sp logo
カート

キーワードで商品を探す

ミモザとアカシアの違いを徹底解説!春の花を楽しむための基礎知識

2024/4/2

春になると、黄色い花を咲かせるミモザとアカシアが目を引きます。園芸店や花屋さんでは、ミモザの名前でアカシアが売られていることもあり、混同されがちですが、実は別の植物なのです。

この記事では、ミモザとアカシアの違いについて詳しく解説します。春の花を楽しむための基礎知識として、ぜひ参考にしてください。

ミモザとアカシアは同じ植物?

ミモザ アカシア 違い

Photo by かねーちゃんさん@GreenSnap

ミモザとアカシアはどちらもマメ科の植物ですが、実は分類される属が異なります。ミモザはオジギソウ属、アカシアはアカシア属に分類されます。

日本で通称「ミモザ」として販売されているものは、主に「ギンヨウアカシア」「フサアカシア」と呼ばれるアカシアの品種です。

ミモザとアカシアの見分け方

ミモザはオジギソウ属のため、葉に触れると閉じるという特徴があります。一方、アカシアの葉は、触っても閉じることはありません。

また、ミモザの葉は軸の中心から羽のように小さな葉がついているのが一般的ですが、アカシアの場合はミモザと同じく羽のようになっているものや、一重の物など形状がさまざまです。よく似た葉を持ちますが、歯の性質の違いによって種類を見分けることができます。

日本でよく販売されるアカシアの品種

ギンヨウアカシア(銀葉アカシア・ゴールデンミモザ)

日本で販売されるアカシアの中で最もポピュラーな品種です。樹高は3〜10mになります。切り花やアレンジメントにもよく用いられます。

ブルーブッシュ

アカシアの中でも人気の高い品種のひとです。他にはないシルバーがかった美しい葉が特徴で、シンボルツリーにもおすすめです。

パールアカシア

まん丸の花を咲かせることから名付けられた品種です。他にはない甘い香りがあるのが特徴で、狭い場所でも育てやすいコンパクトな品種です。

フサアカシア(「ミモザ」と呼ばれる)

アカシアの中で最も有名な品種です。開花時期が早く、枝が下に枝垂れるのが特徴。街路樹にもよく用いられ、国際女性デーに合わせて、ミモザの花を贈る習慣でも用いられます。

ミモザとアカシアを見分けよう!

日本では「ミモザ」という名前で流通している植物が、実はアカシアであることが多いのが特徴です。葉に触ったときの反応の有無は、見分けるポイントになります。園芸店や花屋さんで、ミモザやアカシアを見かけたら、これらの特徴を思い出して観察してみてくださいね。正しく見分けられるようになれば、ガーデニングや花選びがより楽しくなるはずです。