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【朝顔の摘心方法】注意点をおさえて花つきUPを目指そう!

2024/5/13

朝顔は夏の風物詩として親しまれている美しい花ですが、立派に育てるにはちょっとしたコツが必要です。その中でもとくに重要なのが「摘心」という作業です。

今回は、朝顔の摘心について、そのタイミングと具体的なやり方をご紹介します。

朝顔の「摘心」とは?

Photo by sachikoさん@GreenSnap

摘心とは植物の成長をコントロールし、より多くの花や枝を生やすための剪定方法の一つ。朝顔は摘心をすることによって脇芽(つる)が分岐していき、花数が増えていきます。

もし摘心をしないで育てると、主軸が一本だけひょろひょろと伸びて、つるが伸びすぎただけの葉も花も少ないみすぼらしい朝顔になってしまいます。

朝顔といえば行燈仕立てにしたりグリーンカーテンして楽しみたいもの。摘心をしてボリュームたっぷりに育ててみましょう。

朝顔の摘心のタイミングは?

朝顔の摘心を行うベストなタイミングは、苗が本葉を8枚程度つけるようになった頃です。この時期に主軸の成長を止めて脇芽を伸ばすことで、植物を横方向へと成長させ、ボリュームのある見栄えの良い姿に仕立てることができます。

一度目の摘心の後、伸びてきた脇芽(つる)がある程度成長したら、その伸びた脇芽を再び摘心します。これを2~3回繰り返すことで、より多くの分岐点や脇芽が伸びていき、花の数が比例して増えていきますよ。

とはいえ、これは基本的な摘心のタイミング。仕立て方によって以下のタイミングがいい場合もあるので参考にしてみてください。

  • グリーンカーテン:伸ばしたい高さの3分の2まで伸びたころ
  • 行燈仕立て:リング支柱に全て主軸が巻きつき終わってから

朝顔の摘心をする前に知っておきたい注意点

朝顔の摘心は植物の成長に深く関わる作業であり、負担も大きいです。そのため、摘心をする前に健康状態をよくチェックしてから行うことが大切。

病害虫に冒されていたり、栄養状態が悪かったりする株に摘心を行うのは避けましょう。弱った植物の回復力は低下しているため、思わぬダメージを与えてしまう可能性があります。

朝顔の摘心方法!どこを切る?

摘心の方法自体は非常にシンプルです。主軸や脇芽の先端部分を、新しい葉のすぐ上あたりでハサミを使って切り取るだけ。あまり深く切り過ぎると植物に負担がかかるので、切る位置には注意が必要です。

朝顔の摘心をしてたくさん花を咲かせよう!

朝顔を丈夫に、美しく育てるために、ぜひ摘心を活用してみてください。植物の成長段階に合わせてタイミングよく行うことで、見応えのある立派な朝顔を育て上げることができるはずです。