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ミニバラの寿命はどれくらい?鉢植えを長持ちさせる方法とは?

2024/5/22

美しいミニバラの花もいつまで楽しむことができるのか、不安になることはないでしょうか。植物もほかの生物と同じく寿命があります。今回は、ミニバラの寿命やミニバラを長く楽しむためのコツを紹介します。

ミニバラの寿命はどれくらい?

ミニバラ

Photo by TENTENNさん@GreenSnap

ミニバラの寿命は、適切な環境で育てお手入れをしていれば、数十年以上と長生きします。花を咲かせた枝は3〜4年ほどで木質化し花がつかなくなりますが、株元から新しい枝(シュート)をだして花を咲かせ続けてくれます。

ミニバラの寿命を伸ばすコツ

日当たりと風通しのよい場所におく

ミニバラは日当たりのよい場所を好みます。半日陰でも育てることができますが、日当たりが少ないと十分な光合成ができず株が弱り、さらに風通しが悪いと過湿になりやすいため、病害虫の被害にあいやすくなります。

また、ミニバラは−5℃までの寒さに耐えることができるため、冬も基本的には屋外の日当たりと風通しのよい場所で管理し、0℃以下になる場合には室内に取り込むとよいです。ある程度の寒さに当てて、休眠させてあげることで、体力を蓄え春には元気に芽吹きます。

冬の剪定をする

剪定をすることで、木質化した株も新しく枝を伸ばして若返り、寿命を伸ばせます。古い枝や不要な枝を切り落とすことで、風通しをよくするほかに、枝数を減らして体力を温存しながら、新梢の成長を促すことができるからです。

ミニバラの剪定は年2回、6〜7月頃の初夏と11〜2月頃冬に行います。とくに冬の剪定は重要で、落葉後に株を半分ほどにする切り戻し剪定をします。この切り戻しをすることで株がリセットされ、春には多くの新芽を出し、花をたくさん咲かせる元気な株に育ちます。

寒肥を与える

剪定をしたあと、寒肥として完熟たい肥を与えることで、春の芽吹きがよくなります。このほか、開花前や開花後にも肥料を与えると元気に育ちます。

鉢植えのミニバラを長持ちさせる方法

鉢植えのミニバラもできるだけ日当たりと風通しのよい場所で育て、剪定や施肥のお手入れを欠かさずに行うことで、長持ちさせることができるでしょう。

鉢植えの特徴として、土が乾燥しやすく、肥料も流れやすくもちが悪いです。水切れや肥料切れに注意するとともに、マルチングをして土の乾燥を防止します。また、必ず毎年休眠期の11〜2月に、「鉢増し」または「用土替え」の植え替えをしましょう。

冬剪定をしてミニバラの寿命を伸ばそう!

ミニバラは、同じ枝には数年で花をつけなくなってしまうため、冬の休眠期もお手入れを欠かさず行い、春に勢いよく芽吹くシュートを増やしていくのが重要です。また、どんなに大事にしていても病害虫の被害などのトラブルがあるかもしれません。日頃からよく観察して、すぐに発見して、対処できるように努めましょう。

一年を通してこまめなお手入れが必要なミニバラですが、寿命が長ければ長いほど、努力の結晶と呼べるものになるでしょう。