【ミセバヤの花言葉】怖い意味はある？花の特徴や名前の由来は？

多肉質の葉と小さなピンクの花を咲かせるミセバヤは、日本では古くから園芸植物として愛されてきたお花です。

この記事では、ミセバヤの花言葉やその特徴、由来について紹介します。

ミセバヤの花言葉とは？

Photo by らいおんさん@GreenSnap

ミセバヤの花言葉は「大切なあなた」「慎ましさ」です。

「大切なあなた」という花言葉は、高野山の僧侶が初めてミセバヤを見つけた際に、和歌の師匠であった冷泉為久に向けて「君に見せばや(君に見せたい)」という文を添えて贈ったことに由来しています。

「慎ましさ」という花言葉は、慎ましくも美しい花を咲かせる様子に由来しているとされています。

ミセバヤの花言葉には怖い意味がある？

ミセバヤの花言葉に怖い意味はありません。ミセバヤの花言葉は、前述の通りポジティブなメッセージを持っており、どちらかというと温かみのある、愛情深いメッセージが込められています。

ミセバヤとはどんな花？

ミセバヤは、ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草です。多肉質の丸い形の葉が特徴的で、秋になると慎ましくも美しいピンクの花を咲かせます。

古くは日本の自然の中でよく見られましたが、現在は自生地が減り、小豆島や奈良の山間や、谷間の岩場でしか見られません。

耐寒性・耐暑性に優れ、育てやすいことから、園芸店で流通するものは庭植えや鉢植えで楽しまれています。

ミセバヤは何月何日の誕生花？

ミセバヤは9月17日、10月15日、10月25日の誕生花です。

ミセバヤの名前の由来と意味は？

ミセバヤの名前の由来は、花言葉の「大切なあなた」に由来しており、大切なひとに見せたいという言葉(「見せばや」)が変化しただとされています。

また、ミセバヤは別名「タマノオ(玉の緒)」とも呼ばれます。この名前は、ミセバヤの花が玉のような特徴的な形状をしていることに由来しています。

ミセバヤの花言葉を贈ろう！

ミセバヤの花言葉には、愛情や尊敬、慎ましさといった深い意味が込められています。大切な人への贈り物として、ミセバヤを選んでみてはいかがでしょうか。その美しい花と共に、心温まるメッセージを伝えることができるでしょう。