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メロンの収穫時期は何月?タイミングの目安や完熟したかの見極め方

2025/6/22

メロンは初夏〜夏にかけて旬を迎える人気の高級フルーツです。最近では品種改良が進み、家庭菜園でも栽培しやすい品種が増え、自宅の庭やプランターでメロンを栽培している方も多いのではないでしょうか。

今回は、メロンの収穫時期やおいしいメロンを見極めるポイント、収穫後の保存方法などを詳しく解説します。

メロンの収穫時期は何月?

メロン

Photo by ruddyさん@GreenSnap

メロンの収穫時期は、7月下旬〜8月です。ただし、これはハウスを使用しない屋外栽培(露地栽培)で育てた場合の収穫時期です。

メロンの品種や栽培方法によって多少の違いがあるのでご注意ください。

品種名 収穫時期 特徴
アンデスメロン 7月中旬~8月上旬 安定した甘さで家庭菜園の定番。病気に強く育てやすい。
クインシーメロン 7月中旬~8月上旬 赤肉でさっぱりした甘さ。家庭菜園でも人気の品種。
肥後グリーン 7月中旬~8月中旬 糖度が高くジューシー。やや大玉で食味も良い。
アールスメロン(マスクメロン) 7月下旬~8月中旬

高級メロンの代表種で、糖度が高く、果肉もとろけるような食感。家庭での露地栽培には不向きで、主に温室栽培向けに開発されている。

アムスメロン 7月下旬~8月中旬 やわらかい果肉と穏やかな甘み。ネット系で見た目も良い。
タカミメロン 7月下旬~8月中旬 青肉でさっぱりした甘さと香り。バランスの取れた味わい。
プリンスメロン 7月上旬~7月下旬 ノーネット系で小ぶり。初心者にも育てやすい甘口品種。

メロンの収穫時期の目安はある?

メロンの収穫時期の目安は、人工授粉を行ってから50〜60日ほどが目安となります。メロンの花は6月中旬〜下旬に開花するため、この収穫の目安を覚えておけるように、人工授粉を行った日付を記録しておきましょう。

また、ノーネット種は人工授粉から40〜50日が目安です。

メロンの収穫のタイミングの見極め方

収穫適期となったメロンは、着果している枝の葉が枯れ始め、ヘタ部分までネットが広がり全体が白っぽくなっています。

また、香りが強くなる、果実を軽くたたくと低い音がする、つるからメロンが外れやすくなるというのも収穫のサインです。

見極めポイント 説明
ツルの様子 ツルがコルク状に茶色くなり、自然に枯れ始める頃
香り 甘い香りが果皮のつるの周辺から感じられるようになる頃
皮の色 つけ根の色が薄くなったら、やや黄みがかってきたら(マスクメロン、ノーネット種など)
おしりの弾力 果実の底(おしり)を押してほんのり柔らかければ食べごろが近い
ネットの張り具合 網目模様がはっきり盛り上がってくると完熟に近い

メロンの収穫方法

メロンの収穫方法は、ハサミでツルを切って収穫をします。

早すぎる収穫は糖度不足につながり、遅すぎると果肉が水っぽくなるので収穫タイミングの見極めが重要になります。

このほか、プランター栽培では、収穫の1週間前からプランターを回転させて果実に日光を均等にあてることで、メロンの色むらがなくなります。

メロンの収穫後は追熟させるべき?

メロン

Photo by suwaさん@GreenSnap

ネット系メロン(マスクメロンなど)は、収穫直後だと甘みが不十分なため、常温で3〜7日程度、風通しの良い日陰(25℃前後の場所)に置いて追熟させるといいでしょう。

追熟させることで果肉の糖度が高まり、香りも豊かになります。なお、ノーネット系メロン(プリンスメロン、アンデスメロンなど)は、追熟不要な場合もありえます。

ちなみに、メロンの甘い果汁は下部に集まる性質があるので、置きっぱなしにせず定期的に上下左右を入れ替えるようにしましょう。そうすることで、全体が甘く美味しいメロンとなります。

メロンが完熟したかどうかの見極め方

メロンはツルが茶色く枯れてきている、お尻の部分が柔らかくなっている、全体が少し黄色みをおびていたら完熟のサインです。

メロンの収穫時期やタイミングは品種でちがう!

メロンはとても美味しい果実ですが、その分収穫までこまめなお手入れが欠かせません。丹精を込めて育てたメロンをよりおいしく食べられるよう、収穫時期にはよく観察して、今回紹介した収穫のサインを見逃さないようにしましょう。また、収穫後はメロンを追熟させて、最高の味を堪能してくださいね。