メロンの収穫時期はいつ?収穫のサインや保存方法なども合わせて紹介
2024/6/18
メロンは初夏〜夏にかけて旬を迎える人気の高級フルーツです。最近では品種改良が進み、家庭菜園でも栽培しやすい品種が増え、自宅の庭やプランターでメロンを栽培している方も多いのではないでしょうか。
今回は、メロンの収穫時期やおいしいメロンを見極めるポイント、収穫後の保存方法などを詳しく解説します。
メロンの収穫時期はいつ?

Photo by ruddyさん@GreenSnap
メロンの収穫時期は、7月下旬〜8月です。メロンの品種や栽培方法によって多少の違いはありますが、メロンの花が6月中旬〜下旬に開花し、人工授粉を行ってから50〜60日ほどが目安となります。この収穫の目安を覚えておけるように、人工授粉を行った日付を記録しておきましょう。また、ノーネット種は人工授粉から40〜50日が目安です。
メロンの収穫方法と収穫のサイン
メロンの収穫方法は、ハサミでツルを切って収穫をします。収穫適期となったメロンは着果している枝の葉が枯れ始め、ヘタ部分までネットが広がり全体が白っぽくなっています。また、香りが強くなる、果実を軽くたたくと低い音がする、つるからメロンが外れやすくなるというのも収穫のサインです。
早すぎる収穫は糖度不足につながり、遅すぎると果肉が水っぽくなるので収穫タイミングの見極めが重要になります。このほか、プランター栽培では、収穫の1週間前からプランターを回転させて果実に日光を均等にあてることで、メロンの色むらがなくなります。
収穫したあとのメロンの追熟方法

Photo by suwaさん@GreenSnap
収穫したメロンは、5〜7日ほど追熟させることで、果肉は柔らかくなり、香りと甘さが高まり食べごろとなります。追熟の方法は、5〜7日ほど25℃前後の風通しのよい日陰に置きます。
メロンの甘い果汁は下部に集まる性質があるので、置きっぱなしにせず定期的に上下左右を入れ替えるようにしましょう。そうすることで、全体が甘く美味しいメロンとなります。また、ツルが茶色く枯れてきている、お尻の部分が柔らかくなっている、全体が少し黄色みをおびていたら完熟のサインです。
メロンの収穫のタイミングを見極めよう!
メロンはとても美味しい果実ですが、その分収穫までこまめなお手入れが欠かせません。丹精を込めて育てたメロンをよりおいしく食べられるよう、収穫時期にはよく観察して、今回紹介した収穫のサインを見逃さないようにしましょう。また、収穫後はメロンを追熟させて、最高の味を堪能してくださいね。