【初心者向け】朝顔のグリーンカーテンの作り方!密でおしゃれにつくるコツ
2024/3/12
夏の暑さを自然に涼しくする朝顔のグリーンカーテン。朝顔自体育てるのは簡単ですが、グリーンカーテンにするとなると、ネットに密に這わしていくのにはコツがあります。
この記事では初心者でも簡単に密に朝顔のグリーンカーテンをつくる方法などをご紹介します。
朝顔のグリーンカーテンはうれしいメリットいっぱい!
Photo by なおやさん@GreenSnap
朝顔のグリーンカーテンはおしゃれなのはもちろんですが、実際に節電効果も期待できます。グリーンカーテンがあるのとないのとでは、最大10度ほど体感温度が変わるということもあるくらいなので、昨今の電気代値上がり時代を考えると大助かりですね。
癒しと節電の両方が叶う朝顔のグリーンカーテン、難しくはないのでぜひ挑戦してみましょう。
朝顔の種類と選び方!グリーンカーテン向きなのは?
朝顔には大きく、日本朝顔と西洋朝顔の2タイプがあります。
日本朝顔は全体的に葉や花が小ぶりで控えめな成長が特徴ですが、西洋朝顔は生育旺盛で葉も大きく、グリーンカーテンにぴったり。グリーンカーテンにするなら、とくに「ヘブンリーブルー」や「フライングソーサー」などの品種がおすすめです。
朝顔のグリーンカーテンをつくり始める時期
朝顔を種まきから育てるなら5月中旬から下旬が理想的です。苗から始める場合は6月が適期です。この時期に始めると、8月ごろにはびっしりと葉がつまったグリーンカーテンを楽しめるので、おしゃれかつ涼しく過ごすことができます。
朝顔のグリーンカーテンづくりで用意するもの
朝顔のグリーンカーテンをつくる範囲にもよりますが、掃き出し窓1枚分(高さ2m前後、幅90cm前後)の範囲で楽しむ場合、以下のものが必要です。- 朝顔の種(苗から始める場合は8株)
- 幅1mのマス目10cm四方ネット
- 360サイズのプランター2つ
- 草花用培養土
- 底穴ネット・底穴石
朝顔のグリーンカーテンの始め方
- プランターに鉢底ネット、鉢底石を底が見えない程度まで敷き詰める。
- プランターに9割ほど草花用培養土を入れる。
- プランター1つあたり4箇所、15cm間隔でN字のような配置になるよう、深さ2cmの植え穴をあける。
- 植え穴に2〜3粒の種をまいて土で埋め戻し、たっぷりと水やりをする。
- 本葉が伸びたら、1箇所につき1苗になるよう間引きする。
- ネットを張りプランターにも少し掛かるくらいまで伸ばす。
- 本葉から20cm以上伸びたらネットに誘引しはじめる。
ちなみに種まきから朝顔を育てる場合は発芽処理をしておくと、発芽率が上がります。発芽処理の方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
朝顔のグリーンカーテンを密につくるコツは?
摘心とネットへの誘引
朝顔のグリーンカーテンを密にするには、摘心とつるの誘引が大切です。
まずは摘心。どのくらいの高さのグリーンカーテンをつくるかにもよりますが、掃き出し窓サイズ(高さ2m)ほどにする場合、朝顔のツルが50cm伸びたタイミングでつるの先端を切り落としましょう。その後、上に伸びていたつるをそっと外して、ネットの網目に沿ってジグサグに誘引し直します。
摘心をするとどんどん脇芽が伸びて最盛期には1日で20cm以上伸びるときもあります。そのため、7〜8月は毎日誘引するようにしましょう。
水やりと肥料のタイミング
朝顔の水やりは土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るまでたっぷりと水を与えてください。肥料は本葉が2〜3枚になったら、週1回を目安に草花用の液体肥料を水やりのかわりに与えましょう。
暑さ、病害虫対策
朝顔を日当たりのいい場所で育てると、それだけプランターも日光を浴びて暑さで弱ることがあります。とくに地面がコンクリートの場合は気温以上に温度が上がるので要注意。できれば人工芝でもいいので地面にしくか、すのこを置いて少しでも通気性をあげましょう。
また、朝顔はアオムシやハダニに注意。見つけ次第、捕殺したりスプレーで対策していきましょう。
朝顔のグリーンカーテンでおしゃれガーデニングを楽しもう!
朝顔のグリーンカーテンは、夏を涼しく過ごすだけでなく、ガーデニングの楽しみも倍増させてくれます。節電にもなるのでこの夏はぜひ挑戦してみてください。