、小さな花と光沢のない葉が特徴。野生種らしい素朴で優しい雰囲気が魅力です。

ヤマアジサイには、原種だけでなくさまざまな園芸品種があります。花色は白、青、ピンク、赤、紫など多彩で、一重咲きから八重咲きまで咲き方も豊富。通常の紫陽花は、土の酸度によって花色が変化しますが、ヤマアジサイの場合は花色が変わらないものが多いのが特徴です。

ここからは、人気のヤマアジサイ品種を12種類ピックアップしてご紹介します。

紅額(ベニガク)

「紅(ベニガク)」は、江戸時代から栽培されているほど古い品種で、咲き始めは白色ですが、次第に紅色に変化する美しい品種です。花色は土壌の酸度に影響されません。

乙女の舞(オトメノマイ)

「乙女の舞(オトメノマイ)」は、細長いピンクのガク片が重なり合い、華奢な中にも華やかさがある品種です。土の酸度によって、ピンクから紫がかった色合いに変化します。

富士の滝(フジノタキ)

富士の滝(フジノタキ)は、八重咲きの丸い花をつけるのが特徴で、花は小さいですがひとつの枝に沢山の蕾がつくのが特徴の品種です。真っ白な花を滝のように枝垂れさせて咲かせることから名付けられました。

藍姫(アイヒメ)

「藍姫(アイヒメ)」は、鮮やかな藍色の一重咲き品種。小さく青い花をたくさん咲かせ、ヤマアジサイらしい素朴な中に凛とした佇まいのある姿を見せます。花色のコントラストが美しく、人気の品種のひとつです。

七段花(シチダンカ)

ヤマアジサイ「七段花」は、花が枝先に向かって次々と咲き進む様子が七段飾りのように見えることから名付けられました。花は小ぶりですが、たくさんの花が密集して咲くのが特徴です。花色は淡いピンクから濃いピンクまで変化し、長い期間楽しめます。

天城甘茶(アマギアマチャ)

「青甘茶(アオアマチャ)」は、ヤマアジサイの変種であるアマチャの仲間で、葉を乾燥・発酵させるとお茶になります。甘味料としても使われる甘い味わいが特徴です。花は青色〜ほんのり青みがかかる品種。丸みのある装飾花がシンプルで可愛らしい印象です。

白富士(シロフジ)

「白富士(シロフジ)」は、静岡県愛鷹山産の純白八重咲き品種。装飾花のみで両性花がない珍しいタイプです。咲き始めは縁がかりますが、徐々に真っ白な花へと変化します。すっきりとした形の葉も美しい品種です。

丸子姫(マルコヒメ)

「丸子姫(マルコヒメ)」は、小型のテマリ咲きで、一重咲きでナデシコのような丸い花を持ち、青〜紫、桃色へと変色する花を持ちます。初夏から夏にかけて長期間花を楽しむことができる、人気のヤマアジサイ品種です。

瀬戸の夕紅(セトノユウベニ)

セトノユウベニは、花は大輪で、株も大きく成長します。咲き始めは赤みが強く、徐々に紫色に変化していくのが特徴です。湿気のある半日陰から明るい日陰を好み、水を多く必要とします。初夏から夏にかけて長く花を楽しむことができる品種です。

七変化(シチヘンゲ)

「七変化(シチヘンゲ)」は、土の酸度によって青からピンクまで七色に変化することから名付けられました。ヤマアジサイらしい楚々とした雰囲気が魅力的で、特に人気の高い品種です。よく似た品種に「藍姫(アイヒメ)」があり、区別が難しいとされています。

紅剣(ベニツルギ)

「紅剣(ベニツルギ)」は、薄いピンク色の花が可憐な印象の一重咲き品種です。外側の装飾花の色が少し濃いのがポイント。花も葉も小ぶりなのが特徴です。

清澄沢(キヨスミサワアジサイ)

「清澄沢(キヨスミサワアジサイ)」は、江戸時代からの古い品種で、千葉県の清澄山原産です。白い装飾花の縁に紅色のフチが入るのが特徴です。大型のヤマアジサイで、園芸品種の母種としてもよく使われています。

ヤマアジサイの種類は奥深い!お気に入りを見つけてみて!

ヤマアジサイには、原種だけでなく個性豊かな園芸品種がたくさんあります。白や青、ピンクなど色とりどりの花を咲かせ、一重咲きから八重咲きまで咲き方も様々。土の酸度で花色が変化するものもあり、育てる楽しみも広がります。ぜひお気に入りのヤマアジサイを見つけて、その魅力を存分に味わってみてくださいね。