【マリーゴールドの花言葉】怖い意味は?プレゼントに贈っても大丈夫?
2023/4/27
大正時代にコロンブスが日本に伝えた花のひとつでもあるマリーゴールドには、特徴にぴったりの花言葉がついています。今回はマリーゴールドの花言葉に合わせて、特徴やプレゼントにおすすめのお祝いシーンをご紹介します。
マリーゴールドの花言葉
マリーゴールドの花言葉は「可憐な愛情」「勇者」「健康」です。これらはギリシャ神話に登場する太陽神アポロンにちなんでいます。
「勇者」「健康」はアポロンのイメージを指しており、「可憐な愛情」はアポロンを思う一人の女性、クリスティの物語に由来します。どれも太陽の神と崇められたアポロンにちなみ、明るいものが多くあります。
マリーゴールドの種類ごとの花言葉
マリーゴールドにはさまざまな種類があり、それぞれに花言葉がついています。ここでは4種類のマリーゴールドについた花言葉をご紹介します。
レモンマリーゴールド
レモンマリーゴールドの花言葉は「愛情」です。花言葉について詳しい記載はありませんが、かわいらしい花の特徴によって、誰もが愛おしい気持ちになることにちなんだのかも知れませんね。
アフリカンマリーゴールド
アフリカンマリーゴールドの花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」です。これは原産地であるメキシコからアフリカ、スペインなど異なる環境に輸入しても、自生で生き抜いた生命力の強さにちなんでいます。
フレンチマリーゴールド
フレンチマリーゴールドの花言葉は「いつもそばに置いて」です。これは食用だった背景のほか、虫を撃退する力によって農家にも親しまれていたことにちなんでいます。
ストロベリーブロンド
ストロベリーブロンドには花言葉がついていません。そのため、マリーゴールドに共通する花言葉がついているといわれています。
マリーゴールドに怖い花言葉はある?
ポジティブな花言葉が多い印象のマリーゴールドですが、実は「下品な心」「絶望」「嫉妬」「悲嘆」「悲しみ」といった怖い花言葉がついています。これらはギリシャ神話にちなんでつけられており、太陽神アポロンを思う水の妖精クリスティと王女レウトコエの間で起きた悲しい物語が由来です。
どうしてもネガティブな花言葉が気になるのであれば、プレゼントを選ぶときは家族や親しいご友人までに留めておくか、お祝いの気持ちを一言書いたメッセージカードなどを添えると良いでしょう。
マリーゴールドの名前の由来
マリーゴールドの名前は、聖母マリアにちなんでいるといわれています。聖母マリアの祝日に見頃を迎えることから、「聖母マリアの黄金の花」と呼ばれ、いつしかマリーゴールドといった名前がついたそうです。
とはいえ、聖母マリアの祝日は一年に5~10回もあるそうです。時代を超えても多くの人に親しまれている理由は、マリーゴールドの丈夫さも含まれているのかも知れませんね。
マリーゴールドとはどんな花?
Photo by さとう なっく (Knack 555)さん@GreenSnap
マリーゴールドはキク科タゲテス属に属する一年草の植物です。メキシコや中央アメリカを原産とし、アフリカ系のものは「センジュギク(千寿菊)」、フレンチ系のものは「コウオウソウ(紅黄草)」といった別名がついています。
流通時期は通年で、プレゼントに選びやすい特徴があります。5~11月ごろまで花を楽しめるので、日本でもガーデニングとして多くの人に親しまれています。
マリーゴールドは各記念日のプレゼントにもおすすめ
マリーゴールドにはポジティブな花言葉がたくさんついています。太陽神アポロンをイメージした花言葉が多いので、記念日やお祝いなどのプレゼントにおすすめです。
なお、マリーゴールドの誕生花は6月5日と8月20日なので、6月、8月生まれの方の誕生日プレゼントにもおすすめです。
ただし、ネガティブな花言葉もあるので、親しい間柄の方へのプレゼントに留めるか、お祝いの気持ちを一言書いたメッセージカードなどを添えると、誤解のないプレゼントになりますよ。
マリーゴールドの花言葉を贈ろう♪
マリーゴールドはギリシャ神話にちなみ、ポジティブ・ネガティブ両方の花言葉がついています。花言葉の意味が気になるときは、マリーゴールドのほかに、バラやカーネーション、ハーブなどを取り入れたブーケや花束にアレンジすると、誤解のないギフトに仕上がるでしょう。