sp logo
カート

キーワードで商品を探す

【オジギソウの育て方】種まき時期や室内での冬越しの仕方など

2023/8/18

オジギソウの基本情報

科・属 マメ科オジギソウ属
タイプ 一年草
種まき時期 5月下旬~6月上旬
開花時期 7月中旬〜9月
育てる環境 日当たりよく、水はけのよい場所で育てる
肥料 生育初期に緩効性肥料か液肥を与えるが、基本的に肥料を与える必要はない
冬越し 寒さに弱いため冬は室内に取り込む

オジギソウは、葉に触れると小さな葉がピタリと閉じていき、まるでお辞儀をするような姿になるユニークな植物です。花は小さくポンポンのような形をし、かわいいピンク色をしています。主に夏から秋にかけて花を咲かし、暖かいところを好む植物で、観賞用として庭園や花壇でよく使われます。

オジギソウの育て方

オジギソウ ピンク

Photo by 啓さん@GreenSnap

ここからは、オジギソウの育て方についてそれぞれ詳しく解説します。

日当たり

オジギソウは、日当たりのよい場所で育てることが好ましいです。直射日光を避けつつも、明るい場所が適しています。日陰でも育つこともありますが、充分な日光がないと葉が弱くなり、花が咲かない可能性があります。とくに春から秋にかけては、日光が豊富に入る場所で育てると最適です。

ただし、直射日光が強すぎる場合は午後の日差しを避けるなど、適切な管理が必要です。

土づくり

オジギソウは、水はけのよい土が適しています。水はけの悪い土壌では根腐れしやすいため、市販の草花用の培養土がおすすめですが、配合する場合は、赤玉土:7、腐葉土:3の割合で混ぜるとよいでしょう。

種まき・植え付け

オジギソウの種まきは、5月下旬〜6月上旬にかけて行います。日当たりのよい場所で土を耕し、均等に平らにして、種は表面にかるく散布し、薄く土をかけます。 植え付けは、苗を適切な時期に庭や鉢に植えます。穴を掘り、根を傷つけないように慎重に植え付け、周囲に土をしっかりとかため、水やりを行いましょう。

水やり

オジギソウは、基本的に乾燥気味の状態を好むため、過剰な水やりは避けましょう。土の表面が乾いてきたら、水を与えます。夏場は乾燥しやすく、水切れに注意が必要です。また、水はけの悪い土壌では根腐れの原因となるため、排水性のよい土を使用することも重要です。

肥料

オジギソウの肥料は、苗を育てるときに液体肥料を1~2回ほど与えます。堆肥料を与える際は、株元に均等に散布し、軽く土で覆うか、水で溶かすとよいです。過剰な肥料の使用は、茂りすぎた葉が発生する原因となることがあるため、適量を守ると安心です。

剪定・切り戻し

オジギソウは冬越しが難しいため、本格的な剪定は必要ありません。

夏越し・冬越し

夏越しの際は、適度な水やりと日陰での管理が重要です。とくに猛暑時は水切れに注意し、葉焼けを防ぐために日陰に移動することをおすすめします。またオジギソウは、寒さに弱い植物であるため沖縄では自生していますが、日本のほとんどの地域では冬には枯れてしまいます。そのため冬は室内に取り込み、日当たりのいい温かい場所で管理すると冬越しができる場合があります。

植え替え

オジギソウは、根を傷つける可能性があるため植え替えには向いていません。どうしても植え替えが必要な場合は、根が傷つかないように注意しながら、植物を取りはずし、根を優しくほぐします。株間を適切な間隔で配置し、根が風通しのよい環境を作るとよいです。

オジギソウの育て方でよくある質問

オジギソウ ピンク

Photo by ルーシーさん@GreenSnap

 

ここからは、オジギソウの育て方でよくある質問について解説します。

オジギソウはどこまで大きくなるの?

オジギソウの大きさは、品種や栽培環境によって異なりますが、一般的には高さが20〜60cm程度になります。葉の長さも10〜20cmほどで、幅は2〜5cmほどです。ただし、オジギソウが自生する野生の環境では、より大きくなることもあります。栽培時には適切なケアと管理が行われることで、健康的で美しい姿を保つことができます。

オジギソウが枯れる原因は?

オジギソウが枯れる原因は、過湿や過乾燥、病害虫や病気などが考えられます。オジギソウは湿度を好む植物であり、土が乾燥しすぎると根が乾燥して枯れてしまいます。また、過度な湿度にも弱いため、水やりのしすぎは植物が枯れることがあります。適切な水やり、十分な日陰、適度な湿度など適切な環境を整えることが重要です。

オジギソウの種の取り方は?

オジギソウの花が終わったあと、実が形成されるときが種を収穫する最適な時期です。収穫した実は、日影に干したり、室内で風通しのよい場所に置いて乾燥させましょう。実が完全に乾いたら、中から種を取り出すことができます。収穫した種は乾燥した状態で保管し、密閉容器に入れて冷暗所に保管します。

オジギソウの球根を植えて上手に育てよう!

オジギソウは、種からでも苗からでも栽培でき、初心者にも育てやすい植物です。夏の暑さにも負けず可愛い花を咲かせ、独特の動きは人気の理由の1つです。ぜひオジギソウの種や球根を植えて、花びらやその動きを楽しみましょう。